宝塚星組『マイニューオーリンズ／ア・ビアント』

行って来ました～とうこさんのサヨナラ公演あ～やっとじっくり感想が書ける

今回はバスツアーで朝５時起き。バスの中で爆睡です

またまた偶然にも「宝塚音楽学校文化祭」の日と重なって、初々しい学生さんがパンフを売ってました。みんなこうやって育ったのね・・・と思うと何だか

会場に入ると立ち見が出るほどの大人気公演。とうこちゃんの人気をヒシヒシと感じました

内容は・・・あまり書きませんが、
アメリカニューオリンズの貧民外で生まれ育ったクレールのミュージシャンと、彼の運命を変えた女性との再会から始まる物語と言ったところでしょうか。

とうこちゃんの魅力を充分に引き出した、歌、大人の陰の魅力・・・ラストステージにピッタリの役柄だったと思います
あすかちゃんもとても美しくて、必死に生きているたくましく哀しい女性が素晴らしかった・・・
ホント、今の二人にしか演じられない、大人のドラマでした

とうこちゃんの仲間のミュージシャンは同時に退団していく人を中心にしたメンバー。仲間を大事にする彼女中心の「集団劇」の魅力もあって、そちらも楽しめました。それにしても、和さんの退団が惜しいなぁ

あすかちゃん演じるルルの弟にれおんくん。見る見るうちに逞しく、頼もしい存在になりましたね～主演になってからも楽しみ

ルルの愛人役はこちらも退団のしいちゃん。宝塚の男役らしい華やかさを持っている彼女の退団は本当に惜しいと思ってます。

主人公ジョイにニューヨーク行きを進めるプロモーターに涼さん。彼女も華やかで宝塚らしくて、こういう存在は貴重ですね。これからも支えてほしいです。

退団者が多い中、これから期待される人材もたくさん場面を与えられてましたね。
夢乃さん、紅さん、新公主演の真風さん、ねねちゃん、蒼乃さん・・・これからの星組にも期待でしょうね

ショーは「アビアント」：「またね」という意味らしく、タイトルどおりとうこちゃんへのオマージュといった感じで進んでいく印象。
古いレビュー小屋に現れた妖精がかける魔法で蘇る華やかなステージ・・・

開幕当初から星組生全員がとうこちゃんに「ありがとう」「またね」というパフォーマンスで、華やかなのにしみじみした印象でした。
今回ロケットではなく、男役女役混合のレビュー小屋の名物「カンカン」というのが面白かった

(ここからはかなり個人的感想が含まれてるので、以下ご注意を。)

どちらもとうこちゃん＆あすかちゃん、そして星組の魅力を堪能できる公演でした・・・が。

群像劇が素晴らしいお芝居だけど、個人的にはもう少し主演二人のお芝居を見たかったな
そしてショーだけど、大人のしっとりしたお芝居に引き続いてたし、とうこちゃんの明るくてカラっとしたイメージの、もっともっと明るくて笑顔になれるショーが見たかったなぁあんなに泣ける場面が続いたら、やってる人たちも毎日泣けて辛いんじゃないかなぁと涙はサヨナラショーにとって置いて・・・

かなりのサヨナラ公演に行きましたが、実は「お披露目」と「サヨナラ」に行ったのは、とうこちゃんだけなんですよね。社会人同期の最後の一人ですからね
これから先、そういう存在が現れるかどうか・・・


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