月見のお宿

文鳥と猫の話題。お勧めどおり、気軽な日記として使ってみる。

3頭目の事故猫

2014-02-20 | 猫と遊ぶ
夜9時半ごろ。
ピピ、ペペの元親さんから電話がある。

家の裏で大きな声で猫が鳴いていて、見に行ったら、うちの猫やった。
どうも、車に跳ねられた様子で、口が血だらけ、歩かれへん。

また事故
獣医さんに連絡してみるので、ちょっと待ってて

ここの院長、自宅は別なのだが、緊急時は近くのアパートに寝泊まりされるそうで、
出来る限りの対応をしていただけるのでありがたい。
10分ほどで病院に戻れるから、連れて来てくださいと言われる。

猫を預かり、救急搬送。

もう1人の先生とスタッフは当然不在で、助手は私 ^^;
診察の保定からレントゲンのお手伝い。ちょいと緊張。

目視で、下顎の骨折、レントゲンで骨盤骨折を確認。
大怪我だ。



痛み止めと抗生剤投与で、緊急入院。
詳しい検査は翌日となった。

再検査の結果、内臓には問題ない。
しかし、下顎骨折整復手術はここで出来るが、骨盤は3D構築画像が必要。
和歌山での手術になると。



金額は、下顎8万、骨盤は20万位。

このままでは、ご飯が食べられないので、顎は必ず手術しなければならない。
骨盤も治してやってほしいが・・・
飼い主さんはどうするだろう?

総額28万の見積書とレントゲン写真を持って、訪問した。

提示した金額を見て、5秒ほど考え、

わかった。出すよ。

ほんとに?
ありがとう

自分の事のように嬉しかった。

でも、今後こんなことにお金を使うより、完全室内飼いしてやってよ。

それがな~。ほんまに無理なんや。

いろいろ事情があるらしいが、この場所は事故が多すぎる。


2月25日、下顎の手術。27日に骨盤整復術。



3D構築画像で見たら、レントゲンでわからなかった骨折もあって、
手術しなかったら、反対側も折れてしまう可能性が大きかったと。

危ないところだった。

顎はワイヤーで固定、自力で食べられるようになれば、腰の抜糸まで自宅で安静に。
でも、出入り自由の飼い方では無理。

3月7日、お宿に引っ越ししてきた。



名前はポン太。
ピピとペペとは親が違うらしく、兄弟ではない。
でも、ビビりな性格は、ぺぺに似ている。

3月19日、安静期間が過ぎ、抜糸も終えて、無罪放免。
5月19日、顎のワイヤーを取り外し、完治となった。

 

もう、事故らないでよ。
車が怖いと学習してたら良いけど。

私が来たら捕まるとは、学習したみたいだけどね


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