笑うこと 。

唐突ですが。
笑うことって、ホントに大事ですね。
そんなことをつくづく思う日々でした。

 

 

訃報から1週間。
志村けんさんの追悼番組が相次いで放送されています。

番組見てても、未だに、ホントなのかなぁ・・・と、事実が受け入れられない気持ち。これは全国の皆さん共通の思いじゃないでしょうか。

はぎおは完全に「全員集合」世代。
毎週当たり前のように土曜8時に爆笑して過ごしていました。

「全員集合」「ドリフ大爆笑」「志村どうぶつ園」・・・追悼で、過去の番組がいろいろ放送されてますが、いいのか悪いのか、お腹抱えて、涙流して爆笑してしまったどれ見ても、今見ても、わかってるのにホント面白い
ものすごくファンだった・・・という訳じゃないけど、いるのが当たり前だった。その人が突然いなくなって、志村けんという「喜劇人」は偉大な人だったと、改めて感じさせられました。

「追悼」なので、ものすごく寂しさを感じながら、笑ってる間、辛いニュースを忘れている自分に気づきました。複雑な心境ですけど。

もう、毎日が不安で、殺伐としてて、憂鬱なニュースばかり。
そして、各局、番組収録が止まってるとのこと。
病気の情報も大事だけど、不安が増幅していくばかり。病気に関してわからないことだらけで薬もまだ未開発。結局今は、自分でいろんなことに気を付けながら、「免疫力を上げる」ことが重要なんですよね？
こういう時こそ、「お笑い番組」や「コント番組」を休日やゴールデンタイムで放送してくれないかな。それこそ「全員集合」やってもらえないかなぁ・・・いま、「コンプライアンス」なんていってる場合じゃないと思う。

声を出して笑って。少しでも家で「現実を忘れる時間」が欲しい。そんな気がしました。

 

志村さん。
多分、40代くらいまでは、バラエティやトークなど、自分の番組以外に出演しなかった記憶が。なので、とてもストイックで怖い人なのかと思ってました。
だけど、どんどん素のご自分を出すようになって、ホントは優しい人なんだと。

追悼で誰かが言ってました。

「誰に対しても敬語で接する優しい人」

あれだけキャリアと人気がある人が、とても意外でした。確かに、「どうぶつ園」や「旅番組」見てたら、偉ぶる様子は全くなかった。できるようで、なかなかできないことです。
共演者・出演者、そして観覧やロケで出会った一般の人たちを楽しませることにかけてる印象。そういう意味では本当に「ストイック」で「プロ」なんだなって。

 

番組作りに妥協を許さず、常に挑戦を忘れず、貪欲な「喜劇人」。
「喜劇の中にも色気と哀愁が漂う」という方もいましたね。NHKの「となりのシムラ」とか見てると、そんな感じ。シュールといいますか。「全員集合」時代もそんなコントあったかも・・

 

大笑いした後の喪失感・・・時期が時期だけに、自分でも驚くほどショックは大きかったです。
・・・いやいや、高木ブーさんがおっしゃってました。
「志村けんは死なない、そう決めた。」

どこかで「今でも生きてる」「新作作ってる」と思いながら、追悼の時期に録画したコント番組や、CSでの再放送を見て、大笑いすることにします・・・