今から約30年前、強烈な個性の学校の先生が誕生しました。
今では誰もが知る「金八先生」。
それまでの、長身でスポーツ系の先生ではなく、ロン毛で小さくてかっこいいとは言えないおっちゃん
でも、誰よりも情熱的で、生徒思いの先生でした。
実は、放送開始当時、まだ小学生。中学校のドラマにはさほど興味はなく、なにより『太陽にほえろ』ファンでしたから、リアルタイムでは見ていません
でも、しばらくたってから見た時、先生も生徒も超個性的で、面白かった
その先生が、定年を控え、心身ともに弱っているところを、教え子たちが手助けするという「ファイナル」が放送されました。
あの元気いっぱいの金八先生が、老いて弱弱しい姿を見ると、何だか見ている側も寂しく、また感慨深くなりますね。
最後の最後に、教え子の名を一人一人呼びかけるシーンがありましたが、なんか、そうそうたるメンバーですね。もちろん、芸能界から離れてる人もいるでしょうけど、未だに一線で活躍している人もたくさん。時代を感じます。
特に第1.2シリーズの懐かしい顔を見ると、何だか泣けてきちゃって
第1シリーズの宮沢夫妻の『孫』が中学生になるなんて、これまた時代を感じますよ…
また、今は建設業で働いている直江喜一さんが一時?復帰して、金八のために時に優しく、時に厳しく、励ます…見栄えは相当変わりましたが、とても頼もしかったです
また、周囲の先生たちも超個性的。特に第1シリーズは面白かった。やはり永遠のライバル、数学の乾先生が強烈ですね。
超エリートで田舎クサい金八との丁丁発止がハラハラもので。でもそういう敵対する相手ほど、分かり合えると最高の見方になるんですよね。乾先生もそうでした
また、若かりし頃の名取裕子さんが美術の先生で出てましたよね。確か、としちゃんが演じたちょっとツッパリの役に片思いされたような…
ファイナルで初めて?再登場して、ホント懐かしかった。
全シリーズで登場したのが大森巡査。あの東北なまりのお巡りさんとの掛け合いが見られないのも寂しいです。
記憶に残っているほどちゃんと見たのは、第1シリーズと、風間俊介君がメインの第6シリーズ、上戸彩ちゃんがメインの第7シリーズかな。風間君の役は強烈で、上戸さんの役は危うくて、ホント目が離せませんでした
でも、回想シーンを見てると、なんとなく覚えていて、結局全シリーズ気になってちょいちょい見てたんだなぁと。
きっと、影響されて先生になった人も多いんじゃないかと思います。
ああいう先生がたくさんいてくれれば…なんて思いますが、現実は理想通りの教育って難しいのかもしれないけど
あ~でも、金八先生が定年…一つの時代が終わったなぁ…なんて寂しさを感じました。
『金八先生』とうとう終わってしまいましたね。思い出深く、胸が詰まる思いで何度も涙したドラマです。
初期の第1、第2シリーズは作品の勢いがすごかったというか、いろんな場面が目に焼き付いています。『腐ったミカン』の加藤優たちが警察に連行されるなか、中島みゆきの『世情』が流れるあのシーン。あまりに有名なシーンですが、私はリアルタイムで見たときのことをはっきり覚えています。当時はたぶん小学生、もちろん録画してもないのにです(笑)たった一度だったのにこんな年まで鮮明に記憶するほどの感動だったんだと思います。鶴本直ちゃんのシリーズと丸山しゅうくんのシリーズも好きでした。
こんにちは。
初期作品は強烈でした。生徒も先生も超個性的で(^^ゞ
第2は再放送でしたが、あのシーンは私も未だに心に焼き付いています。ちょうど校内暴力が問題になった時期でしたもんね…
かなり社会問題を意識したドラマ作りになってましたが、しゅう君のシリーズは、フィクションとは言え背筋が凍る思いでした。
見る世代によってとらえ方も変わるような気がします。
終わってしまったかと思うと、やはり寂しいですね。