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マスターズリーグ 東京VS大阪。

2006-12-13 10:28:12 | 野球観戦記
今シーズン2回目の、マスターズリーグ観戦です

両チームの先発は、大阪・山崎(近鉄)、東京・遠藤(大洋)。
遠藤一彦は、haluがかつて大洋ホエールズファンだった頃に
既にベテランだった投手です
野村弘樹とか、岡本透とかが居た頃ですね。う~ん、古い
本当に久々に見た遠藤は、相変わらず足が長くてカッコ良かったです

1回裏、東京の攻撃から、早くも試合が動きます。
先頭打者・屋鋪(大洋-巨人)がセンター前ヒットで出塁。無死1塁。
2番・蓬莱(西武-中日)の打席の初球で、屋鋪が2盗を成功させ無死2塁。
蓬莱は、6球粘ったものの、7球目をファーストゴロ。
2塁走者の屋鋪はその間に3進し、1死3塁。
そしてこのチャンスに打席に向かうのは、本日3番に座った黒江(巨人)。
黒江って…西武の黒江ヘッドコーチですよね?
『ストッパー毒島』に出ていたような気がする
その黒江がセンターへ犠牲フライを放ちます。
やや浅い当たりだったものの、屋鋪が足を生かしてホームイン。
東京、1点先制です

試合はここからしばらく膠着状態になります。
投手は、大阪は4回から山内(南海-中日)に、
東京は3回から斉藤明夫(大洋・横浜)に、それぞれスイッチします。

5回表。1点を追う大阪の攻撃。
この回から、マウンドには川尻(阪神-近鉄-楽天)が上がっています。
ってか、川尻って楽天に居たんですね。
haluは阪神に居た頃しか知らなかったので、ちょっとビックリでした
この川尻、たったの4球で2アウトまでこぎつけたものの、
1番・南牟礼豊蔵(阪急・オリックス-中日-阪神)が
初球を叩いてレフトスタンドへホームラン!!
大阪、同点に追いつきます

この後、大阪は野田浩司(阪神-オリックス)が6,7回を、
東京は村田兆治(ロッテ)が6回、増本(大洋)が7,8回を投げます。
この時、村田兆治が出したのですよ!!140km!!
初球から137kmなんてすごい球速を叩き出していたので、
「今日こそ140kmが見られるかな?」という感じはしたのですが…
やっぱし生で見ると嬉しい!!メチャメチャ嬉しい!!
ちなみにhaluが「カッコいいオッサンだなあ」と思うのは、
草野仁と北芝健と村田兆治です。う~ん、ステキだ

8回表、大阪の攻撃。マウンドは増本です。
先頭打者の1番・南牟礼がセンター前ヒット。無死1塁。
2番・五十嵐(ロッテ-オリックス-近鉄)がピッチャー前に犠牲バント…
しかし打球の勢いを殺しきれず、増本が素早く捕球し、2塁へ送球。
走者は2塁アウトになり、1死1塁。
3番・本西(阪急・オリックス-阪神-日本ハム-ロッテ)はサードゴロ。
ゲッツーコースだったものの、1塁への送球が逸れてしまい1塁はセーフ。2死1塁。
4番・村上隆行(近鉄-西武)がレフト前ヒットを放ち、2死1,3塁。
勝ち越しのチャンスで打席に向かうのは、5番・八木(阪神)。
場内は盛り上がりましたが、カウント1‐2からボテボテのサードゴロ…
しかしこの打球を、サード・初芝(ロッテ)がファンブル
初芝のタイムリーエラーで3塁走者がホームに還り、大阪、1点勝ち越しです

8回裏。
この回から、好投の野田に代わり村田辰美(近鉄-大洋)がマウンドに上がっています。
1死後、1番・屋鋪がレフト前ヒットで出塁。1死1塁。
2番・蓬莱の代打・中野佐資(阪神)が、ライト線の深い所ギリギリに入る
大きな大きな3塁打を放ちます。
1塁走者・屋鋪は一気にホームイン
東京、同点に追いつき、なお1死3塁と逆転のチャンス
3番・広沢(ヤクルト-巨人-阪神)は四球を選び、1死1,3塁。
4番・駒田(巨人-横浜)は、センターフライ。
3塁走者の中野がタッチアップでホームを突きますが、
センター・五十嵐の好返球で、ホームでタッチアウト!!
このプレーは凄かったなあ
当たり前なのですが、ホントに真剣に野球をやってるんだなあというのが
客席にまで伝わってきました

9回表。
この回から、東京のマウンドは石毛博史(巨人-近鉄-阪神)が上がっています。
この石毛、前回以上にメチャメチャ球が高くて、
スローボール(カーブかな?)でしかストライクが入らない!!
この回の先頭打者の、代打・川藤幸三(阪神)が1-3から
ライト前ヒットを放ちます。
無死1塁で、1塁の代走は中田良弘(阪神)。
…あれ?中田ってピッチャーじゃなかったっけ?
8番・有田修三(近鉄-巨人-ダイエー)が犠牲バントを試みるも、
石毛が素早い捕球でセカンドへ送球し、2塁はアウト。
ダブルプレーかと思いきや、1塁への送球が大きく逸れてしまい
打者の有田は一気にセカンドまで進塁。1死2塁。
9番・小川亨(近鉄)はキャッチャーファウルフライ。
このファウルフライは3塁側のベンチの屋根の辺りに飛んで行ったのですが、
キャッチャー・市川(大洋)が屋根の上に腕を伸ばして捕球しました。
市川、カッコいいじゃん!!
打席ではいいとこ無しだった市川ですが、守備はとても頼もしかったです
石毛の投げるまともにストライクゾーンを通らない球を
身体を使って必死に止めていました。
haluとしては、大洋時代のインチキくさいキャッチングが健在だったのが嬉しかったです。
インチキくさいと言うのは、ストライクゾーンから外れた球を捕球する際に
ミットをストライクゾーンに動かしながらキャッチするのです。
コミカルなバットパフォーマンスが注目されがちですが、
胡散臭い守備が良いんだよなあなんて思いながら見ていました。
2死2塁で、打順は1番に戻ります。
しかし1番・南牟礼は四球、2番・五十嵐は死球で、2死満塁
勝ち越しの絶好のチャンスに、3番・本西が右中間を破る2塁打を放ちます。
走者は全員生還し、大阪、最終回の2死から逆転に成功です!!

9回裏は、大阪・小林宏(オリックス-楽天)が3安打を浴びつつも
なんとか無失点で切り抜け、
スコアは5-2と、3点差で大阪の勝利です。

いや~、面白かった!!
前に見た東京VS福岡の時よりも、
選手たちの真剣さがヒシヒシと伝わってくるプレーが多かったので
どの選手もメチャメチャカッコ良く見えました
やっぱし野球選手はこうでなくちゃね!!
大洋・横浜ファンだったhaluとしては、
かつて大洋に在籍していた選手たちが活躍してくれたのが嬉しかったです。

あと…やっぱ欽ちゃんのパフォーマンスは要らないよ…


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4 コメント

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140km/h (ながうち)
2006-12-13 11:52:34
はじめまして。
選手の写真を熱心に撮りすぎて、試合展開をすっかりおざなりにしていたので、試合詳細が本当に助かりました。ありがとうございます。

しかし、兆治さんの140キロは本当に凄かったですね。序盤の投手陣は残念ながら見られなかったんですが、私が見た内では一番でした。

萩本氏は本当にアレでしたね。運営会社とか色々あるんでしょうけど、邪魔としかいいようが……。
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観戦お疲れさまでした ()
2006-12-13 20:35:57
はじめまして。TBありがとうございます。
今ちょうど録画を見ているところですが、市川捕手のファウル捕球はすばらしかったですね。中野選手の三塁打、生で見たかったです。
東京ドームでの試合では、ずっと萩本氏のマイク有りなのでしょうかねえ。あれがあると思うと観戦を躊躇してしまうものはあります。
返信する
ながうち様 (halu)
2006-12-15 00:20:32
初めまして、こんにちは。コメントありがとうございます。
ながうち様のブログを拝見して、写真の鮮やかさに見とれてしまいました。カッコいい瞬間を逃さずにカメラに収めてあって、写真を眺めているだけでもとっても楽しめました。
村田兆治さんの140kmは、見ていてゾクゾクしました。カッコよかったですよね!!あの場面をこの目で実際に見ることができた、というだけでも、ドームに足を運んだ甲斐がありました。
欽ちゃんは…本当に、どうにかしてもらえないでしょうか…(汗)少なくともhaluの座っていた周囲の客席では、欽ちゃんが喋る度に「もういいよ~」という声が挙がっていました…。
haluは1月2日も行く予定です。
またお越しくださいね!!
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直様 (halu)
2006-12-15 00:29:53
初めまして、こんにちは。コメントありがとうございます。
市川、中野、村岡、南牟礼、村上…みんな、全盛期とは比べ物にならないような、自身の言うことを聞かない身体(超失礼)をめいっぱい使って、溌剌としたプレーを見せてくれました。本当にカッコ良かったです!!
中継でも、欽ちゃんのマイクは入っていたのですね。場内に流れる簡単な実況中継(この日は、元TBSの石川顕氏が担当していました)は、選手の経歴や成績も試合の邪魔にならない程度に紹介してくれて、非常に聞きやすく役立つのですが…haluの座っていた席(3塁側の内野席です)の周りでは、欽ちゃんの喋りで笑っていた人はオバサンひとりだけでした…試合の邪魔でしかないと思うんですけどね。
またお越しくださいね!!
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