Life in San Francisco

Welcome!
サンフランシスコ在住のフローラルデザイナーです。
www.pbase.com/gatolisto

In the memory of Matthew (日本語)

2008-10-24 05:05:15 | MISCELLANEOUS
English follows Japanese
ケビン、デイルからの書込みです。
悲報について皆さんに真摯にお伝えします。




友人、家族、そして”Life in San Francisco”を大切に思ってくださる皆さんへ。
私たちは花と愛がある、この世界でつながっています。マシュウの言葉と写真と彼の語ったストーリーを胸に。

かつてない悲しい書込みをします。計り知れない悲しみとやりきれない思いですが、伝えなければなりません。去る2008年7月5日、マシュウがこの世を去りました。
彼は亡くなりました。

これを読むすべての皆さん、このブログやここでの繋り、語り合った言葉や皆さんの愛こそマシュウの人生にとってかけがえのないものだったということを覚えていてください。
目を閉じれば、写真や手紙、花など心のこもったメッセージを受け取って幸せに笑うマシュウが見えます。ソファーに座って、チッピーと家で、ベランダで、食卓で、すべてのメッセージを嬉しそうに読んでいました。皆さんの言葉はいつも励ましと理解に溢れていました。

マシュウがここに綴った言葉、掲載されている写真、花、他作品、思いやりや繋りに皆さんからのコメント、その返事。”Life in San Francisco”という完ぺきな集大成には比べようもなく、私からマシュウに捧げる言葉も見つかりません。ひとつひとつの書き込みに、マシュウは人生を注いでいました。

しかし、このブログでは語られなかったマシュウの希望や夢、人生について語ろうと思います。知る人はいないかもしれませんが、繊細かつ類まれな才能を持つ“フラワーボーイ”マシュウは43年前、東京のある芸術一家に生まれました。

かつてマシュウが話してくれたことがあります。自分がどのようにして自然の美やその言葉を理解するようになったか。どれだけ新しい蕾がその密やかな美しさで世界にぬくもりをもたらすかということを。

1960年代後半のこと、マシュウはまだ子どもです。東京で彼の祖父は戦前から開業医をしていました。海外留学をしていた彼は幼い孫を開眼させ、その心を異文化へと導きます。また、ただひとりの美しい自分として生まれたことに感謝しなさいと教えます。

大人になると、マシュウはその愛する祖父の手入れの行き届いた庭を思い出します。そこには、幼いころから心を捕らえて止まないもみじの木がありました。

日本のもみじは実に遅々として成長します。マシュウはいつも、もみじの木は年に1~2インチ(約2.5~5cm)も育たないのだと話していました。そのわずかな成長は余程の観察眼がなければほとんど誰も気が付きません。2人の熱心な観察者、マシュウと彼の祖父がそうです。

日本中がまばゆいような赤、燃えるオレンジ色で秋の到来を祝う間、マシュウと彼の祖父とは1本の木に思いを巡らせ、希望とともに、その中の新芽は緑になってそのうちしっかりとした赤ワイン色の樹木へ茂ると感じ取ります。

マシュウにとっては大人になっても祖父の教えはいつも共にあるものです。人間が非情なまでに美しい木を切り落として、嘆くときも。その繊細でいたわりに満ちた両手に猫を抱くときも、トケイソウのつぼみ、そしてボロボロのポップコーンを手にするときも、彼と共にあって微笑みかけます。

フラワーデザイナーとしてのマシュウは、アレンジしてから数日後に全盛を迎えるよう花を選びます。芸術家としてマシュウは、花瓶の中その茎がずっと長い間伸びていけるよう配慮します。人として、アレンジの中で花がまだ咲いていないという幸せを有難く感じます。徐々に変わっていく花のようすを皆に味わってもらえるだろうことに感謝して。ほんの一瞬見る人ですら、まだ見ぬ成長を秘めたその愛と希望のメッセージを感じ取ることでしょう。

少し前、オークランド市のハリソン通りにあるビルの警備員と少し前にかわした会話が思い出されます。マシュウは毎週ロビーの花をアレンジしていました。その警備員は過剰なコンクリートに囲まれて美しい自然がほとんどないような都市部で生まれ育ったといいます。彼は毎週、私の来訪をいつも快く迎えてくれました。そして、新しい蕾や曲がった茎、そして完璧なかたちに垂れている葉を指差して、「誓って言うけど、こういうの昨日までは無かったんだ。」と、笑いながら主張するのです。

「月曜から金曜まで毎日この作品を見てるのに、まだなんだよ、金曜が来てサヨナラって時が来てるのに、まだ最後まで、見られるはずのものを見てない。いったい彼はどうやってるんだ?」

いったい彼はどうやっているのか。90年代半ばのこと、マシュウと長年のパートナーであるデイルは東京からサンフランシスコへ転居しようとしていました。ファッションとビジネスで華やかな経歴を得た後で、マシュウは何か新しいことをする時期だと感じます。もしかすると、あの庭で祖父から学んだことにあやかろうと考えたのかもしれません。

気持の上で、新たな人生が何かは決まっていました。花です。

マシュウが花を手にすると、それは真っ直ぐ彼の心に語りかけます。“花の言葉”で。

花と話す魔法。聴こえてくるのです。花がこの世界に咲き誇ろうとしている囁きが。何を望んでいるか、どう育てられたいか、何を言わんとしているかを信じることです。

このブログはマシュウの花に溢れています。王や王妃のためにアレンジした花。歌手のため、企業に、教会や学校の子供たちへ、教師へ、看護婦の方へ、近所の人々へ、そして私のため。結婚式はじめユダヤ教の成人祝福式バルミツヴァ、卒業舞踏会プロム、その他数々のお披露目パーティーに赤ちゃん誕生を祝うベビーシャワーから法事まで。マシュウが自身で数えてみると、自分のアレンジした花で喜んでもらった人数は100万人を越えていました。

マシュウが人生を捧げたほとんど誰も気が付くことのない儚い人類の樹の新芽に、若枝に、喜びの調べに共に希望を抱いてください。この儚い若枝がしっかりとした樹木の愛すべき枝となって、皆で登ったり、立ったり、ぶら下がったりできるようになると祈ってください。世界の重さに耐えられるほど大きな枝に。世界中の愛。

そしてマシュウは生涯、人として愛を全うしました。彼が花の水彩画を描く新しい’boy’に出会った証人でいてください。共に花と語らい、その言葉に耳を傾ける。花は確かに答え、幸せなふたりに、無限に花開くことのできる大地を与えてくれました。

’boy’は私です。多くの花の前や庭、通りや彼の働いたフラワーショップに、そして水彩具の色の中にマシュウとケビンは心をつなぐ言葉を見つけたのです。

ドロレスパークやノエ通り、オーシャンビーチやブラックサンズビーチで、花の声なき歌声に心を合わせます。私たちは通り過ぎる全ての花に心慎ましやかに成らざるを得ません。ハワイで出会ったヘリコニア、カストロ地区のプロテア、メリット湖のプラムの咲き初めのようす全ての神秘な姿に立ち止まりました。

花の詩は歌となり、その歌は私たちふたりの心と愛を込めて、世界の希望と光とともに紡がれます。

しかし、庭の外では花々は風に飛ばされ、車に轢かれます。木々は切り落とされます。地面は人と人、国と国を分けるため、柵を設けるために掘り起こされます。

私には皆さんの悲しみや怒り、そして戸惑いなど壮大で尊い嘆きを静めるために何もできません。何故こんなことが起きたのか。なぜこんな美しいことが誤るのか。どんな怪物が美しい花や庭を脅かし、私たちの愛する”フラワーボーイ”を苦しめたのか。誰が必要な時間をゆがめてしまったのか。いったい何故、こんな幸せが死へと変わったのか。

私の願いは、きっとマシュウも、皆さんが楽しく、幸せで、愛情豊かに、平穏に、そしてここで分かち合った素晴らしい繋がりを保っていくことです。
マシュウの教えてくれたこと、熱い思い、そしてマシュウの花は私たちみんなの心の中で生きています。
マシュウの夢は、私たちみんなのキッチンで、庭で、窓際で成長しながら、永遠に世界中に愛を生み出し、その記憶を大切にしながら何度も花開きます。

どうか私と共にマシュウの小さな若芽が丈夫な枝葉になると願い、祈り、そして希望を持ってください。


-ケビン・ウッドソン





PLEASE WRITE YOUR OWN THOUGHTS:
想いを、考えたことを記してください。

是非、ここにあなたのコメントや思い出、花にまつわる話、希望、怒り、悲しみ、嘆きも書き込んでください。互いに意見し合って、花瓶には好きな花を飾り、新しい友達にはおいしい料理を振る舞い、皆さんのブログにリンクを貼ってください。どうか、この悲しくてたまらない書き込みを知らせ合って、約4年間マシュウが私たちに与えてくれた無償の愛も届けてください。

このブログは当分の間、ここにあけておきます。愛すべきマシュウがいた記憶の証として。Life In San Franciscoは皆さんや、花や愛する人のものであり、そして私たちの一番幸せな思い出の場所です。



AN OFFER:
申し出

みなさんご存知のように私は何百枚もの花の絵をマシュウのために描きました。ご存知のように、私がマシュウに送ったラブレターの「絵葉書き」です。ここにも多くを載せましたが、私はほぼ毎日、マシュウのため描き続けました。

マシュウのことを覚えていたいと願うどんな方にも何か出来ればと思います。
この花の絵葉書をこのブログを読んでくれた方やLife In San Franciscoにいらした方々に贈ることができれば幸いです。

遠慮やためらったりしないでください。
マシュウは自分のための絵がみなさんの家や教会、神社かもしれませんが、庭などに、またはあなたが大切に思う誰かにあげたりして生かされるのをきっと喜んだと思います。

花の絵葉書を欲しいと思ってくださる方々へ

● 封筒に自分の宛先を記入した返信用封筒をご同封の上、ケビンまで送ってください
 
送り先)
Kevin Woodson
484 Lakepark #73
Oakland, CA
94610
USA

● ご自分の宛先を書いた返信用の封筒は絵葉書が十分に入るサイズ(最小 1辺が約11cm×13cm以上)をご用意ください
● 絵葉書は原画ですので、適した丈夫な封筒でお願いします
● 郵便為替などで送料を支払ってくださることは有難いですが、もちろん無くても構いません
● ご質問があれば私までご連絡ください。 kwoodson@kevinwoodson.com
 

困ってしまいますので、この住所に贈り物など送ったりしないでください。個人的な思い出の品もやめてください。マシュウの思い出は私たちみんなのために是非ここで語ってください。



WHAT TO EXPECT
これからのこと

デイル、チッピー、マシュウの家族、サンフランシスコの友人、そして私は恐ろしく過ぎていく毎日に悲しみを重ねつらく苦しんでいます。しかし、私たちは大丈夫です。マシュウを想い、またマシュウは私たちを想っているのだと信じることに、安らぎを見出しました。

マシュウのEメール matthewsfca@goo.jp は、常時チェックされていませんので、
ここからの返事はいたしません。

私たちはここに書き込みが集まるのを楽しみにしています。そして同様にお互い安らぎが見出せれば幸いです。みなさんのブログへと繋がり、その書き込みを、哀惜の念なら殊更、読むことができるのを心待ちにしています。

マシュウの愛するもの、このコミュニティ、そして世界中にある花が私たちの心をひとつに束ね、いつでもそういられる世界なのだと教えてくれるでしょう。
幸せ、思いやり、そしてあの何よりも静かな囁きに感動と喜びを持って耳を傾ける世界なのだと。




A NOTE FROM DALE:
デイルの言葉

マシュウの家族やケビンと共に彼の死を悼むということは、人生最大の悲劇です。

何と言えば良いのか。腰を落ち着け、そのことを考えるだけで、マシュウの人生を綴った何冊もの本が書けるほどです。どうやって彼と知り合ったかや共に歩んだ人生がどんなだったか、彼が私やみんなにどれだけの喜びや素晴らしいことをもたらしてくれたか、そしてどれだけの無償の支えと愛を私に注いでくれたか。

出会ったときのことを今でも覚えています。どんな部屋で私はどこに座り、どこから彼が私の方へ近付いてきたかを鮮明に思い起こすことができます。
私もマシュウも出会ったその場所に行く予定はありませんでした。私はちょうど退院して間もない頃でした。彼は友人にも始めそこへいく予定じゃなかったと言っていました。けれども、彼も私もちょうどその場所へ出かけたのです。
この空間と時間で織り成す布のほんのひとつの皺の中で、私たちの道は交わり、マシュウと私の人生は絡まったのです。

マシュウは私の初恋の人です。かつて私たちは若く無知でした。世界は自分たちを待ち望み、自分たちはその世界へ漕ぎ出だすのだと思っていました。世界が開けたとき、私たちは同じものを同じときに見て、経験しました。芯の感性の部分で私たちは互いの人生を共有していました。

私たちは一緒にグアムや韓国、タイへ旅行に行きました。またアフリカのモーリシャスやケニア、タンザニアへも行きました。真っ黒いアフリカの夜空の下、天の川が地平線の端から端まで、文字通り川となって流れているのを目にしました。一晩中、アフリカの野生動物の鳴き声が賑やかに、時に優しく私たちの周りで語り合っていました。ひょっとすると、このときこそ私の人生で一番崇高のときであり続けるかもしれません。そのときをマシュウと共有したことに感謝の気持ちが溢れます。

私たちは渡米の際、サンフランシスコに落ち着くことは妥協案でした。
私はアメリカに帰りたかった。マシュウはサンフランシスコに住むならと同意しました。そして移ってみると、この街には絶対的な魔力がありました。サンフランシスコにはきっと、他の町で感じる圧迫感からは自由な、「自分」が本当に「自分」でいられるよう勇気を与える何かがあります。私たち両方ともがその魔力を感じました。
この場所を教えてくれた彼に感謝しています。彼がいなければ、私はこんな場所だとは想像しなかったでしょう。

マシュウほど心から信頼できた人は世の中にいません。私が分かっているのは、彼は何があろうと私を愛す位本当に惜しみなく無償の愛と援助を与える人だということです。そういう心の美しい人でした。

LiSFを通し、皆さんもマシュウの人間性と愛を知るようになってくださればと思います。そして心のどこかに彼の精神も抱いていこうと思ってくだされば幸いです。
私には彼が私のところに訪れたことが分かります。
私にはその彼の美しい人間性と愛を感じることができます。
もし、皆さんも心を開いたなら、きっと同じように感じることができると信じています。


-デイル・バーンズ

In the memory of Matthew( English) - From Kevin

2008-10-24 04:59:36 | MISCELLANEOUS
(Original Message in English 1 of 3)

Friends, family, and everyone who cherishes Life in San Francisco. We are all connected in this World of flowers and love. We all hold Matthew’s words, images, and stories here as sacred.

I write this, the saddest entry of any I have ever typed. It is with immeasurable sorrow and regret that I have to tell you that, on July 5, 2008, Matthew passed from this world. Matthew is dead.

For all of you reading this, please know that this blog, this community, your comments, and your love have been one of the most important parts of Matthew’s life. I close my eyes and see him smile to receive so much love in each message you send him, in words, pictures, letters, and flowers. I see the joy with which he reads every one of your comments, sitting in the couch, with Chippy at home, on the balcony, or at the kitchen table. Your comments are always full of encouragement and understanding.

I can write no eulogy for Matthew that would compare to this complete online collection of writings, photos, flowers, art, love, caring, connections, comments, responses to Life in San Francisco. Entry after entry, Matthew gave his whole life to each one of us.

But that is not to say that the pages of this blog can begin to describe Mathew’s hopes, dreams and life. I think no single person can ever know the complex, magnificent, Flower Boy, born into a family of artists in Tokyo, 43 years ago.

I hear Matthew telling the story of how he learned to understand the beauty of nature and speak its language. How the whispering beauty of a new bud could bring such comfort to the world.

It is the late 1960s, and Matthew is a child in Tokyo. His grandfather has practiced medicine in this city since before the War. Trained overseas, he opens his young grandson’s eyes and heart to new cultures. He teaches Matthew an appreciation for the simple beauty of humanity.

As an adult, Matthew remembers his beloved grandfather’s beautiful garden. In that garden, the thing that most fascinates young Matthew is his grandfather’s Japanese maple tree.

The Japanese maple grows very slowly. Matthew loves to tell me how it does not grow more than an inch or two a year. Its subtle changes are hardly noticeable to any but the most observant. Two dedicated observers are Matthew and his grandfather.

While all of Japan celebrates the dramatic and spectacular reds and fiery oranges that herald the coming of autumn, Matthew and his grandfather meditate on a single tree and find hope and meaning contained in a single new shoot that transforms the green of possibility to the burgundy woodiness of stability.

For Matthew, this lesson in Shinto stays with him as an adult. It is with him when he cries in sympathy for the beautiful trees humans so carelessly cut down. Hold a kitten, a passionflower’s bud, or a fragile peppercorn, in his delicate and deliberate hands, and be with him and smile.

As a floral designer, Matthew selects flowers that unfold and burst into life for days and days after an arrangement has left his hands. As an artist, he considers the stems that will grow and elongate in the vase over time. As a human, he is thankful for the happiness yet to bloom in a new creation. He is thankful for the happiness these subtle changes in his flowers will bring to everyone who experiences them. Even those people who only experience his arrangements in brief glimpses will be touched by the unseen, evolving, hidden message of love and hope.

I recall a recent conversation with a guard at 1999 Harrison in Oakland, the site of one of Matthew’s weekly displays. The guard is probably not a high school graduate. He has grown up in an urban environment, surrounded by excessive concrete and precious little nature. Yet, on my weekly trips, the guard always greets me. He points out new buds, a new bend in a stem, a perfectly-drooping leaf. “I swear this wasn’t here yesterday,” he exclaims, pointing, smiling.

“I sit with this arrangement every day, from Monday through Friday, and still, when Friday comes and I say goodbye to it, I haven’t seen all there is to see. How does he do it?”

How does he do it? It is the mid-nineties, and Matthew and his long-term partner, Dale, are relocating from Tokyo to San Francisco. After a successful career in fashion and business, Matthew senses that it is time for something new. Maybe, he thinks, there is something new he can learn that will respect his grandfather’s lessons in the garden.

In his heart, he knows what his new life is. It is flowers.

He picks up a flower, and it speaks directly to his heart. The language of flowers.

The magic of talking to flowers. It is listening. Believing in their whispers, and delighting in their desire to bloom fully in this world. Believing in what the flowers want to do, how they want to grow, what they want to say.

And this blog is full of Matthew’s flowers. Flowers for kings and queens. Singers, businesses, churches, schoolchildren, schoolteachers, nurses, your neighbors and mine. Our weddings, our Bar Mitzvahs, our proms and coming out parties. Baby showers and funerals. Matthew himself calculated that, with his flowers alone, he had made well over a million people happy.

Join me in hoping that the chorus of joy he has brought to life is a new shoot, a subtle green twig, barely noticeable on the fragile tree of humanity. Pray with Matthew and me that this fragile twig turns into solid wood, a branch of love and beauty that we can all climb on, stand on, and swing from. A branch big enough to bear the weight of the world. The love of the world.

And Matthew experience human love fully in his life. Please be with me as he meets a new boy, one who paints flowers with water. Together they talk to the flowers, and together they listen for the answers. And the flowers do answer and give these lucky boys an endlessly blooming field of possibilities.

That boy is me. In the presence of flowers, in the garden, in the street, in Montclair Florist, in liquid color, Matthew and Kevin find a language that bridges our hearts.

We join the flower’s silent singing in Dolores Park, along Noe St., at Ocean Beach and Black Sands Beach. We never cease to be humbled by each flower we pass by. We stop to wonder at a Heliconia in Hawaii, at a Protea in the Castro, and the first plum blossoms of Lake Merritt.

The verse of the flowers is a song, and the song is sung in harmony by two hopeful souls, in love, conscious of all the hope and light in the world together.

But, outside the garden, flowers are torn apart in the wind. Run over by cars. Trees are cut down. Fields are dug up to make room for the fences that divide people, separate nations. Love, families change. The language of hurried discussions, and “you should,” and argumentative voices blots our ears and renders us incapable of hearing the flowers’ silence.

There is nothing I can give you to mitigate the enormous and awesome cry of your sorrow, anger, and confusion. How could this happen? How could something so beautiful go wrong? What kind of monster could have hijacked the flowers and haunted the garden, gnawing away at the Flower Boy we all love so much? Who we turn to in our times of need? How on Earth could so much happiness turn to death?

My hope, and possibly Matthew’s too, is that everyone here can maintain some of the joy and happiness, some of the love, some of the silence and the awe of this connection we all share. That Matthew’s lessons, Matthew’s passion, Matthew’s flowers can live on in all our hearts. That Matthew’s dreams can bloom again and again, growing in all of our kitchens, gardens, and windowsills, and forever create love in the world, and respect for Matthew’s memory.

Please, wish, pray, hope with me that this tiny shoot of Matthew’s becomes a firm and solid branch.

- Kevin Woodson

In the memory of Matthew(English) - An Offer

2008-10-24 04:57:35 | MISCELLANEOUS
( Original Message in English 2 of 3)


PLEASE WRITE YOUR OWN THOUGHTS:


And now, please join me in writing your comments; your memories, a good story about flowers, hope, anger, despair and grief. Please comment on each other’s comments, arrange your favorite flowers in a vase, cook a wonderful meal for a new friend, and post links to each other’s blogs here. Please, use this sad, sad entry to reach out to each other and give the love that Matthew gave us all so selflessly for almost four years.

This blog will stay up for the time being, and serve as our memory of where all this love was born. Life in San Francisco is yours, it is for the flowers, and for lovers, and for our happiest memories.


AN OFFER:


As many of you know, I have painted hundreds of flowers for Matthew. Many of you know these as the ‘postcards’ of ‘love letters’ I sent to him, almost on a daily basis. Many are posted here.

I would like to help everyone who wishes to remember Matthew. I would like to send a flower painting to everyone who has read this blog and been a part of Life in San Francisco.

Do not be shy. Do not hesitate. Matthew would want these personal paintings to live on in your homes, or in a church, or maybe you will place one in a shrine, in a garden, or give it to someone you hope to love yourself

INSTRUCTIONS: To everyone who wants one of these flowers:

• Please send a self-addressed envelope to:

Kevin Woodson
484 Lakepark #73
Oakland, CA
94610
USA

• The self-addressed envelope should be large enough for a flower painting (4x5 to 6x12 inches)

• Your envelope should be sturdy enough for me to ship original artwork in it

• A money order to cover postage would be appreciated, but is not necessary

• Please contact me with any questions: kwoodson@kevinwoodson.com


Please don’t send gifts; we are overwhelmed. Please don’t send personal memories; post your stories here for all of us.


WHAT TO EXPECT

Dale, Chippy, the Mathew’s family, all of his friends in San Francisco, and I suffer new sorrow from this terrible passing every day. But we will be OK. We’ve found comfort in each other’s love for Matthew, and Matthew’s love for all of us.

Matthew’s old email address, matthewsfca@goo.jp, will not be checked regularly, and emails there will no longer receive responses.

We look forward to reading your posts here, and to you all comforting each other in the same way. We look forward to following links to your own blogs and reading your own posts, especially of any tributes you create and share.

May the love of Matthew, this community, and the flowers of the world bind our hearts and always remind us of the world that is possible. A world of happiness, consideration, and listening to the slightest, most silent voices with awe and joy.


In the memory of Matthew(English)- From Dale

2008-10-24 04:55:29 | MISCELLANEOUS
( Original Message in English 3 of 3)


A NOTE FROM DALE:

It is with the greatest sadness of my life that I join both Matthew’s family and Kevin in mourning his passing.

I don’t know what to say. If I sat down and thought about it, I could write volume after volume, recording Matthew’s life, telling you how I came to know him, what our life together was like, what joy and beauty he brought to me and to others, what unconditional support and love he gave me.

I can remember when he and I met. I can recall with clarity where we were, what the room was like, where I sat, the direction he approached me from. Neither one of us had intended to go to the place we met. I had just gotten out of the hospital. He had told his friends he could not go. But he went and I went and at that moment, in that one wrinkle in the fabric of this space and time, our paths crossed and his fate and my fate were intertwined.

Matthew was my first love. We were young and innocent. A whole world awaited us and we explored it together. As the universe unfolded for us, he saw what I saw, experienced what I experienced. Likewise, I saw what he saw, experienced what he experienced. In the truest sense, we shared our lives with each other.

We traveled together to Guam, to Korea, to Thailand. To Mauritius, Kenya and Tanzania. Under the dark African night sky, he and I saw the Milky Way stretching from one horizon to the other, a literal river of light across the dark night sky, while the night sounds of the African wildlife squawked and chattered around us. This moment remains for me, perhaps, the most awe-inspiring of my life. I am grateful he was with me to share that moment.

When we moved to America, we settled in San Francisco as a compromise. I wanted to return to America. He agreed so long as we lived in San Francisco. When we moved here, the City was absolutely magical for us. There is something, maybe, about San Francisco that encourages YOU to be YOU, to be who you truly are, to break free of constraints felt in other places. We both felt that magic. I thank him for showing me someplace so magical. Without him, I would never have imagined that such a place could be.

Matthew was the one person in this world I trusted more than anyone. I understood that he was so full of unconditional love and support that he would love me no matter what. That was the kind of beautiful person he was.

I hope that through Life in San Francisco you too have come to understand the beauty and love that Matthew was, that you will continue to carry his spirit in your hearts. I know he has visited me. I can feel him, his beauty and love. If you open your heart, I know that you can too.


- Dale Burns



my very last entry

2008-05-31 04:17:15 | サンフランシスコの生活

突然のお知らせですが、本日をもってLiSFを終了することにいたしました。

右も左も分からないままに、このブログを立ち上げたのが4年前。4年も続いたという事自体が驚きですが、開設以来、世界中のいろいろな方たちとも知り合えましたし、こんな拙いブログとは言え、やって良かったなとしみじみと感じています。

ところがここ最近になり、公私共に人生においての大きな転機を迎えていると感じることも多く、今一番大切なのは、身の回りのことを一旦整理し、自分自身としっかり向かい合うことだと思うに至りました。

そんな訳で、悩みに悩んで出した苦渋の決断がこのLiSFの停止です。


いやぁ、それにしても、「たかが4年、されど4年。」いろいろな事がありました。僕が一番想い出に残っているのが、初めて自分の顔写真を公開したときのことかな。当時、「マシュウってもしかするとカリヤザキ先生に似ているのではないか疑惑」というのがありまして、じゃあ、3日間限定で顔写真を公開してその疑惑を晴らそうではないかと。ははは。(あ、でも、カリヤザキセンセに対して、ネガティブな感情は全く持ち合わせてはいませんので誤解なさらぬよう・・・)しかし今思うと、これがプライベートな写真を載せるきっかけになったわけですし、やはりそう言う意味でも、この顔写真公開はLiSFの中では大きな出来事だったと言えますね。

というわけで、最後でもありますし、その時の懐かしい「公開第一号顔写真」をアップしておきます。











幻(?)のおちゃらけ写真








LiSFは「ハッピー」で「ポジティブ」であることが信条ですから、今回の停止も、笑顔でさらっと「またね!」みたいな、そんな感じが良いですね。将来、また皆さんとどこかでお会いできる日が来るといいなぁ。その日を楽しみにしています。


今まで、本当にありがとう! みなさんからの心温まるコメントの数々に、これまでどれだけ励まされて来たことでしょう。この先みなさんに、「そう言えば、LiSFっていうブログがあったよね。マシュウっていうおかしな奴がいたよなぁ」なんて、ふっと何かのきっかけに思い出してもたえたら嬉しいなぁ。





最後になりましたが、みなさんもどうぞお元気で!

本当に本当に本当に、ありがとう。そして、さようなら。

Good-bye.



Lots of love, Matthew and Chip

徒然なるままに、近況報告。part 6

2008-05-12 21:58:39 | サンフランシスコの生活
毎度です! マシュウです。

今回のエントリーは、久しぶりに「徒然なるままに、近況報告。」シリーズ、第6弾です。


まずは、仕事関係の報告から。

実はですねぇ、僕の身近な友人のみにしかまだ話していなかったのですが、ただ今、新しいプロジェクトを立ち上げる準備をしています。まだ具体的なことを言及できる段階ではないのですが、要約しますと、通常の花屋という形態ではなく、ウェディングやパーティ、そして生け込みを中心に扱うスタジオを開設しようと思っているのです。通常の花屋という仕事はとても楽しいものでもあるのですが、週数回の早朝の花市場への仕入れや通常の小売りといった部分にほとんどの労力や時間を割かれてしまい、本来僕がやって行きたいと思っているイベント関係の仕事や生け込みを業務のメインに据えることは不可能なのです。事実、アメリカで大規模なイベントの装花を手がけているフローリストのほとんどは、ショップを構えずにスタジオという形態を採っているの場合がほとんどですね。もちろん、ショップを構えていればある程度の売り上げは確保できますし、ある意味、「安全」ではありますが、僕のやりたいことはショップという枠を超えているのです。今では、「matthew matsuyama」というブランド力にもある程度の求心力が芽生えて来ていると自負していますし、まあ、どうにかなるでしょう。

そんなわけで、僕もさらなるステップアップのために、自分が一番したい仕事が出来る環境を自ら作ろうと思っています。ちなみに、ウェブサイトのドメインも取得しましたし、あとは焦らずに時間を掛けて自分のプランを立てて行くのみ。近い将来、めでたい報告がこのLiSFでもできると嬉しいのですが。



次にプライベート関係ですが、まずは僕のラブライフから!!

先日の僕の誕生日(3月)がきっかけで、ケヴィンとひさしぶりに会いました。会う前は、「数ヶ月間会っていなかったし、もう今なら会っても大丈夫かな」程度の気持ちでしたし、増してや何かを期待するような気持ちなどは皆無だったのですが、実際に数ヶ月ぶりにケヴィンと会った時、僕もケヴィンも、お互いの中に残っている特別な感情(英語で言うところのchemistryですね)を再確認してしまったって言うのかな、そんな感じだったのです。もちろん、ダラダラと元の関係に戻る事は僕の本望ではありませんから、その時だけの感情に流されることだけはよそうとは思っていたのですが、その後、何度か会った時にふと思ったのです。許すのは苦しいけど、許さないのだって苦しい。でも先々どちらが生産的なんだろう。たとえ先々上手く事が進まなかったとしても、許さなかったがために後悔する方が辛いだろうな・・・。そういう結論に達した時、ネガティブな事に捕われるのではなく、もっと大きな心を持って何事にも接しようと思ったのでした。(オトナじゃん。マシュウくん。・・・って十分すぎるくらいにオトナもオトナな年齢ですけど

そんなわけで、ここ最近はまたケヴィンと一緒に時間を過ごすことが多いのですが、変に力まずに、ふたりの心が僕たちをどこへ導いてくれるのか? その辺りを見据えつつ、肩の力を抜いてやって行こうを思っています。


・・・と、前書きが長くなりましたが、ケヴィンの話が出たついでに、まずはこちらのトピックから。

先日、ケヴィンの友人のリンジーを訪ね、彼女の住むSebestopol(サンフランシスコから北へ90キロほど)へプチ旅行へ行って来ました。彼女の住む広大な大牧場の敷地内にはレッドウッドが生い茂る大きな山(そう、「山」です、「山」!)があり、いろいろなワイルド・フラワーが咲き乱れているとのこと。いつも、自宅に飾る花を摘みに出掛けるのだそうです。リンジーからの「プロのフローリストからアレンジメントの作り方を直々に習いたい!!」という僕へのリクエストで、3人でハイキングがてら花を摘みに出掛けました。

 
野生の一重咲きのバラやアイリスたち。


珍しい野草もわんさか!

いろいろな花や草を摘みました。日頃、仕事でたくさんのアレンジメントを作っている僕ですが、都会に住んでいると、裏の山に花を摘みに行って即席でアレンジメントを作るなどといった機会は滅多にないですもんね。とても楽しい経験になりました。

この日は、二つのアレンジメントを作ったのですが、一つ目はこんな感じ。変に凝ったデザインを施さずに、野草のナチュラルなイメージをそのまま素直に生けてみました。





二つ目のものは、ワインボトルの中にスタイリッシュなイメージで。一つ目のものよりもシンプルですが、デザイン的にはこちらの方がいろいろな要素が詰まってます。苔のついた枝ものの有機的で複雑なラインと、フトイのシンプルで無機的なラインの対比。そして、フトイを折って作った部分の内側にフォーカル・ポイントを作成してあるのですが、これは、「シェルタリング」と呼ばれるフローラル・デザインのテクニックです。




いかがです? 日頃、僕が仕事で作るデザインとは趣きが異なりますが、これはこれで野草たちの素朴なテイストが良いでしょう? 予算やクライアントのことを考えずに作るアレンジメント。僕にとっては、とても新鮮な体験でした。

Lindsay, thanks for your hospitality during our stay in your ranch!



そして、次のトピックはこちら。

先日、僕の隣人のFredの提案で、同じ界隈に住む住人が共同で「ガレージ・セール」を行いました。この「ガレージ・セール」、自宅のガレージにいらなくなったものを並べてものを売るのですが、アメリカにいらしたことがある方なら、一度は目にしたことのある光景なのではないでしょうか。僕も何度か足を運んだことはありますが、自分で開くのは今回が初めて。前日に家中のいらなくなった不要品をかき集め、当日の朝に臨みました。



歩道にまで溢れんばかりの「不要品」たち。街路樹の枝なんて、即席のハンガー掛けです。朝9時にオープンすると告知したにも関わらず、8時を過ぎた頃からすでに車で乗り付けてくる人も。この写真を撮ったのはすでに昼を回っていたので、多くの「不要品」たちはすでに引き取られた後ですね。でも、感じだけでも伝わるかな。ちなみに、この写真の左手に写っているのが我が家です。

それにしても不思議なことに、「こんなガラクタを誰が買うのか!?」っていうのもから順に売れて行くんですよ。分からないものですねぇ。

そして、初めてのガラージ・セールの売上金ですが、78ドル也。4時間で78ドルかぁ。まあ、金額的には少ないですが、我が家の半地下にある納戸に何年も眠っていた不要品たちが、誰かのもとで息を吹き返したのかと思うと、ちょっと嬉しいですね。

そんなこんなの、僕の初めての「ガラージ・セール」体験でした。




で、まだまだ続きますよ~。次なるトピックは久々に映画関係。この一ヶ月ほどの間に観たものを中心に少しだけ。

まずは、先々週に全米で公開され、ボックス・オフィスNO.1をばく進中の大ヒット映画「IRON MAN(アイロンマン)」。元々、この手のハリウッド超大作!といった類の作品にはあまり興味の無い僕なのですが、だれかさんとのおつきあいで、早速見に行って来ました。結果から言いますと、ロバート・ダウニーJr.主演のこのアクション大作、かなり楽しめる内容でした。ストーリーの組み立ても単純明快ですし、脇を固める俳優たち(ジェフ・ブリッジス、グウィニス・パルトローなど)も良い味を出していましたし。日本でも公開されたら、是非ご覧になってみてください。日頃のストレスを発散させるにはもってこいの作品ですよ。




そして、今週末公開になった話題作のひとつがこの「SPEED RACER (スピード・レーサー)」。かの日本のアニメ作品「マッハGoGoGo」をあの『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー兄弟が手掛けた実写作品です。で、映画の出来ですが、僕的にはまぁまぁかなぁ。とてもカラフルで臨場感溢れる映像はとても楽しめましたが、ちょっと長いですね。もうちょっとコンパクトにまとめた方が良かったんじゃないかな。ところで、この映画に主演しているエミール・ハーシュくんですが、彼にまつわる個人的な話があるんです。


エミールくん。

実は彼、この春先にサンフランシスコで「Milk」という映画(全米では12月公開予定)の撮影をしていたのです。ゲイであることを公表し、後に暗殺されてしまうサンフランシスコの伝説の政治家ハーヴェイ・ミルクを題材とした伝記物で、ショーン・ペンが主役のミルクを、そして、エミールくんはゲイのアクティビストであるクリーヴ・ジョーンズを演じています。伝記物なので、カストロの周辺も1970代当時の街並に再現され、連日連夜いたるところで撮影が行われていました。そんな最中のある日の午後、友人とふたりでカストロにあるカフェでお茶をしていた時、5人組のグループがカフェに入って来ました。僕たちは4人掛けのテーブルに座っていたのですが、その時、5人組の中の一人が「椅子が一つ足りないので、お借りしてもいいですか?」と僕に声を掛けて来たのです。その彼が、エミールくんだったのです。実際に見るエミールくんは、物腰も低く、ほんっとにキュート。僕には後光が射しているように見えましたもん。この日の晩、家に帰って友人たちに電話を掛けまくったのは言うまでもありませんが、それから1週間ほど過ぎたある晩のこと。いつものようにカストロのジムでワークアウトをしていると、エミールくんたち二人組が僕の方をめがけて歩いてくるではありませんか。もう僕のハートはドッキンドッキン。

マシュウ「え?なになに? もしかしてあの時椅子を貸した僕のことを覚えていてそのお礼が言いたいとか?」

↑冷静に考えれば「まったく」「絶対」「100%」「absolutely」あり得ない話なのは明らかなんですけど、その時は結構緊張していたのでそこまで頭が回らなかったんですよね、ははは。で、僕の隣にやって来たのですが、何の事は無い、隣のマシーンを使って上腕三頭筋を鍛えるためでした。そりゃそうだよねぇ~。隣でワークアウトしている二人を横目で盗み見ながら、「どうしよう、握手してもらっちゃおうかな」なんてドキドキしていたものの、そんな僕の気持ちなど知るすべもないエミールくんは、マシーンを使い終えるとさっさとどこかへ行ってしまったのでした。とは言え、いまだ興奮覚めやらない僕としては、この熱い思いのやり場に困っちゃいまして・・・。気がつくと、たった今彼が使い終わったマシーンのバーをこそっと握っていました。(←異常) ほのかにエミールくんの体温が残る金属製のバーを握り、「これって、間接的に握手したことになるよね」なんてのぼせた頭でぼんやりと考えながら・・・。(←完全に異常)

そんなエミールくんですが、アメリカでは期待の若手俳優のひとりです。みなさんも機会があったら、彼の作品を見てみてください。なかなか味のある素敵な演技をする俳優さんです。





そして、最後のトピック。「ぼくんちごはん」のコーナーです。


先日、僕宛に日本に住む友人から美味しい食材の詰め合わせが届きました。その中にあったものを使って作ったのが、今回紹介するこちらの2品。

まずは、こちら。

「明太子と豆腐の中華丼 マシュウ風」


1)鍋に日本酒を1カップほど入れて強火にかけて沸騰させてアルコール分をとばす。

2)1)に水4カップと鶏ガラスープの素を入れる。

3)さらにニンニクをおろしたもの(3かけ程度)と人参を細めに切ったものを入れて煮る。

4)明太子(2はら 中身)、えのき茸、空豆、白菜、豆腐の順に加えて煮込む。

5)塩、醤油、酢で味を整え、片栗粉でとろみをつけて完成。

むきエビやイカを加えて海鮮風にしても美味しいですよ~ あ、そうそう、空豆ですが、Lindsayの牧場の敷地内に群生しているものを摘んできたものを使いました。やはり採りたてのものはスーパーのものとは風味が違いますね。




そして、2品目は「抹茶風味の団子」


新潟の美味しいお米を使って作られた白玉粉に抹茶を混ぜて団子にし、自家製のこしあんと一緒にいただきました。

ところで、使っている陶器の皿も僕のお手製なんですョ。結構、いいでしょ?






というわけで、久々の近況報告でした。まとまりのない長~いエントリーになってしまいましたが、最後までおつきあいいただきありがとうございました!





最後の最後に、mimirinさんのリクエストにお応えして、ちょこっとちっちゃめに僕の最新画像を・・・。









みんな、元気?

「ぼくんちごはん」最新版。

2008-04-22 12:06:58 | たべもの
さて、今回のエントリーはひさびさに「ぼくんちごはん」。最近作ったマシュウ流テキトー我流料理の中から、いくつかをピックアップしてお送りしたいと思います。


ところで、僕の食生活ですが、気がつくと野菜中心、ということが多いですね。そんな僕が日頃から野菜やフルーツを調達するのが、サンフランシスコ随所で開かれるファーマーズ・マーケット。その朝採れたばかりの新鮮な野菜が豊富に揃う上に、スーパーマーケットなどと比べると値段もかなりお手頃。野菜好きとしては嬉しい限りです。色とりどりの野菜たちをエコ・バッグにつめて、「今日はこんなに新鮮な菜の花が手に入ったから、なにを作ろうっかな~」なんていろいろな思いを馳せながらの帰り道は、僕にとっては至福の時間です。

そんなわけで、今回の「ぼくんちごはん」は、野菜がメインの料理を選んだのですが、その前に、えりぼのさんのリクエストにお応えして、僕がよく買い物に行くサンフランシスコ市庁舎前の広場で開かれるファーマーズ・マーケットの様子を、ちょっぴりだけレポートしたいと思います。





このファーマーズ・マーケットですが、毎週水曜日と日曜日に開かれます。野菜や果物はもちろんのこと、卵、魚介類、焼きたてのパン、ジャムやナッツ類などなど、いろいろなものが豊富に店先に並びます。ちなみに、夕方の閉店間際などは叩き売り状態なのですが、そこは「オバサマ・キラー」の僕の出番! たとえ買い物客でごった返している朝に出掛けても、大抵はサービスしてもらえちゃうんですよ。へへへ。ラッキ-。

オ「お兄ちゃん、可愛いからオレンジふたつサービスしとくわよ~。でも、うちのだんなには内緒だからね」
M「おばちゃん、ありがと!」

で、隣にいる旦那サマ、僕に鋭い視線をギロッ!、みたいな。ははは。



でも・・・。

僕としては、オバサマじゃなくって、この調子でカッコイイおにーさんたちからモテたほうが嬉しかったりして・・・(独り言)、・・・な~んて、そんなことはともかく、

マーケットの模様を写真に収めましたので、何枚かアップしておきますね。







というわけで、今回の「ぼくんちごはん」は野菜メインのこちらの6品をレシピ付きで一挙公開。




まずは、1品目。

「リンゴのサラダ風前菜」


こどもの頃、ブラジルから遊びに来た父の友人が作ってくれたのが、リンゴのスライスとチーズをサンドにした前菜。それ以来、この組み合わせが大好きで、ちょっと小腹が空いたときなどにおやつ代わりに作る事が多いのですが、今回は、こんな風にアレンジしてみました。

(1)青リンゴ(グラニースミス種)を1~2ミリ程度に輪切りにし、芯の部分をナイフで切り取る。その際に、色止めのためにレモン汁を塗っておく。

(2)皮を剥いたかぼちゃを適当な大きさに切り、ラップをしてから、柔らかくなるまでレンジでチンする。

(3)柔らかくなったかぼちゃをボールに移し、生クリーム(牛乳で代用してもOK。)と塩を加えて、滑らかになるまで潰して混ぜ合わせる。

(4)別のボールに、コッテージ・チーズとグレープフルーツのむき身を混ぜておく。

(5) (1)に(2)と(3)を交互にサンドし、最後にエディブル(食用)の花を飾る。


食べる直前にオリーブオイル、塩、黒胡椒をふりかけて食します。かぼちゃのまったりとした甘みと青リンゴの酸味のある甘み、そして、グレープフルーツの苦みのある甘み。異なる3種類の甘みのハーモニーが絶妙ですョ。お試しください。



2品目はこちら。


「丸ごとオニオンのスープ」


(1)皮を剥いて根と芽の部分を切り落としたタマネギを鍋に並べる。(その際に、タマネギが動いて煮崩れしないようにぎっしりと並べるのがポイントです。)

(2)鍋に水と固形スープを入れ、中火~弱火でタマネギが完全に柔らかくなるまで煮込む。

(3)無塩の野菜ジュース(トマト・ジュースでもグー!)を加え、さらに煮込む。

(4)塩と胡椒で味を整える。

(5)器に盛りつけ、タマネギの上にパルメザン・チーズをのせる。

スプーンですくったタマネギが、口の中で甘~くとろけるスープです。こちらも簡単なので、是非!


3品目は、

「キノコのアソート 白ワイン蒸し」


(1)好みのキノコを数種類用意し、食べやすい大きさに切り分ける。

(2)フライパンにオリーブオイルを敷き、ニンニクを香りがつくまで炒める。

(3)キノコを加え、全体に火が通るまで炒める。

(4)(3)に白ワインを加え、蓋をして蒸す。

(5)(4)に塩、黒胡椒、醤油少々を加え、味を整える。

(6)最後にパセリのみじん切りを和えて完成。

ちなみに、赤唐辛子を加えても美味です。



4品目はこちら。

先日、スパイスやハーブ類をふんだんに使ったタイ風のワンタンのようなものを作ったのですが、その際に、ワンタンの皮を買いすぎちゃいまして・・・。そんなわけで、余った皮を使って即席で作ったのが、こちらのワンタン・ラビオリです。


「かぼちゃと豆腐のワンタン・ラビオリ」


(1)皮を剥いたかぼちゃを適当な大きさに切ったものにラップをし、柔らかくなるまでレンジで調理する。

(2)柔らかくなったかぼちゃをボールの中で潰し、水切りした木綿豆腐/モッツァレッラ・チーズ/イタリアン・パセリの微塵切りを加えて一緒に捏ね、塩と胡椒で味を整える。


タネ


(3)2枚のワンタンの皮で(2)のタネを包み、クッキーカッターで丸いラビオリを作る。


見た目はラビオリそのもの?


(4)ホワイト・ソースを用意する。

(5)鍋でバターを溶かし、小麦粉を加えて練り上げる。(焦がさないように注意)

(6)ルーが出来上がったら鍋を一旦火から下し、牛乳、ローリエ、固形スープの素、塩・胡椒を加える。

(7)(6)を中火にかけ、へらでゆっくり撹拌する。とろみがついたら出来上がり。

(8)たっぷりの湯に塩とオリーブオイルを入れ、(3)のラビオリを茹でる。

(9)その間に、スクワッシュを輪切りにして蒸したものを用意する。

(10)皿にホワイトソースを入れ、その上にラビオリとスクワッシュを並べる。食べる前に、パルメザン・チーズを振りかけて食します。

ところで、皿に残ったホワイトソースを、最後にパンで拭って食べるのって美味しいですよね。そんなわけで、今回は、クッキーカッターで切ったパンをオーブンで焼いたものも一緒に盛りつけてみました。いつもだったら、我が家のパスタマシーンで強力粉にいろいろなものを混ぜてパスタを作る事が多いのですが、今回は即席でワンタンの皮を代用。とは言え、これはこれで、本物のラビオリとは異なるつるっとしたテクスチャーがなかなか美味でした。




そして、5品目。

「地中海風ライス・サラダ」


(1)米を洗い、パスタを茹でる要領で、オリーブオイルと塩を入れた熱湯で固めに茹でる。

(2)茹で上がった米をざるに移し、冷水にさらしてぬめりを取る。

(3)水気を切った米にオリーブオイルをまぶしておく。

(4)ゆで卵を作る。

(5)オリーブ、アーティチョークの水煮、モッツァレッラ・チーズ、ゆで卵の白身を細かめに切る。

(6)ゆで卵の黄身をボールに入れ、オリーブオイル・バルサミコ・塩を加えて練る。

(7)(3)の米に、(5)と(6)、そして、コーンを加えて混ぜ、最後に塩と胡椒で味を整える。

(8)葉野菜(ラディッキオ、ロマーノ・レタス、エンダイブなど)に(7)を盛り完成。

今回は普通の白米を使いましたが、ワイルドライスを使っても美味です。白米だとリゾットに似た口当たりに、一方、ワイルドライスの場合はパラパラとしたテクスチャーに仕上がります。そして、食べる時は、手で豪快に! これに限ります!! ちなみに、これは同居人のDaleのお気に入りです。



and last but not least... 最後の6品目はこちら。先日、ハワイからLiliさんがここサンフランシスコへいらっしゃったのですが、その際に、マカデミアナッツでできたオイルをお土産にいただきました。僕も、初めて使うマカデミアナッツ・オイルに興味津々! そこで、こんなものを作ってみました。Liliさん、マハロ!美味しいお土産をありがとうございました!!(グアバのバターも美味しかったですョ)


「生かぼちゃとささみのマカデミアナッツ・オイル風味」


(1)かぼちゃの皮を剥き、千切りにしたものに塩をふり、水気が出てしんなりするまで置く。

(2)ささみに塩と白ワイン(日本酒でもOK)をふり、ラップをかけてレンジでチンする。

(3)水気が出たかぼちゃを冷水で洗って良く水気を切ったものと、手でちぎったささみを混ぜる。

(4)(3)にマカデミアナッツ・オイルとすりごま、そしてバルサミコを加えて和える。その際に、塩気が足りないようであれば、塩で味を整える。

(5)器に盛り、最後に白ごまを振りかけて完成。

マカデミアナッツ・オイルは入手が難しそうなので、ピーナッツオイルなどのナッツ系のオイルを使ってもOKです。(それもない場合は、オリーブオイルでもグッド、です)


かぼちゃを生で食べるの?と思った方もいらっしゃると思いますが、これが美味しいんですよ~。一度食べたら、クセになること請け合い! きんぴらごぼうに似たテクスチャーです。是非お試しになってみてください。





以上、久しぶりの「ぼくんちごはん」ということで、一気に6品ほど紹介させていただきました。どれも簡単なものばかりなので、機会があったら、是非お試しになってみてください。

My Private Life in San Francisco

2008-04-15 05:25:19 | サンフランシスコの生活
みなさん、ご無沙汰しています。お元気ですか?

この週末、サンフランシスコでは最高気温が28℃くらいまで上がって暑い日が続いたのですが、今夜の予報では、明日の最高気温は16℃だそうで・・・。たった一日で、この気温の落差。しっかり管理をしていないと、体調を崩してしまいそうですね・・・。気をつけないと。


さてさて。

一ヶ月ぶりのエントリーですが、今回は、いままでとはちょこっとだけ趣向を変えて、僕の日頃のプライベート・ライフには欠かせない「もの」・「ひと」・「こと」などを中心に、フォト・ジャーナル風にまとめてみました。僕が日常大切にしているものたちを断片的に切り取って、それらをコラージュするという、初の試み!(←大袈裟)

今回のエントリーを見れば、僕がどんなところに住んでいて、どんなものを料理して、どんな暮らしをしているのか、ということが一目瞭然・・・、かな? 























最後になりましたが、みなさんも素敵な春をお過ごしくださいね。

ではまた!

サンフランシスコより、をこめて。

マシュウ

Happy Birthday to Me (special edition)

2008-03-07 09:30:32 | MISCELLANEOUS
ただ今、ここサンフランシスコの時刻は、3月6日、午後8時過ぎです。そして、来る3月9日は僕の誕生日。(まあ、今更祝いたいと思うような年齢でもないんですけどねぇ・・・) 当日は、僕の友人のひとりが、彼の家で僕のバースデー・パーティを開いてくれることになっています。ハイパーなゲイのおにーさんたちが一堂に会するこのパーティ、名目上は一応僕の誕生日パーティってことにはなっていますが、そんなのは口実みたいなもので、みんなで集まってドンチャン騒ぎさえできれば、つまるところなんだって良いのです、ははは。きっとこの晩は、夜遅くまで盛り上がることは目に見えているので、帰って来てからその日のうちに新しいエントリーをアップするのは絶対に無理だよなぁ・・・、と言う訳で、今日のうちにアップすることにしたのでした。前祝いですね、前祝い。



ということで、「Happy Birthday to Me (special edition)」です。僕の誕生日を記念して、今回のエントリーは、このLiSFの本来のメイン・カテゴリーである「花」「猫」「料理」の3本立てでお送りしたいと思います。




まずは、僕のフローラル・デザインのコーナーから。

今回紹介する二つのものは、前回のエントリーのコメント欄の中でもリンクを貼っておいたので、もうご覧になった方もいらっしゃるとは思いますが、一つ目のものは、女優のキャリー・フィッシャー(スター・ウォーズのレイア姫で有名)のために作ったもののひとつです。彼女は、先月から4月の中旬に掛けて、バークレーのシアターで一人芝居をしているのです。そして、彼女が滞在しているホテルの生け込みを僕が手掛けていた関係で、それを見た彼女のマネージャーが僕のデザインを気に入ってくださり、彼女のスイート・ルームと、シアターの楽屋用の花を作ってくれないか、という運びになったのでした。

この写真のものは、ヴァレンタイン・デーの直後のもの。この時のものは、「ヴァレンタインのイメージで。でも、通常のバラを1ダースではなく、もう少し手の込んだデザインで。そして、サイズはテーブルの上に置くので、コンパクトに仕上げてほしい」というリクエストが先方からありました。で、出来上がったのが、こちら。




背の低いシリンダー状のガラスの花器の中に小石を入れ、オアシスをセット。ちなみに、オアシスを隠すためにトグサを切ってガラスの内側に縦に並べました。次に、花器の淵と水平になるように白樺の小枝をグルーを使って四方八方に広がるようにセット。枝のところどころに、グルーでペッパーベリーの実とレインディアモスを取り付けます。そして、メインの花材であるバラを1ダース、花が同じ高さになるようにオアシスに挿し、最後にチェーン・オブ・ハートをバランス良く巻いて、完成です。


次のものは、こちら。

これは、地元のホテルの生け込み作品の中からのひとつです。

ここ3週間ほど、コンテンポラリーで無機的なデザインのものが続いていたので、この週には、もうすこしオーガニックでナチュラルなテイストのものにしようと思っていたのです。とは言え、ただ単純にナチュラルな感じに仕上げたのでは、matthew styleではないっ!!ってことで、こんな感じに仕上げてみました。




ペデスタルの上に陶器の花器を置き、その花器の左手後方から右手前方に、流れるようなラインを描くように適当な長さに切り分けた白樺の枝を編んでアーマチュア(デザインの土台部分)を仕上げました。(写真だと、立体感が欠けるのでちょっと分かりづらいかな?) そのアーマチュアを花器に取り付け、ケール(花キャベツ)、オーニソガラム、アラビカム、そして、ビバーナムで生け込みました。 最後にアクセントとして、白樺の枝に、金柑、キーライム、レインディアモス、そして、マネーツリーをグルーで取り付けて完成です。(アップの画像はこちら

ナチュラルな中にも、しっかりデザインが主張しているものに仕上がったと思います。皆さんにも気に入っていただけたら嬉しいのだけれど。





そして、「ぼくんちごはん」のコーナーです。

ケヴィンと別れた後、彼の方から「またやり直したい」と言われ、結局しばらくの間はくっついたり離れたりを繰り返していたのですが、きっとこれが僕にとっては精神衛生上良くなかったのだと思います。まさにジェットコースター状態の日々。いきなり急上昇したかと思えば、次の瞬間に急降下、みたいな。ははは。もうね、思いっきりの乗り物酔い状態ですからー。そんな日々が続く中、一人で黙々と続けていたのが、ワークアウトと料理。この二つは、僕にとってのメディテーションのようなものなのです。特に料理に関しては、作っている最中は他のことを考えずにそれだけに集中できるので、落ち込んでるなぁ、と自覚している時にこそ、進んでやるようにしていました。

さてさて、前置きはその辺にして、今回紹介するのは、ここ最近凝っている「自家製コッテージ・チーズ」です。20分もあれば簡単に作れる上、超美味! いろいろな料理に応用も効きますし、皆さんも是非挑戦してみてください。

まずは用意するものですが、牛乳とプレーン・ヨーグルトのみ。牛乳(約1リットル)とヨーグルト(500~600グラム程度)を鍋に入れ、中火にかけながら撹拌します。約10分もすると、チーズ状に固まったものが表面に浮いて来ます。


約10分後の状態。

チーズ状のものと、半透明の液体に分離した段階で、鍋を火から下ろします。

次に、ボールの上にガーゼなどを敷いた網を置き、その中に鍋の中身を移します。



柔らかく水気を多く含んだものがお好きな方は、この状態のままでも良いのですが、後ほどケーキなどの焼き物に使う場合、ガーゼに包んだチーズの上に重しを置き、水気を切るようにします。


水気を切っているところ。


そして、こちらが出来上がりほやほやの自家製コッテージ・チーズです。





ちなみに、こちらが分離した液体。ホエイ(whey=乳清)です。つまりは、牛乳からタンパク質を取り除いた部分ですね。
このホエイ、栄養価が高い上に脂質が低く、捨てるのはもったいない! 我が家では、これにたっぷりの蜂蜜とレモン汁を入れた飲み物を作ったりと、いろいろと応用をしています。





今回作ったのは、このホエイに抹茶パウダーと砂糖を混ぜたもの。ホエイの酸味と抹茶の苦みが絶妙ですョ。






そ、し、て! コッテージ・チーズは果実との相性が抜群!というわけで作ったのが、こちらです。出来立てホヤホヤのコッテージ・チーズをフィーチャーしたカリフォルニア風のサラダです。



今日のサラダは、ベリー類にアボカド、葉野菜、そしてグレープフルーツという組み合わせ。食べる直前に、レイト・ハーベストと呼ばれるオリーブ・オイル、岩塩、黒胡椒、そして、ビネガーを振りかけて食します。ちなみに、今回は、イタリアからのお土産でもらった、ホワイト・バルサミコ(透明なバルサミコ)を使いました。



そして、せっかくなので、簡単デザートも2品ほど。

一つ目は、自家製コッテージ・チーズに卵、薄力粉、砂糖、塩、レモン汁、生クリームで練った生地(通常のチーズケーキの生地よりも固めのテクスチャー)の中にレーズンとドライのクランベリーを入れ、それを春巻きの皮に包み、カノーラ油で揚げました。盛りつけの際に、ブラックベリーとラズベリーを添え、最後にパウダー・シュガーをふって完成です。サクサクパリパリの春巻きの皮と、モッチリした中身との組み合わせがグッドですよ~。お試しください。





そして、もう一品。 こちらも超簡単レシピです。

上のデザートで使った生地と同じものを、スプーンで一口大に掬い、鍋の中の熱湯に落とします。ちなみに、この時、2本のスプーンを使うと便利です。



浮いてきたチーズを素早く冷水につけ、冷まして水気を切ったものをボールの中に入れます。この際に、食べやすい大きさに切ったフルーツも混ぜ、最後にダークチョコレートを小鍋で溶かしたものをかけて食します。

もちもちっとした食感が不思議なデザートです。












さあ、皆さん、お待ちかね! 最後は、久々登場のチップです。

今日撮ったばかりのチップの最新画像を2枚ほど。昼寝しているところを起こして撮ったので、ちょっとボ~っとしてますねぇ、ははは。僕の大切なパートナーです。今回の一件で落ち込んでいた時も、何度チップに助けられたことか・・・。ありがと>チッピー。




「みなさーん、ご無沙汰しています。去年の12月23日に、12歳になりましたー。」


チップも参加している「黒猫振興会」はこちらからどうぞ!





まだまだ完全復帰とは行きませんが、今回は、僕の誕生日にかこつけてのエントリーのアップでした。近いうちに、またエントリーをアップできるよう・・・、がんばっりまっす!


最後までおつきあいくださり、どうもありがとう!

ではでは!




追記 (written on the 9th of March)

ただ今、9日の午後5時です。今日の昼間は、鞄の中に食べ物と本、そして、iPodを詰め、Daleと一緒に近くのゴールデンゲート・パークへブラ~ッと行って来ました。こうしてのんびり過ごす時間も良いものですね。公園内では、楽器を演奏する人、キャッチボールやフリスビーを楽しむ人、ひなたぼっこをする人、愛犬と一緒に遊ぶ人など、みんなそれぞれ思い思いに楽しんでいます。ちなみに、僕とDaleは芝生の上にピクニックシートを敷いて、本を読みながら日焼けを楽しんできました。


今日はポカポカ陽気。太陽の下で上半身裸で寝転ぶのって、気持ちイイですよねぇ~



さあ、これからシャワーを浴びて、おめかしをして、いざパーティへ! パーティ自体はすでに5時から始まっているのですが、やっぱり主役はほら、ちょっと遅れての登場くらいの方がサマになるってもんですし。ははは。思い切り楽しんできたいと思います。

では、行って来ま~す! 


マシュウ

happy valentine's day to you... (special edition)

2008-02-11 13:51:50 | MISCELLANEOUS
みなさん、すっかり長い間、ご無沙汰してしまいました。最後にエントリーをアップしたのが、去年の9月28日。4ヶ月以上も留守にしてしまいましたが、その間にも、いろいろな方から心温まるメールやコメントをたくさんいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。




さてさて、今日は2月10日。ヴァレンタイン・デーまで残すところあと数日です。仕事の方は、それに伴いかなり忙しくなって来ました。今年も頑張らなくては・・・。

去年や一昨年にも、このLiSF内でアメリカのヴァレンタイン・デーのことを取り上げてきましたが、ここアメリカでのヴァレンタイン・デーは、日本のように女性から男性へ愛の告白をするという習慣とは異なり、ロマンティックな間柄に限らず、大切な友人や家族へも「i love you」を伝える日でもあるのです。

という訳で、今回のエントリーはspecial edition。ヴァレンタイン・デーに因んで、いつもこのLiSFを訪れてくださる皆さんへ、ここサンフランシスコから感謝の気持ちと愛をいっぱい、いっぱい込めて、特別にエントリーをアップすることにしました。(もっとも、先々は再開するつもりではいるんですけどね・・・)



で、ですねぇ・・・、まずは、僕がこんなに落ち込んでいた訳ですが、もういいかー、言っちゃっても。>自分。

まあ、多くの方は薄々気がついていたとは思うのですが、こんなにも僕が落ち込んでしまったのは、ケヴィンと別れたことが原因でした。ここではその経緯や詳細は割愛しますが、「そりゃ、ないじゃん、ケヴィン・・・」っていうような振られ方をしてしまったのです。別れた後も、ケヴィンからやり直したいというオファーがあったりして、まるでジェットコースターのような日々を送っていたのですが、結局は別れてしまいました。ここ最近になって、ケヴィンから僕とまた会いたいと言うような、或いは、まるで自分がしたことを後悔しているかのようなニュアンスの言動があったのですが、今の段階ではちょっと難しいかなぁ。僕としても、彼への気持ちが完全に消えた訳ではないので、心がグラ~っと揺らぐのは事実なのですが、ただ逆にそういう心の状態だからこそ、あえて今は様子を見ようと思っています。こういう状態では、冷静な判断は下せないですもんね。そんな訳で、僕の心の傷が癒えないうちは、次ぎなるアクションを起こすのは待とうと思っています。

・・・と、暗い話になってしまいましたが、ここで気を取り戻して、皆さんへ、今年もヴァレンタインのデザインのプレゼントをー!!

先週から今週へ掛けての生け込み作品の中から、まずはこちらを。





リバーケーンを編んで造った巨大のハートを赤くペイントし、それを花器にセット。ハートのところどころに小さなビーカー型のガラスの花瓶を取り付け、そこに、ハートの形をした赤いアンスリウム、ピンクのシンビジウム、そして白い胡蝶蘭を活けました。最後に、スチールグラスをハートのラインをなぞるようにセットし、完成です。



次は、オフィス用の小さめのアレンジメント。

こちらもヴァレンタインに因んで、それをイメージするデザインのものを作成しました。アラビカム、ニューサイラン、コモドール、スチールグラスのラインで抽象的な非対称のハートのラインを作成し、フォーカル・ポイントには、赤いバラとピンクのガーベラを用いました。シンプルだけど、抽象的でスタイリッシュな、僕らしい作品に仕上がったと思いますが、いかがでしょうか?




そして、こちらが、店頭で販売するために造った今年のヴァレンタイン用の小さめのアレンジメントです。$35也~。





ところで、せっかくの久々のエントリーなので、ちょこっとだけ近況報告もしちゃおうかな。

去年の秋に、ちょっとだけワイルドなことをしてしまったのでしたー。な、な、な、なんと、年甲斐もなく、タトゥーを入れたのです。まぁもっとも、数年前から入れたいな、とは思っていたのですが、自分が気に入るデザインが全くなく、延び延びになっていたのですが、何かの折に友人のひろくんから、腕の良いタトゥー・アーティストがいるという情報を得て、まずはその彼、シャドーとのコンサルテーションに行ってきました。その際に、彼に伝えた自分の望んでいるデザインやアイデアは以下の2点。


1、抽象的で無機的な感じの花のモチーフ
2、フォーマルなファッションも好きなので、洋服を着た際に必ず隠れる場所に入れる


コンサルテーションの数日後に彼からデザインが上がって来たのですが、残念ながら僕のテイストではありませんでした・・・。という訳で、急遽、自分でデザインをすることに。いろいろなモチーフを20個ほどデザインし、その中から6つを選びました。

そして、出来上がりがこちら! 上半身裸の見苦しい写真ですが、大公開!(ドン引きしないでくださいねー)



ジャジャーンッ!

 









(こちらの写真は、なぜか画像が反転したままです・・・実際に入っているのは左胸)


 

4センチ大の花をモチーフにした絵柄が、6つ、胸から背中へ掛けて、等間隔に水平に並びます。ちなみに、6つとも異なるデザイン。デザインもそうですが、入れる場所もとてもユニークだということで、シャドーもとても楽しみながらノリノリで仕事をしてくれました。thanks! shadow.


ところで、このタトゥーを入れた前日に、母から電話が掛かって来ました。

一頻り世間話をした後に突然、

マシュウ母「あ、そうそう、そう言えば、前に送ってくれたケヴィンさんの写真。彼って、腕に入れ墨を入れているのねぇ。最近は、東京なんかでも入れ墨を入れている若い人が多いんだけど、あなた、あれだけはやめてよね。温泉なんかでも拒否されることもあるそうだし。」
マシュウ「・・・・・(汗)」

結局、「明日入れるんだよね」と言い出せなかった僕・・・。あはは。許せ。>マシュウ母。


ところで今回、初めてのタトゥー体験だったわけですが、シャドー曰く、直線と曲線が一番難しいのだそうです。僕がデザインを持ち込んだ時、「これは結構時間が掛かるよ。なにせ、直線と曲線だけで構成されている細かいデザインだから神経を使うし、リンパ腺が多い脇の前と後ろ、それから背骨の部分はかなり痛い部分だし」という説明(・・・というかほとんど警告。ドキドキの僕にはそう聞こえた・・・)があり、見積もった時間は3時間半とのことでした。

そんなこんなで迎えた当日。

全然痛がらない僕に、

シャドー「あのさぁ、こんなに痛がらない人って、なかなかいないよ。いままでかなりの数の人にタトゥーを入れて来たけど、ここまで我慢強いひとって滅多にいないもん。君の友人のhiroもそういえば我慢強かったな。日本人の男の子って、みんな痛みに強いの?」
マシュウ「そんなこと聞かれても、わかんないなぁ・・・。アメリカ人はみんなもっと痛がるの?」
シャドー「まあ、もちろんひとそれぞれだけど、マシュウほど我慢強い人は本当に珍しいよ。マッチョのお兄さんや、男っぽいストレートの男の人に限って、痛さに耐えられずに気絶するってのが、この業界での定説なんだよ、ははは」

・・・ということらしいです。そんなわけで、作業はスムーズに進み、3時間半の予定は大幅に短縮して1時間半で完成した、僕のタトゥー初体験でした。




そして、最後に、こちら。

実は昨秋、僕のフローラル・デザインの本を自費出版したのですが、プロフィールのページ用に撮った自分の顔写真があるので、そちらも大公開! 

友人のミックが撮ってくれたのですが、「もっとすまして!」「ほらほら、もっとスカした感じで!」「こらこら、そうやってすぐにオチャラケないッ!」など叱られながら撮った写真がこちらです・・・。ゲイのお兄さんは、こういう時に怖いデス・・・>ミック。youのことだから。ハイ。



出来上がりは、確かにちょっとスカした感じですねぇ、ははは。でも、これが僕の最新画像ということで、みなさんへ大公開。
でも、考えてみたら、笑ってない写真は珍しいかも。貴重(?)な写真だー。(大袈裟な・・・)











最新(スカシまくり)matthew :-)




最後になりましたが、皆さんも素敵なヴァレンタイン・デーをお過ごしくださいね。

ではでは! 近いうちに、またね! チャオ!


lots of love,
matthew and chip

february 10th, 2008
from san francisco

howdy!

2007-09-28 12:03:23 | MISCELLANEOUS
みなさん、すっかり長いことご無沙汰しています。 ここ最近になって、少しずつではありますが、元気になってきました。

最後のエントリーを書いてから、すでに一ヶ月も経ってしまいました。それにも関わらず、今でも毎日、300人以上の方からのアクセスがあり、それが僕の励みにもなっています。本当にありがとう。

今現在の僕の心境を例えるなら、そうですねぇ、巨大なジグソー・パズルを手探りで作り上げている感じかな。何千ともあるピースを、ひとつひとつ集めては、それらを組み合わせて・・・。そんな感じがします。ただ、通常のジグソー・パズルって箱に完成された絵柄の見本が載っていますよね? 僕の場合は、手元に見本がなく、ただひたすら手探りでピースとピースを組み合わせているような状態です。

さて、完成した暁には、どんな絵柄が出来上がるのだろう? ちょっぴり怖い反面、楽しみでもあります。


約束は出来ませんが、きっと近いうちにまたこのLiSFを再開できるんじゃないかな、なんて思っています。そんなふうに思えるようになっただけでも、大きな前進! やっぱり、僕にはポジティブな生き方の方が似合うような気がしています。僕のチャームポイントは笑顔ですから!


あ、そうそう、先日、とても良くしてくださっているMilaというクライアントから、こんな励ましの言葉をいただきました。

彼女は裁判所で英語とスペイン語の通訳の仕事をしているのですが、かなり有能らしく、大きな裁判があると、他の街に長期で滞在することも珍しくないのです。この夏にも大きな裁判の仕事に携わり、長期のサンディエゴ滞在を終えて、今月になってここベイエリアに帰って来たのですが、早速、僕に会いに来てくれたのです。そして、その時の彼女の第一声が、「マシュウ、どうしたの、凄い痩せちゃって!!」。   ・・・そうなんですよ、情けない話だけど、ここ1ヶ月半の間に、11キロほど痩せちゃったんですよね、僕。久しぶりに見た僕の姿が、あまりにも変わり果てていたらしく、かなり驚いている様子でした。結局、店先で、僕が今置かれている状況を彼女に話したところ、こんなに素敵な喩えを僕に話してくれたのです。

「今のマシュウはね、椿の木の前に立って、枯れかかっている椿の花を見て嘆いているのよ。でもね、椿の花ってね、枯れかかった花が地面にポタって落ちる前に、思い切ってはさみを入れて摘んでしまうことが大切なの。そうすると、切り落とした枝から、来年は3つの花が咲くのよ。もし切り落とさなかったら、来年は同じ枝から花が咲くっていう保証すら無いわけ。だからね、思い切って、今見ている枯れかかった花をバサッと切っちゃいなさいよ。来年は3倍になって戻って来るから。もちろん、3つの花が咲くまでには時間が掛かるけど、あなたなら大丈夫。今さえ辛抱すれば、来年の今頃には3倍幸せになっているから。」

どうです? 素敵な喩え話でしょう。話のあとに彼女にハグされたとき、不覚にも涙が溢れちゃいました。




あ、それで、僕の体重ですが、友人のドニーのボーイフレンドがプロのインストラクターをしていて、彼が作ってくれた僕専用のエクササイズのメニューをジムでこなしています。これが効果覿面! 体重も3キロ戻ったのですが、痩せたときに一気に落ちた体脂肪はそのままに、筋肉が戻って来たのです。ここだけの話ですが、今まで生きて来た中で、今が一番の「ダイナマイト・ボディ」、あはは。皆さんにお見せ出来ないのが、残念なくらい。(って、誰も見たくないよね、僕の裸なんてー) オトコは見た目じゃない!という硬派な意見もおありでしょうが、ほら、やっぱり見た目だって良いに越したことは無いですもんね。(ですよね?)


そんなこんなで、あとは前進するのみ。また近いうちに皆さんに再会できることを、心の底から楽しみにしてます。


最後に、先週の土曜日にケヴィンが水彩画で描いてくれた「今」の僕をアップしておきます。僕の最新画像。







今回は、みなさんに僕の近況をちょこっとお知らせしたくて、エントリーをアップしました。

みなさんも、素敵な秋をお過ごしくださいね。


hope to see you soon...

matthew xoxo

I just wanted to say thank you for your kindness.

2007-08-26 11:15:20 | MISCELLANEOUS
温かいコメント、及び、メールをくださったみなさんへ、



僕の心に残った傷は思った以上に深く、情けない事に今もなお、辛い毎日を送っているような状態です。しかし、皆さんが僕に送ってくださったたくさんの心温まるコメントやメールが、どれだけ僕を励ましてくれたことか。本当にありがとうございます。

毎日の生活を営まなくてはならないわけですし、出来る限り辛いことは考えないように心掛けているのですが、とは言え、ふとした瞬間に多大な悲しみや痛みが襲って来るのです。そんなとき、鞄の中に忍ばせてある、皆さんからのコメント/メールをプリントアウトしたものをこっそり取り出して読むようにしています。そうすると、心が軽くなるのです。僕を思ってくださるみなさんの気持ちは、僕にとって、大切な「お守り」のようなものなのです。

悲しみや辛さといったものは永遠に続くものではありません。少しずつ薄れて来るものだと思います。今回僕に降り掛かった不幸な「出来事」は、人生においての大切で貴重なレッスンとして受け止めようと思っています。そして、これを乗り越えたとき、本当の幸せが待っているのだと信じています。

・・・なんて、理性では理解できても、感情では割り切れない。まあ、それが人間なのでしょうね。

ふとした瞬間に挫けそうになる心を労りながら、これからも出来る限りポジティブに生きて行こうと思っています。それが僕らしい生き方だと思いますので。

前回のエントリーでも書きましたように、しばらくはここへ戻って来る事は無いと思います。ただ今回に限り、皆さんへ感謝の気持ちを伝えたくて、このエントリーを書きました。本当に、本当にありがとう。心から感謝しています。

いつかきっと、またどこかでお会いしましょう。

Thank you and hope to see you again...

2007-08-15 08:24:26 | MISCELLANEOUS
ここ最近、主にプライベートで辛いことが続き、ずっと落ち込み気味でした。持ち前の楽観的な性格で乗り切ろうとは思っても、肝心の心が上手に機能してくれないって言いますか・・・。

そんなこんなでご覧の通り、そんな僕の落ち込みぶりが、ここ最近のブログの更新頻度にも見事に反映されているわけですが、今日になって、やはり、心が癒えるまでの当分の間は、ブログの持続は困難だと判断しました。なにしろ、このLiSFはハッピーな出来事しか書かないと決めてずっと取り組んで来ましたし、今のネガティブな精神状態では、本来のポリシーを貫く事は不可能だと思うのです。

先日3周年を迎え、これからも頑張って続けて行くだなんて豪語したばかりなだけに、僕も本当に残念でなりません。


もっとも、楽観的な僕のことだから、来週あたりにはケロッと立ち直っているかも知れませんし、或いは、2年くらいは立ち直れないかも知れません。(そんなことにはなって欲しくありませんが。)まさしく、神のみぞ知る、です。


またいずれどこかで皆さんと再会できることを、僕も心の底から楽しみにしています。


そして、最後になりましたが、いままでこのLiSFを楽しみにして下さったそこのあなた。本当に本当にありがとう。そして、本当に本当にごめんなさい。感謝と遺憾の気持ちでいっぱいです。


また、きっとどこかでお会いしましょうね。



Thank you so much for all the support you have given me and my blog. I hope to see you again sometime, somewhere...

With lots of love,

Matthew

結果発表!!

2007-08-03 14:23:55 | MISCELLANEOUS
お、ま、た、せ、しましたー!

みなさんもお待ちかね(で、す、よ、ね?)、「LiSF3周年プレゼント企画」の抽選結果を発表させていただきます!




まずは抽選の方法ですが、ご応募くださった57名の皆さんのお名前を同じ大きさの紙にプリントしたものを折りたたみ、KEVINにひとりずつ引いてもらうという、原始的、かつ明快な手順で行いました。当日は、CHIPにもお手伝いをしてもらうことにしていたのですが、あっさりかわされちゃいまして・・・。多分、パイパーなケヴィンに圧倒されちゃったんだと思います、あはは。ずーーーっと遠巻きから、様子を伺っていたところを見ると、関心はあったみたいです、はい。




僕の大好きな帽子の中にくじをセット。



当選者は計3名なので、結構な倍率ですよねぇ。本当は、皆さん全員に当たると良いのですが・・・。当たらなかったみなさん、本当にゴメンナサイ!(と、先に謝っちゃう気の小さなボクです・・・)




さてさて、そう言う訳で、皆さんもココロの準備は出来ましたか?



では、まずはお一人目!!



ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャ~ンッ!(ドラムロール)



こ、れ、


だ~~~~~~~~~っ!


お一人目はこの方っ!









ジャン!








そして、お二人目は・・・、





まずはよ~く混ぜて、っと。


うん、うん、これがアヤシい









ジャンッ!








そして、いよいよ、最後の三人目の方!!



最後だから、念には念を入れて、


まずは匂いから。うんうん、これなんか結構匂うな。


で、聞いてみたり(?)なんかもしちゃいます。





ついでだから、味わってもみよっかな。

うん、うん、これに決定!!







ジャジャン!










というわけで、当選者は、

Y-Moonlightさん、

mimirinさん、

K-Bunnyさん、

の3名の方に決定いたしました! おめでとうございます! パチパチ。

つきましては、僕の方へ、お名前/ご住所/ご希望の色とサイズを記したメールをお送りください。Tシャツが僕の手元に揃い次第、郵送させていただきます。(matthewsfca@hotmail.コム)


尚、今回残念にも落選してしまった54名のみなさま!! 本当に残念でした。しかし、これもすべては、くじを引いたKEVINのせいということで、ご了承の程をー。



ちなみに、今回紹介したTシャツですが、近いうちにネット販売も始まるようです。買ってでも欲しい!!というような奇特な方(いるのかな?)、こちらに問い合わせを入れてみてください。



最後になりましたが、たくさんのご応募、本当にありがとうございました!
Thanks for your entry!

matthew and kevin

たくさんのご応募、ありがとうございました!

2007-07-31 12:28:47 | サンフランシスコの生活
前回のエントリーで予告した「LiSF3周年プレゼント企画」ですが、先ほど、〆切らせていただきました。

いやぁ~、予想以上の反響で、僕たちも嬉しく思っています。ご応募くださったみなさん、どうもありがとう。

ちなみに、ご応募くださったのは下記のみなさん(応募受付順)。ノックスターさんはご辞退ということなので、計57名! 凄いな!




Orangeさん
Kokomoanaさん
RosyRose*さん
GIEさん
Mimirinさん
Setsuさん
Miyuさん
Naviさん
Noir会長
水樹さん
まりんさん
yokoさん
えりぼのさん
JaNくん
Sarahさん
マーヤさん
なみさん
ハナウツさん
スズキさん
NICOさん
Liliさん
Kazuyokanさん
Keleeさん
ひろくん
mikamuffinさん
柊さん
にゃぽさん
雅子さま
keiさん
ソルトさん
cibifigaroさん
mika嬢
びどさん
mahari1さん
Y-Moonlightさん
Branchさん
Chickpeaさん
Hiroroさん
またたびPさん
わびさびんさん
しぃばすさん
ちょんすんさん
midasjennyさん
モモねこさん
はおちさん
almaraiさん
次元さん
のんしさん
piyoさん
cooさん
マルコさん
k-bunnyさん
葉っぱ♪♪さん
Hiroさん
Chikoさん
Intothesoundさん
mayumiさん

この場を借りまして、みなさん、いつもLiSFをご贔屓にしてくださり本当に本当にありがとうございます。出来るものなら、日頃の感謝の気持ちを込めて、みなさん全員にTシャツをお送りできれば良いのですが・・・。

抽選は、今夜我が家でKevinとChippyと僕の3人で行う予定です。結果は両後日中に新しいエントリーにアップ致しますので、どうぞお楽しみに!!

さぁ~て、どなたの元へTシャツが!! 僕もドキドキしています。