Jcurveを描く話は刺さりました。
確かに先ずはトップが、おいやるぞデジタルトランスフォーメーションと覚悟を決めて宣言したあとの、停滞する時期。
水面下に潜って担当が変わったりして、停滞する時期。
これを抜けると、いつの間にやら賛同者が増えてきて一緒に回し始めて雪だるまが勝手に肥大化していくというところ。
私はこの水面下に潜る時期を堪えられるかが最大のポイントだと思います。
水面から顔を出して息継ぎ出来ればまだラッキーですが、水中に落ちてしまうプロジェクトが非常に多いと思います。
水中に潜航できるかは熱意や、アサインされたメンバーが、キャリアアップの時期に重ならないこと。
そうでないと長く複雑な潜航に堪えられない。
うまくいかないと溺死するわけです。
しかし周りは水面に顔を出さないと気がつかないので、溺死にも気がつかない。
だからどうしても潜ったら1度飛び出さないといけないんです。
私は2年くらい潜りましたが、その間も全く諦める気持ちはなかったので、続いた。
この分岐点は大きい。
週末に画像判定システムの担当者と話をする機会があって、次の検証にいくためにはなにか儲かるのか?いつ黒字化できるのか?とシニアマネジメントから聞かれて嫌になっていた。
私のは三%の経費削減を伴って持っていったが、十とかいかないか、とか。
経営へのインパクトが欲しいとか、言われた。
そんな簡単なものではないのだが、この経営へのインパクトという言葉はデジタルトランスフォーメーションを進めるのにかなり邪魔になる。
業務のやり方を複数方面で変えるのでその影響は計り知れないが、業務委託費用に限ればそんなに大幅削減できるものではない。
但し今までみんな揃って無駄だなと感じていたものを一掃する。
コミュニケーションコストを莫大に削減するものなので、やってみないと数字ではだせない。
しかし可能性は大きく、他の会社より圧倒的に優位性がある。
うちらがやらずに、どこができるのか。
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