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はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「不便」の良さ 。

2017-05-30 22:16:14 | 雑感

最近、昭和がブームですね。

70年代をすでに超えて、80年代・90年代のカルチャー・ファッションが復活。
実際その世代のはぎおにしては、懐かしいものばかり。

飲食店とかショップとかでも、もっと古い、60年代っぽいものが、若者に受けてるみたいで。

やっぱり時代は巡るんですね。

 

面白いといえば面白いんですけど、振り替えてってみると、今では考えられないことが、当たり前のように行われてました。

なにより、今となっては「不便」なことが当たり前で。もちろん「携帯」なんかありませんしね。

仕事だって、最初はコピーやワープロの清書からスタート。
パソコン一人一台なんてとんでもない時代。
「パソコン室」を競争で使用する状況。それが当たり前。

今みたいに、「将来の不安」とか感じる余裕もなく、日々一生懸命。今ほど「情報過多」ではなかったことが、逆に良かったのかもしれない。
メディアの情報番組も少なかったせいか、「常識」を知らないことも多かったかもしれないけれど、おかげで、「普通の生活」ができることに充足感を得ていたのかもしれません。

 

そういえば、舞台やライブのチケットを取るのは、電話をかけまくるか、プレイガイドの窓口までわざわざ電車に乗って買いに行ってたっけ。

でも、それは「苦痛」ではなくて、『お楽しみ』までの「わくわく感」がありました。

 

ネット・スマホが普及して、確かに便利になりました。特に買い物に関しては、コンビニで受け取れるということが、本当にありがたい

でもね、なんだか世の中おかしくなりました。景気も悪いせいもあるんでしょうけど、みんな「先の不安」ばかり心配するようになって。(人のことは言えませんけど
こんなに「昭和ブーム」が起きるなら、ほんとにあの当時に逆戻りするくらい、多少「不便」になればいいのに。最近ほんとに思います。

情報過多で、何を信じていいかわからない。
実際自分が見て、聞いて、体験したものを信じることが一番じゃないかと。
結局、ネットの買い物も、目の前にはない「架空のお店」で買ってるわけですからね。
不思議というか、よくよく考えると怖いというか。

 

それに、どこもかしこも、若者だけでなく、いい大人がず~とスマホをいじってる光景が、正直恐ろしいんですよね。

 

面倒な時もあるけど、もう少し、直接「会話」したいな~って。
便利になりすぎると、それが急にストップしてしまった時の対処を考える方が不安になります。
だから、これ以上便利にならず、多少の「不便さ」も残しておいてほしいなって。


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