月見のお宿

文鳥と猫の話題。お勧めどおり、気軽な日記として使ってみる。

あの頃は・・その②

2004-10-29 | 猫と遊ぶ
この頃は多忙だったので、まったく写真を撮る暇がなかった。画像は、地域猫活動で配ったチラシ。

ボランティアさんからの要請。
1.どんな猫が、何匹いるかを把握して下さい。
2.捕獲し易いよう、餌付けをして下さい。

1.に関しては、近隣の人々に、見かけた猫の特徴を報告して欲しいとお願いした。
2.は、猫嫌いの人や、苦手な人。無関心な人ばかりなので、自宅の敷地内でこっそりやることにした。

野良猫の顔ぶれが少しつかめてきた頃、2軒隣が私を手招きする。
ついていくと、その家の倉庫に子猫が2匹。先日保護した猫より、断然小さい。
あたりを見回すと、親猫らしいキジトラが心配そうにこっちを見ている。

ボランティアさんに電話で相談した。
「親猫が見ているのなら、子猫を別の場所に連れて行くかもしれない。
後日捕獲する事は難しくなりそうなので、できるなら今保護してやって欲しい」

キャリーを家から持ち出し、保護する。
親らしきキジトラは終始見ていたが、特に怒る様子はなかった。

家に入ろうとした時、今度はお隣が手招き。嫌な予感・・・
見てみると、まだ赤ちゃん猫。しかも4匹!親猫の姿は見えない。
これは、とてもじゃないが、保護は無理と判断する。

もう少しの期間、せめてあと1週間でもいい。ここで親猫に育てさせて欲しいと懇願したが、
連れて行かないのなら、保健所に持っていくと言われる。
保健所行き。すなわち殺処分だ。
もう頭の中は真っ白。何も考えられなかった。
すでに2匹入っているキャリーの中へ、夢中で赤ちゃん猫を押込んでいた。

合計11匹。超過酷な日々が始まる。・・。

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