本日は2022年9月20日(火曜日)です。
以下は映画鑑賞記録
「Netflix」からお薦めされるままに観続けている邦画連続アップは順調です。
「プラチナデータ」🧬
監督 :大友啓史
出演 :二宮和也、豊川悦司、生瀬勝久
制作年:2013年
制作国:日本🇯🇵
2022年9月13日(火曜日)の夜に前半、翌日14日(水曜日)の夜に後半、「Netflix」で鑑賞しました。
概要
東野圭吾の小説「プラチナデータ」の実写映画化。
近未来(といっても公開時2013年の近未来で2017年の設定だったんじゃないかな)の日本。
連続児童誘拐殺人事件を警視庁の浅間玲司(豊川悦司)らは追っていたが、従来の捜査では犯人を食い止めることができずにおり、神楽龍平(二宮和也)らが開発した“DNA捜査システム”を頼ることとなる。DNA捜査システムは犯人の残したわずかな証拠=DNA情報から、警視庁のデータベースにある犯人に近いDNA情報=親族の情報、姿形、年齢等を割り出し、容疑者を特定、事件は瞬く間に解決する。ロートルとなった従来の捜査を続ける浅間らに対し、神楽は高飛車とも取れる態度で接しながら、浅間を信頼できる警察官としてDNA捜査システムに関わらせる。浅間は犯人の親族情報は神楽らが不法に手に入れたものだと指摘するが、神楽は、もうすぐ法案が通り、全ての国民の遺伝子情報を管理することは合法になると言い放つ。
そんなおり、神楽と一緒にシステムを開発していたサヴァン症候群で天才の蓼科早樹(水原希子)と早樹の兄 蓼科耕作(和田聰宏)が何者かに殺される事件が発生。神楽がDNA捜査システムを使い犯人を探ると、その結果は神楽自身を示しており、浅間らの通常の捜査線上にも神楽が浮かびあがる。
感想
日本映画に、
大友啓史監督作品は多くて…
東野圭吾原作作品も多く…
ジャニーズが主演の映画ってのも、かなり多い
これは、そんな三要素が揃った、ある意味典型的な日本映画。
ちょっと昔のハリウッド映画で言えば、
監督スピルバーグで、原作フィリップ・K・ディックで、出演トム・クルーズ…みたいなもので
そういえばこの映画の設定やテーマは「マイノリティ・リポート」に物語の構造がちょっと似ている。
勿論「マイノリティ・リポート」の方が随分面白い映画だけど😅
で、この遺伝子情報から…本人でなく、その親族まで割り出してしまうシステムと。
各所の監視カメラの映像を瞬時に解析し、犯人の足取りを追えるシステムによる超監視社会の設定は面白く、このシステムが紹介される冒頭部分は、割と面白い
その後「逃亡者」みたいになり…
逃亡中の主人公が二重人格だという設定が加味され…
こんな近未来SFに在りがちな、一部特権階級によるシステムの悪用という月並みな設定に移る頃には、ややダレて来る。
このオチはイマイチ
中盤以降、映画としてのテンポもやや悪いんよね
それでも、そこそこ面白い映画と評しようと思ったのだけど、エンディングの「嵐」が歌う主題歌を聴いた時点で、如何にも人気取りアイドル映画、映画よりもプロモが大切…みたいな感じが一気に拡大し評価が下がるという映画です
思い起こせば…豊川悦司は何言ってるかわからないし
杏の行動原理も、鈴木保奈美の行動原理もイマイチ伝わってこないし
ハリウッドに認められたはずの二宮和也も今は昔。
コンピューターが再現した変な歩き方が二宮和也だったのは面白かったけどね😅
点数は3点強(5点満点中)です。
では、このあたりで
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以下は映画鑑賞記録
「Netflix」からお薦めされるままに観続けている邦画連続アップは順調です。
「プラチナデータ」🧬
監督 :大友啓史
出演 :二宮和也、豊川悦司、生瀬勝久
制作年:2013年
制作国:日本🇯🇵
2022年9月13日(火曜日)の夜に前半、翌日14日(水曜日)の夜に後半、「Netflix」で鑑賞しました。
概要
東野圭吾の小説「プラチナデータ」の実写映画化。
近未来(といっても公開時2013年の近未来で2017年の設定だったんじゃないかな)の日本。
連続児童誘拐殺人事件を警視庁の浅間玲司(豊川悦司)らは追っていたが、従来の捜査では犯人を食い止めることができずにおり、神楽龍平(二宮和也)らが開発した“DNA捜査システム”を頼ることとなる。DNA捜査システムは犯人の残したわずかな証拠=DNA情報から、警視庁のデータベースにある犯人に近いDNA情報=親族の情報、姿形、年齢等を割り出し、容疑者を特定、事件は瞬く間に解決する。ロートルとなった従来の捜査を続ける浅間らに対し、神楽は高飛車とも取れる態度で接しながら、浅間を信頼できる警察官としてDNA捜査システムに関わらせる。浅間は犯人の親族情報は神楽らが不法に手に入れたものだと指摘するが、神楽は、もうすぐ法案が通り、全ての国民の遺伝子情報を管理することは合法になると言い放つ。
そんなおり、神楽と一緒にシステムを開発していたサヴァン症候群で天才の蓼科早樹(水原希子)と早樹の兄 蓼科耕作(和田聰宏)が何者かに殺される事件が発生。神楽がDNA捜査システムを使い犯人を探ると、その結果は神楽自身を示しており、浅間らの通常の捜査線上にも神楽が浮かびあがる。
感想
日本映画に、
大友啓史監督作品は多くて…
東野圭吾原作作品も多く…
ジャニーズが主演の映画ってのも、かなり多い
これは、そんな三要素が揃った、ある意味典型的な日本映画。
ちょっと昔のハリウッド映画で言えば、
監督スピルバーグで、原作フィリップ・K・ディックで、出演トム・クルーズ…みたいなもので
そういえばこの映画の設定やテーマは「マイノリティ・リポート」に物語の構造がちょっと似ている。
勿論「マイノリティ・リポート」の方が随分面白い映画だけど😅
で、この遺伝子情報から…本人でなく、その親族まで割り出してしまうシステムと。
各所の監視カメラの映像を瞬時に解析し、犯人の足取りを追えるシステムによる超監視社会の設定は面白く、このシステムが紹介される冒頭部分は、割と面白い
その後「逃亡者」みたいになり…
逃亡中の主人公が二重人格だという設定が加味され…
こんな近未来SFに在りがちな、一部特権階級によるシステムの悪用という月並みな設定に移る頃には、ややダレて来る。
このオチはイマイチ
中盤以降、映画としてのテンポもやや悪いんよね
それでも、そこそこ面白い映画と評しようと思ったのだけど、エンディングの「嵐」が歌う主題歌を聴いた時点で、如何にも人気取りアイドル映画、映画よりもプロモが大切…みたいな感じが一気に拡大し評価が下がるという映画です
思い起こせば…豊川悦司は何言ってるかわからないし
杏の行動原理も、鈴木保奈美の行動原理もイマイチ伝わってこないし
ハリウッドに認められたはずの二宮和也も今は昔。
コンピューターが再現した変な歩き方が二宮和也だったのは面白かったけどね😅
点数は3点強(5点満点中)です。
では、このあたりで
記憶が定かでないですが、原作の、煙草の灰が落ちる間に人格が変わるとこまで、
具現化できていなかったような??
医師の性別が違っていたような・・??
うろ覚えですみません。
コメントありがとうございます😊
原作は未読ですが、小説ならではの絶妙な表現というのは、映画化の際の課題なんでしょうね。
改善が改悪になることも、しばしば。
この映画は、その辺が至っていないという感じなんかな。
ではまた来てください。
今後とも宜しくお願いします😄