2007秋・明治大学。

世間はクリスマスだの３連休だのと騒がしかったようですが、
土日も祝日もイブもクリスマスも全部仕事だったhaluが
唯一したクリスマスらしいことといえば、
『ガンダム0080』のＤＶＤを全話ぶっ通しで見たことでした。
ううっ、やっぱ泣ける…バーニィ…


【投】
秋季は、久米くんがいなかったらどうなっていたことかというシーズンでした。
投手陣の経験の豊富さでは他校を圧倒していたと思うのですが、
エースナンバーを背負った水田くんがケガで開幕からベンチを外れ
春季大活躍だったサウスポーの古川くんもなかなか調子が上がらず…と
始終苦しい戦いを強いられていました。
そんな中、先発に、リリーフに、と
八面六臂の働きを見せてくれたのが久米くんでした。
しかし、リーグ戦が進むにつれて
明らかに登板過多な久米くんのピッチングが
徐々に精彩を欠いていってしまったのが
客席から見ていてすごく悲しかったです
リーグ戦終盤なんて、久米くんの名前が場内にアナウンスされるたびに
冗談なんかじゃなくて「久米くんが壊れませんように…」と願ってしまいました。
西嶋くんや宮田くんといった今後の明治の投手陣の軸となるピッチャーも
厳しい場面での登板にもかかわらずがんばってくれたことも多かったのですが、
やっぱり久米くんがチームを支える最大の柱になっていたことは
試合を見たお客さんならば誰もが感じることではないでしょうか？
でもね。
やっぱ、haluの中では今年の明治のエースは水田くんでした。
11番を背負っている…ってだけじゃなくて、
あんなにキレの良い、多彩な変化球を自在に操る頼もしいピッチャーは
六大学では久々に見たような気がします。
haluが元々変化球主体の投手が好き、ってのはもちろんあると思いますが、
そんな贔屓目を抜きにしても、本当に素晴らしいピッチャーだったと思います。

【打】
小道くん、行田くん、福本くんというクリーンアップは頼もしかったと思うのですが、
クリーンアップの前に走者が出ないのが何ともね。
週ごと、試合ごとに打線を細かく組み替えたりして
工夫しているのはすごく伝わってきたのですが…
最終的には小山くん、小林雄斗くんという１，２番に固定されましたが、
それまでの試行錯誤が長かったのが残念
また、halu的にものすごく残念だったのが佐々木くんの打撃不振でした
開幕時は４番に座っていたのに、
リーグ戦が進むにつれてジリジリと打順を下げられてしまい、
早稲田戦では遂にスタメンを外されてしまいました…ううう
佐々木くんが本来の姿を取り戻してくれていれば
明治の成績は大きく異なっていたのではないかと思います。
あと、個人的には上宇都くんが好きでした
代打として起用された時の力強いバッティングも良いのですが、
常に大きな声でチームの士気を鼓舞していました。
最後までスタメンの座を手中に収めることは出来ませんでしたが、
チームには欠かせない選手のひとりだったと思います。

【守】
個人的な好みだけで言えば、haluは小林くんの守備が好きなんですけど…
今季レフトのスタメンに座った福本くんの肩の強さは
かなり本気で惚れ惚れしてしまいました。
内野手では、小山くんの機敏さが目を引くかなあと。
でも小山くんは、スローイングが微妙かも…

【来季】
主力がゴソッと抜けてしまう投手陣がめちゃめちゃ心配です
西嶋くんや岩田くんなど、元気の良い投手は控えているものの、
先発での実績が無いのが気になるなあ。
そんな中で来季以降を期待したいのが、宮田くん。
秋期は目覚しい活躍を見せてくれたわけではないのですが、
すごく魅力的な球を投げるピッチャーだと思うのですよ。
この選手がリーグ戦を通して調子を維持できたら、すごく頼もしいと思います。
また、打者については…やっぱ佐々木くんの復調が待たれるのではないかと。
今年は春、秋通じて、行田くんという
明治っぽさ満開の打者の勢いに押されてしまっていた感がありますが、
打球の速さと力強さは明治の中でもダントツなのではないかと思います。
リーグ戦後に開催された日中戦での満塁ホームランのような
一直線にスタンドへ伸びていく打球がカッコいいんだよね～