この間、デジタルトランスフォーメーション担当の役員が交代したので、私は台詞なしで前に一緒に撮影したYouTubeが撮り直しにこいと言われて集合した。
撮り直しと言っても撮影スタッフは30人くらいいてかなり大がかりなものだ。
レフ板が何枚かあって照明もまぶしい。監督もいる。カメラも三台くらいある。
スタイリストなのかメイクさんみたいな色んなお世話をしてくれる人がいて色んな指示をだしてくれる。助監督か。
髪の毛や身だしなみは、対象が女性の場合は細かく触って何度も直してくれる。
男性も襟元やテカリやらいろいろ直してくれる。
ところが私には一切修正が入らない。
唯一あったのは手を組んでみる、伸ばしてみる、この指示だけ。
正直寂しい。
髪の毛は坊主だから確かにいじりようはないが。
この女性の殺し文句は
ステキ
である。
少し直したあとに必ずみんなを褒めてくれる。
ステキ、と。
これはなかなか気持ちが良い。
私ももちろんステキ、を欲しがるが、なかなか他の人と比べて言ってもらえる回数はすくない。
もっと言って欲しいのに。
こちらから、私も直すとこはないか、カットが掛かるたび絡んでいくがまるで直してはくれない。
あまりに私がしつこいので、最後は元が良いから大丈夫。
と言われてしまった。
上手い。
そう言われたら、そうか直すところはないのか、と思ってしまう。
でもきっと違うな。
しつこく絡むからだな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます