買ってしまいましたよ↓
没後30年という事で、多数の局で番組が組まれ、さまざまなメディアで紹介されていますが、これはお値段の割には、とても読みごたえがあって、得した気分。
特に、当時の映画のポスターに魅了されたことが、一番の要因でした。
「日活」時代に出演された、映画のポスターがほぼすべて掲載されていたんです
正直、「ボス」以外の、「石原裕次郎」というスターの映画を見たことはほとんどないです
が、なんというか、「デザインの美しさ」に惚れ惚れしました
(週刊朝日MOOK 没後30年 永遠のスター 石原裕次郎 より)
映画が一番の娯楽だった時代、ポスターを見ただけで、「わぁ~見に行きたい」と思わせてくれる、そんなデザイン・色使いです。
雰囲気があるじゃないですか。
もちろん、日活だけでなく、東映・東宝・大映・松竹・・・でしたっけ。
それぞれ、「スター」を前面に出して、なおかつ、ジャンル・ストーリーがわかるような、絶妙な感じだと思います。
洋画もそうですよね。
辛うじて、映画館の「手描き看板」の記憶があるだけに、こういうデザインは斬新でありながら、懐かしさも感じました。
(年齢はすでにバレバレですが)
「銀幕のスター」不在な昨今、映画を紹介するポスターも抽象的なものが多くて、それだけでは「見たい」とは思わないかもしれないですね。メディアでの紹介・情報から、足を運ぼうかな・・・と思うような。
(といっても、最近映画館に行く機会もなくなりましたが)
何度か書いてますが、「情報過多」も良し悪しな気がします。
ポスター一枚。
これだけで足を運びたくなる、そんな宣伝方法があってもいいかな~
グラフィック・デザイナーを生業として、書籍のデザインの仕事をしている私からも、この本はオススメです!
ポスターも含めて写真が大きく、見開きの誌面に大胆にレイアウトされているので、写真の持つダイナミズムがダイレクトに伝わってきます。
この辺り、写真の見せ方をよく心得ているアート・ディレクターの方ですね。
企画自体も「見る石原裕次郎」を目指しているとものと思いますので、そこに徹底的に拘ったスタッフの方々に敬意を表します。
唯一、難点を挙げるとすれは、「永遠のスタア」と表記されていないことでしょうか?(^_^;)
こんにちは。
プロの目から見ても、やはりそう見えますか!
他にも雑誌はあったのですが、このポスターの数々と内容量を見て、迷わずこちらを選びました。
本当に、「見映え」するスターさん・・・いや、スタアさんですね。スタア・・・懐かしい、というより、この時代にぴったりの、私からすれば新鮮な響きですね。
やはり、ボスは今見ても、十分カッコいいと思います!