ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】スワン・ソング…SF脳にも人生感を問われる映画

2024-03-09 22:34:50 | 映画・DVD
本日は、2024年3月9日(土曜日)です
朝、5:30起床(昨晩寝たのが2:30頃だったので睡眠は少なめ)
6:20ごろに家を出て、コンビニに寄って朝食(おにぎり🍙、サンドイッチ🥪等)を購入後、山口県下関市豊北町大字滝部方面へ
目的地の友人のやっている理容室💈に8:00前に到着。
散髪💈を9:15分に終えた後は、角島に移動…ここで目的地だった「角島総本家」は、残念ながら(ネットでは営業中となっていたにも関わらず)閉まっていたので諦め「道の駅 北浦街道 豊北」へ移動し、塩辛とか、吉田松陰ポテトチップス等々を購入。

九州…門司港に戻って昼食は「天ぷら 大吉」でランチパスポート📖のメニュー🍤🍚🥢をいただきました。
(ランチパスポート北九州📖は廃刊になるし、最新号の使用期限が本日まで。最後の使用になります。)

その後、門司の「ヤマダ電機」に行ってiPhoneのイヤホン(iPhone15になって、合うイヤホンが無くなっちゃったんよね💦)を探すも無くて、ヤマダ電機にいたauのスタッフの方のアドバイスに従って「リバーウォーク北九州」「C smart」まで行って「EarPods(USB-C)(2,780円税込)」を購入。

…そんな日でした。帰宅後はHDD観たり、昼寝したり、そんな感じでした。



世間ですが…
鳥山明先生
TARAKOさん
連日、サブカル界隈の重鎮が亡くなっており、悲しい事態です。
お二人のご冥福をお祈りいたします。

特に鳥山明先生は、日本漫画界において、手塚治虫先生、藤子・F・不二雄先生に匹敵する損失です。
日本の漫画界を本当の意味で牽引してきた一人(後、残っている方で私が同じように思う方は、大友克洋先生ぐらいでしょうか)



さて、以下は映画鑑賞記録です
3ヶ月だけ無料で体験できる「Apple TV」、今の時期は、集中して「Apple TV+」作品を観ています。



「スワン・ソング」🍫
監督 :ベンジャミン・クリアリー
出演 :マハーシャラ・アリ、ナオミ・ハリス、オークワフィナ
制作年:2021年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Swan Song



2024年2月25日(日曜日)の深夜までに「Apple TV+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
近未来、キャメロン・ターナー(マハーシャラ・アリ)は、不治の病に侵され余命もわずかだったが、その事を家族には話さずある決断をしようとしていた。それはスコット博士(グレン・クローズ)が秘密裏に提唱した、病気を治した状態で作られたキャメロンのクローンに、キャメロンの潜在意識まで含めた記憶を全て移し、家族を悲しませないようにすり替わるというものだった。



感想
タイトルの「スワン・ソング」は「人が亡くなる直前に人生で最高の作品を残すこと」らしいです。

双子の兄を亡くしたばかりの妻
まだ幼い息子
そして、新しく生まれてくる赤ん坊のために
自分の存在をクローンに入れ替えて自分は、知られず死んでいこうと決意した男性の話。

この映画の中で苦悩するのは、オリジナルの人格で、自分を引き継ぐクローンなのか、子供たちなのか「スワン・ソング」を残そうとする主人公キャメロン・ターナーが中心なのだけど、

クローン…当面の名前はジャック…の側からしても、初期状態では自分が全ての記憶を受け継いでおりながら、状況から自分はクローンだと認識せざるをえない状態。
クリストファー・ノーラン「プレステージ」で、自分はコピーされて生き残る方なのか、水槽に落ちて死んでしまう方なのかと毎回苦悩するヒュー・ジャックマン演じる主人公や、ダンカン・ジョーンズ「月に囚われた男」の主人公のように、自分がクローン人間だと気付かされた時の怖さが、このクローンには襲いかかって来て、彼は彼で辛そう。

オリジナルのキャメロン・ターナーは、
家族も含めた自分の人生が奪われていく悲しみに対面し「やっぱりやめた」的に思考。
しかし動き始めた計画を変えるわけにもいかず…
息子と、アップルジュースをビールに見立てて、一緒に枝豆を食べるシーン…
果たせなかった子供と酒を飲むという親の夢…
クローンには無い自分だけの記憶…
泣きそうになるシーン…泣かないけど…です。
そこまで妻との話がクローズアップされていたけど、子供との別れもあるんよねと気付かされます…これは辛い😢

オークワフィナ演じる二番目の被験者の
明るく子供と過ごす(既に自分がクローンだという記憶を消された)明るく冗談好きな女性も、施設で寂しく死を待つオリジナルとの対比で泣けるんよね…泣かないけど。

自分の為や、他人に騙されたわけでも無く、
家族のためのクローンというのが、今までになかったタイプの脚本
乗っ取りでは無く、オリジナルからすすんで幸せな人生を引き継ぐというのも、今までになかったものです。

鑑賞開始ごろは、もっとSF的なオチ…
例えば、実は元通りに入れ替わりする展開(じゃ無くて良かった
例えば、クローン側が徐々に暴走(とかじゃ無くて良かった
例えば、グレン・クローズたちに裏があってクローンと共闘(ほんと、そんな展開じゃ無くてよかった
例えば、もう一人の被験者の謎が解ける…実は妻がクローンだったとか(この手の展開は、過去に被験者が二人いるって伏線があったので、割と高確率であるかと考えていたけど無かった…これも結果、無くて良かった
等々を考えていたのですが、そういう展開はなく、順当に良い話としてオチます


観客に、
人生は主観で自分の為なのか
自分を客観的に愛してくれる家族のためなのか
そういう価値観が問われる映画でした。

…まぁ客観的に望まれていれば、それだけでも幸せですね。
少なくとも、自分が死んだ後はどうでも良いなんて思っている人生は送らないようにしようと、再認識させられました。


点数は4点強(5点満点中)です。
地味だけど名作の域じゃ無いかな。
(…でも、このために「Apple TV+」を契約して観れってほどでも無い)



では、このあたりで



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