本日二度目の投稿。
本日2019年7月20日(土曜日)はお休みですが、天気悪いのでどうしようかと悩み中。
以下は映画鑑賞記録(棚卸89)です
前回に引き続き、国産アニメ🇯🇵
「君の名は。」🍶
監督:新海誠☔️
出演(声):神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ
制作年:2016年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション
TSUTAYA DISCASから「素晴らしきかな、人生」と一緒に届いた1本。
2年前の2017年7月29日(土曜日)に鑑賞(ブルーレイ)。
…その後も、つい先日のテレビ放送とかで何回か観ました。
概要
東京に住む男子高校生の立花瀧(声:神木隆之介)は、ある日目を覚ますと田舎に住む女子高生の宮水三葉(声:上白石萌音)になっていた。逆に三葉は瀧になっており、各々は知らない相手の1日を夢だと考えながら過ごす。翌朝元に戻るとその記憶も薄れていくが、同じことは度々起こり、周囲から「昨日はおかしかった」と言われることで、お互いが入れ替わっている事に気付き始める。その入れ替わりは突然途絶えてしまい、瀧は記憶にある風景をスケッチし、それを頼りに岐阜県飛騨地方の山奥にある糸守町に、友人の藤井司(声:島﨑信長)やバイトの先輩奥寺ミキ(声:長澤まさみ)とともに向かうが、たどり着いた糸守町は、3年前にティアマト彗星の破片が落下した影響で消滅し、三葉を含めた500人以上の住人が死亡していたことを知る。
感想
新海誠という精密な絵のアニメを作るすごいアニメ監督がいることは知っていた
「ほしのこえ」🚀というやつはテレビ放送(の録画)で観た。
藤子F不二雄先生が描きそうなSF作品に切なさを足した印象のアニメで、藤子F不二雄なら遠く離れたところから嫁さんに一方的な愚痴を言う話になるところを、新海誠は離れて二度と会えない恋人の話に仕上げてて、真っ当な脚本や…と思った記憶がある。
その後は(特にこの監督に着目することもなく)いくつかある作品は観なかったのだけど「言の葉の庭」は、これもまたBSのテレビ放送か何かを録画して鑑賞。
えらく雰囲気のある、大人向けのアニメだと思った印象
このアニメは…そこまで面白い…とは思わなかたけど、好きな作風
で、ここまではそれなりの予算できちんとした映画を作らせてもらって入るけど、一部のファンに支えられている、比較的マニアックな映画監督という感じだったのに、
この「君の名は。」は、テレビでバンバンタイアップや紹介が行われ、何回も「いれかわってるー!」と「前前前世から僕は」と聞かされることになる
…新海誠の急激な出世に、当時は驚いたような気がする
そんな宣伝過多な状況に、
なんとなく辟易とさせられ
いつでも観られる感も伴い
結局観たのは、話題になってから1年後
さて「君の名は。」
美麗かつ精細な映像と、そこにあわせた音楽・音響が本懐の映画監督と、私はほとんど観たことないながら思っているのだけど、そこはまぁ抑えられていた気がします
…過去作よりもストーリーを追う展開になっている分、そこ(映像と音楽)に気持ちは行きづらいのだけど。
脚本は過去作よりも、観やすいというか、ある意味単純なもの。
この脚本の良いところは、起承転結が明快で具象というところ
悪いところは、分かりやすすぎて日和った感が出てしまっている部分なのかもしれない。
日和の他にも、月並み感もあり、隕石から人を避難させようと言うくだりは完全にどっかで観たようなもの。
話全体は、なぜか大林宣彦版「時をかける少女」×「転校生」な話で80年代ジュブナイル。
現代は一周以上回って、こういう古っぽい脚本が受けるのかな
まぁ、安定なんだろうね、子供にも大人にも
細田守版の「時をかける少女」にも近い設定と雰囲気。
…そうね、良くも悪くも、その頃の細田守作品の雰囲気なんだ。
お金を出す人達がこういう作風に寄せるよう、リードした結果なんかもしれない…っていうか、そうなんだろう
…個人的には、
なぜか流行ってる古っぽさが別として、
不思議のままオチずに終わるものが多い昨今の日本アニメのなか、
きっちりオチまで持っていったのは好感
予定調和は悪いことではない
とはいえ、色々な映画を観てきた50代のオジさんからすれば、物足りない感も否めない。これは、観るたびに「ああ、普通や」と思っちゃうから確定。
あとは、キャスティングの話。
新海誠の映画の吹き替えは、これ以降芸能人起用偏重型になるとはいえ、ある程度のクオリティを保っていると思ってる。
神木隆之介
彼は上手いもう本業声優と考えて差し支えないんじゃないだろうか
宮崎駿、細田守、新海誠の映画で声優しているのな彼。
…もう松田洋治の後任な雰囲気で、かつ実写にもコマーシャルにもバンバンメインででてくるのだから凄い。
(そういえば、松田洋治って最近はどうしているのだろう、グッドバイ青春)
上白石萌音
上白石萌歌と見た目はすぐにわかるけど名前ではどっちだとなる彼女は普通
本業声優だとスレた感じにもなるから、これはこれで正解なキャスティングなのかもしれない。
桜庭ななみでも良いのかもしれないけど、それだと「サマーウォーズ」になる。
長澤まさみ
ここ、上手くなかったですか
個人的には高評価なのだけど。
大成建設の「シンガポール・マウント」と言われているCFも上手いですよね
長澤まさみが上手いんだったら、もうアイドル声優不要ってことじゃないか…まぁそれはそれで需要先が違うのか
…それにつけても「モテキ」の長澤まさみは可愛い。
…あ「モテキ」に出る女性ってアニメ吹き替え向きの人多い。
最近は女優さんもそっち方面に寄せないとやっていけんのですかね。
「モテキ」出演女優さんの中で、真木よう子だけは、そっち方面から拒絶されちゃましたが
ということで(これも草稿によれば)4点(5点満点中)
…「バケモノの子」が(草稿によれば)★★★★★だったのに、それより低いとは、今考えると不思議だけど、まぁ観賞当時の判断は4点
同じ新海誠作品では「言の葉の庭」の方が好きですし、上だと思ってます。
(なぜかそっちの感想文は書いていなくて、いつ観たかも記録がないのだけどね)
では、このあたりで
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本日2019年7月20日(土曜日)はお休みですが、天気悪いのでどうしようかと悩み中。
以下は映画鑑賞記録(棚卸89)です
前回に引き続き、国産アニメ🇯🇵
「君の名は。」🍶
監督:新海誠☔️
出演(声):神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ
制作年:2016年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション
TSUTAYA DISCASから「素晴らしきかな、人生」と一緒に届いた1本。
2年前の2017年7月29日(土曜日)に鑑賞(ブルーレイ)。
…その後も、つい先日のテレビ放送とかで何回か観ました。
概要
東京に住む男子高校生の立花瀧(声:神木隆之介)は、ある日目を覚ますと田舎に住む女子高生の宮水三葉(声:上白石萌音)になっていた。逆に三葉は瀧になっており、各々は知らない相手の1日を夢だと考えながら過ごす。翌朝元に戻るとその記憶も薄れていくが、同じことは度々起こり、周囲から「昨日はおかしかった」と言われることで、お互いが入れ替わっている事に気付き始める。その入れ替わりは突然途絶えてしまい、瀧は記憶にある風景をスケッチし、それを頼りに岐阜県飛騨地方の山奥にある糸守町に、友人の藤井司(声:島﨑信長)やバイトの先輩奥寺ミキ(声:長澤まさみ)とともに向かうが、たどり着いた糸守町は、3年前にティアマト彗星の破片が落下した影響で消滅し、三葉を含めた500人以上の住人が死亡していたことを知る。
感想
新海誠という精密な絵のアニメを作るすごいアニメ監督がいることは知っていた
「ほしのこえ」🚀というやつはテレビ放送(の録画)で観た。
藤子F不二雄先生が描きそうなSF作品に切なさを足した印象のアニメで、藤子F不二雄なら遠く離れたところから嫁さんに一方的な愚痴を言う話になるところを、新海誠は離れて二度と会えない恋人の話に仕上げてて、真っ当な脚本や…と思った記憶がある。
その後は(特にこの監督に着目することもなく)いくつかある作品は観なかったのだけど「言の葉の庭」は、これもまたBSのテレビ放送か何かを録画して鑑賞。
えらく雰囲気のある、大人向けのアニメだと思った印象
このアニメは…そこまで面白い…とは思わなかたけど、好きな作風
で、ここまではそれなりの予算できちんとした映画を作らせてもらって入るけど、一部のファンに支えられている、比較的マニアックな映画監督という感じだったのに、
この「君の名は。」は、テレビでバンバンタイアップや紹介が行われ、何回も「いれかわってるー!」と「前前前世から僕は」と聞かされることになる
…新海誠の急激な出世に、当時は驚いたような気がする
そんな宣伝過多な状況に、
なんとなく辟易とさせられ
いつでも観られる感も伴い
結局観たのは、話題になってから1年後
さて「君の名は。」
美麗かつ精細な映像と、そこにあわせた音楽・音響が本懐の映画監督と、私はほとんど観たことないながら思っているのだけど、そこはまぁ抑えられていた気がします
…過去作よりもストーリーを追う展開になっている分、そこ(映像と音楽)に気持ちは行きづらいのだけど。
脚本は過去作よりも、観やすいというか、ある意味単純なもの。
この脚本の良いところは、起承転結が明快で具象というところ
悪いところは、分かりやすすぎて日和った感が出てしまっている部分なのかもしれない。
日和の他にも、月並み感もあり、隕石から人を避難させようと言うくだりは完全にどっかで観たようなもの。
話全体は、なぜか大林宣彦版「時をかける少女」×「転校生」な話で80年代ジュブナイル。
現代は一周以上回って、こういう古っぽい脚本が受けるのかな
まぁ、安定なんだろうね、子供にも大人にも
細田守版の「時をかける少女」にも近い設定と雰囲気。
…そうね、良くも悪くも、その頃の細田守作品の雰囲気なんだ。
お金を出す人達がこういう作風に寄せるよう、リードした結果なんかもしれない…っていうか、そうなんだろう
…個人的には、
なぜか流行ってる古っぽさが別として、
不思議のままオチずに終わるものが多い昨今の日本アニメのなか、
きっちりオチまで持っていったのは好感
予定調和は悪いことではない
とはいえ、色々な映画を観てきた50代のオジさんからすれば、物足りない感も否めない。これは、観るたびに「ああ、普通や」と思っちゃうから確定。
あとは、キャスティングの話。
新海誠の映画の吹き替えは、これ以降芸能人起用偏重型になるとはいえ、ある程度のクオリティを保っていると思ってる。
神木隆之介
彼は上手いもう本業声優と考えて差し支えないんじゃないだろうか
宮崎駿、細田守、新海誠の映画で声優しているのな彼。
…もう松田洋治の後任な雰囲気で、かつ実写にもコマーシャルにもバンバンメインででてくるのだから凄い。
(そういえば、松田洋治って最近はどうしているのだろう、グッドバイ青春)
上白石萌音
上白石萌歌と見た目はすぐにわかるけど名前ではどっちだとなる彼女は普通
本業声優だとスレた感じにもなるから、これはこれで正解なキャスティングなのかもしれない。
桜庭ななみでも良いのかもしれないけど、それだと「サマーウォーズ」になる。
長澤まさみ
ここ、上手くなかったですか
個人的には高評価なのだけど。
大成建設の「シンガポール・マウント」と言われているCFも上手いですよね
長澤まさみが上手いんだったら、もうアイドル声優不要ってことじゃないか…まぁそれはそれで需要先が違うのか
…それにつけても「モテキ」の長澤まさみは可愛い。
…あ「モテキ」に出る女性ってアニメ吹き替え向きの人多い。
最近は女優さんもそっち方面に寄せないとやっていけんのですかね。
「モテキ」出演女優さんの中で、真木よう子だけは、そっち方面から拒絶されちゃましたが
ということで(これも草稿によれば)4点(5点満点中)
…「バケモノの子」が(草稿によれば)★★★★★だったのに、それより低いとは、今考えると不思議だけど、まぁ観賞当時の判断は4点
同じ新海誠作品では「言の葉の庭」の方が好きですし、上だと思ってます。
(なぜかそっちの感想文は書いていなくて、いつ観たかも記録がないのだけどね)
では、このあたりで
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