この間観た映画。
「レスラー」。
長年、整形失敗や体重増加、プロボクサーへの転向で
俳優としては悩んでいたミッキー・ロークが
ゴールデングローブ主演男優賞をとったり、
アカデミー賞主演男優賞にノミネートされて、
映画自体もヴェネチア国際映画祭で金獅子賞をとって
話題になりました。
主人公の人生がミッキー・ローク本人の人生にも重なるということでも話題に。
お話しは、
80年代にトッププロレスラーとして人気絶頂だったミッキー・ローク演じるプロレスラーの人生。
しかし今は、長年プロレスだけを中心に生きてきたツケで、ボロボロになっていた。
薬漬けの体はガタガタ、いきなり倒れて心臓バイパス手術を受けるほど。
過去の栄光はなく、お金にも困り、スーパーでバイト、トレイラーハウス暮らし。
家族をないがしろにしてきたため、唯一の娘にも嫌われてもう会いたくない、と言われている。
通っているストリップ嬢以外に心を開いて話ができる人もいなく。。。
ステロイド剤の打ちすぎで心臓発作で倒れたことをきっかけに、
一度は引退を考えるのだが、
やはり彼が命を輝かせられる場所とは。。。
不器用に生きる主人公が、もの悲しく、
そんなに生き急がないでもいいのに、、、
時間が経てば、今胸をときめかせるもの以外にも得られるものもあるはずなのに、、、
でも、やっぱり命をかけられるものに必死になることも必要で、
そのバランスって、どう取るのがいいんだろう、
なんて考えさせられた映画でした。
人生を必死で生きる主人公の視点でストーリーが進み、
わがままな生き様に共感したり、悲しくなったり。
何はともあれ、ミッキー・ロークの変貌がショック・・・!
私が中学生か高校生の頃は、
セクシー&イケメン俳優で胸キュン(古いね、表現が(汗)していたのですが。。。
顔が変貌、
本当にプロレスラーのむきむき太すぎマッチョ、
でもおしりはたれている。
年月ってこわいですね。
でも、過去のイケメンのミッキー・ロークと比べなければ、
とても味のある主役でした。
感動 ★★★☆☆
俳優・女優がよかった ★★★☆☆
笑顔になれる度 ☆☆☆☆☆
泣ける度 ★☆☆☆☆
人生について考える度 ★★★★★
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