月見のお宿

文鳥と猫の話題。お勧めどおり、気軽な日記として使ってみる。

あの頃は・・その①

2004-10-28 | 猫と遊ぶ
何ヶ月もかけて、ようやく近隣に地域猫の必要性を理解してもらった頃のお話。


     保護して、1週間が過ぎた頃の写真。
     手前右、ちいこ。左は里親不適合により取り戻したアイ。うしろにシマちん。
     この3匹は、現在も月見の宿に住んでいる。

ちいこを保護し、地域猫活動がやっと始まった。
ボランティアさんが一斉捕獲のため下見に来てくれることになり、家の周りを掃除していたら、後でなにやら気配が。

振り返ると、超猫嫌いのお隣に、子猫が4匹折り重なっていた。
猫侵入防止の有刺鉄線に阻まれ、身動きが取れなくなっている。母猫の姿は見えない。
お隣に声をかけ、猫を取らせて下さいと頼んだら、大歓迎された。

ちいこと同じくらいの約1ヶ月の子猫達。
ケージに入れ、1日様子を見ていたが、餌も水も口にしない。
健康診断を兼ねて、病院へ連れて行った。
便からは、小石と草がたくさん出てきた。かなり衰弱している。母猫はどうしたんだ?

のちに聞いた話だが、近所の餌やりさんが亡くなり、約20匹の猫が路頭に迷ったそうだ。
母猫も、その1匹だったのだろう。
子猫をここまで育てたが、自分自身が飢餓状態になってどうしようもなかったのか。

3日間の入院で、みんな驚くほど元気になって退院した。
この時点で保護猫5匹。ここまでは、まだまだ余裕があったのだが・・・つづく。

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3 コメント

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なんやこれ? (piyo)
2004-10-28 21:27:15
獣医さんが猫の糞便検査をした時のお言葉です。

今でも頭から離れません。



チャーミングで素適なmatthew副会長!

写真削除しちゃったんですね。残念。

思い出しては、疲れたときの原動力にしていたのですけど^^



知らないところで、このような子猫が死んでいったかも知れないと思うと、とても悲しいです。

もっと早く、運動を始めていれば良かったと。

でも、この子達に出会えて良かったとも思っています。



副会長。あゆさんも黒猫振興会の入会手続きをしたそうですので、よろしくお願いします。



あゆさん。

石ころと草しか食べるものが無かったなんて、本当に可愛そうだよね。

世界中のみんなが猫好きだったら、こんなことは絶対無いのに。

過酷な生活の外猫たちには、せめてお腹一杯食べさせてやりたいと思っています。
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こんにちわ (あゆ)
2004-10-28 14:20:16
こねこには罪は無いのに。。。

お腹が空いていたんだね。

優しい人に保護されてよかったね。

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こんにちは (matthew)
2004-10-28 12:51:31
この記事を読んでPIYOさんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。



それにしても、子猫たちの便のなかから出てきたのは小石と草だっただなんて、考えただけでも、辛いですねぇ。 



いやー、本当にPIYOさんに保護されてよかったです。ありがとう!!
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