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はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

このブログについて

ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

暢気ですが・・・今年の観劇予定。

2008-02-06 22:15:32 | 記録:観劇
昨年の夏、直前で「東京観劇ツアー」をキャンセルして以来、ほとんど舞台・演劇というものから遠ざかっていました
夏以降の観劇作品は・・・

9月  藤山直美主演 「泣いたらあかん」
12月 劇団四季   「エビータ」

この2本。

もちろん、演者の方たちは熱演で、他の観客は満足されてたと思います。
でもはぎおは正直、「観た」という実感もなく、なかなか伝わってきませんでしたかなり病んでますね

今年に入り心身ともにかなり復活し、ようやく観劇にも積極的に興味が湧いてきたようなので、ざっくりと観劇予定を立ててしまいました。(そんな場合ではないだろうに

2月 「ペテン師と詐欺師」
3月 宝塚宙組「黎明の風」(未確定)
4月 劇団四季「美女と野獣」
5月 宝塚月組「ミーアンドマイガール」
   宝塚雪組「ベルサイユのばら番外編」(未確定)
6月 「大奥」(未確定)
7月 「ウーマンインブラック」(未確定)

以上です。宝塚へは足を運ぶつもりですが、後は全て地元何と豪華なラインナップ行かない手はないでしょう
しかも未定ながら「愛と青春の宝塚」「かもめ」も全国ツアー予定地に入ってるんですよ~鹿賀さんがこんな田舎まで2度も来てくれる行かなかったら罰が当たる

年始にはケラさんの「わが闇」も来てたし、今のところ観劇予定はないですが、浅丘ルリ子・渡辺えり共演「恋はコメディ」もやってきます。
田舎に住んでいながら、贅沢な世の中になりました。うれしいよ~

一応ここ半年の予定ですが、さて何本観に行けることやら



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結局・・・行けませんでした(苦笑)

2007-08-04 22:39:27 | 記録:観劇
みなさん、温かいお言葉ありがとうございました
どれだけ励まされたことか・・・
感謝、感謝です

でもね・・・行けなかったんです
日曜から準備して、火曜にはスーツケースに荷物を詰め終え、先生からのお墨付きももらって、あとは行くだけ・・・だったんです。
ところが、前日水曜の夜から激しい腹痛がお腹も下して、もうふらふら
それでも翌日は何とかなるだろうと、駅まで行ったんです。でも、諦めました。お腹が治らなくて。
甲状腺で大騒ぎしていたのは何だったんだろうと思えるほどの急展開。もう、悔しくて悔しくて、それと比例するようにお腹が痛くて・・・もう泣くしかなかったです「どんなに忙しくても、東京遠征を目標に頑張ったのに」と。
いい大人なのにお恥ずかしい
そして、あとは寝込むだけ


行けなかったショックと、腹痛から、ようやく今日何とか立ち直る事が出来たかなまだ腹痛は完全ではないですが、そろそろ起きないとね

きっと、忙しくて疲れてたから、「体を休めろ」という指令だったのかもしれませんね。そう思う事にします

「レミゼラブル」「エリザベート」「キンコンカンシアター」「錦繍」「ロマンス」・・・皆さんの感想で楽しませていただきます。

それにしてもこの1週間は、はぎおにとって色んな意味で忙しかったなぁ
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『レニングラード国立バレエ 華麗なるクラシックバレエハイライト』

2007-07-28 11:27:40 | 記録:観劇
以前、このバレエ団の公演は2度観ている・・・らしい。
ロシアらしい、とてもスタイルがよくて個々の技術も高いという印象がありましたが、今回は日本の名花、草刈民代さんの出演ということもあって、今まで以上に楽しみにしてました。昨年、彼女のプロデュース公演『ソワレ』を体調不良で観ることができなかったので、余計期待に胸を膨らませて・・・・

ところが、会場に着くと、看板が。
「草刈民代は背中を痛めたため、演目を変更する」
本来であれば「白鳥の湖」の第一幕(40分程度)を踊ってくれるはずだったのが、これはバレエ団のイリーナコシェレワが代役。かなりガッカリ・・・

でも、彼女はとても美しく、素晴らしい技術で「白鳥の湖」を充分堪能できる舞台だった

後半は様々な作品のハイライト。
「海賊」「グラン・パ・クラシック」「騎兵隊の休息」「ワルプルギスの夜」「エスメラルダ」・・・あらゆる作品からのチョイスで、無条件にとても楽しめた。
多くの観客はやはりピルエットやジャンプなど、派手な技巧に目がいってましたが(もちろんはぎおも)、逆に地味だけど技術が要求される「騎兵隊の休息」に感心を持ちました

そして、1幕の替わりとして草刈さんが選んだのは「白鳥の湖」瀕死の白鳥。いろんな人で観ましたが、哀しさが伝わってきたの彼女が1番かな・・・なんてえらそうにそれから色っぽい。そんな風に感じたのははぎおだけ?
この時は故障はほとんど感じませんでした。

最後に、「エスメラルダ」で登場。古典のようで初めてでしたが、華やかで明るい印象。ただこの時は、よろけた場面が何度かあり、本調子ではないのかなぁと
やはり、彼女の「白鳥の湖」が観たかった・・・かな。しっかり養生してください

とはいえ、とても楽しかった
ただ、プロの技術が気になって、「足のポジション」「手のポジション」等など、最初のころはそこばっかり双眼鏡で眺めてました。
知識もなくて下手なくせに、バレエをもっと知りたいという欲だけは一人前なようで・・・
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『宝塚 BOYS』

2007-07-22 15:54:46 | 記録:観劇
宝塚に男子部があった・・・・以前どこかで聞いたことのある話を、舞台化するというだけで、興味津々。宝塚を男性中心に描くこの作品を期待せずには要られなかった
出演者も出身が様々。落語家、新劇、小劇場、そして仮面ライダーきっと楽しい舞台に違いない。そう思ってました。

ところがこれが、結構泣ける。いい意味で裏切られた感じです

ストーリーは
戦後間もない宝塚歌劇。創設者小林一三の下に、「宝塚に男子部を」と直訴状を書いた若者がいた。小林の考えと一致したこの意見に、早速「男子部」が実現する。
期待に胸を抱いて数人の若者が飛び込んでくるが、現実は厳しかった・・・

戦争の暗い過去を背負った若者達が、人々に夢を与える為に、新しい人生を切り開く為に、そして生きる為に「宝塚」で懸命に励む姿は、おかしくもあり、結果がわかっているだけに哀しくもあった。
劇団上層部や現役生徒たちの厳しい反対にあい、何度も期待させられながら、満足舞台にも上がれない彼ら。結局10年足らずで解散となったけれど、ラストで叶わなかった大劇場でのレヴューシーンは、涙なくして観られなかったきっと、悔しいながらも充足感に満ちて去って行ったと思うけれど、はぎおは「彼らが劇団にいた時間は一体なんだったんだろう」そんな気持ちで観てしまった。

とはいえ、涙だけではない。タイツ姿のバレエレッスンや、「馬の足」を必死で稽古する姿は、もうたまらなく可笑しくて。

出演者は・・・
葛山信吾、吉野圭吾、柳家花禄、三宅弘城、佐藤重幸、須賀貴匡、猪野学、山路和弘、そして宝塚OG初風諄。
三宅さん以外は皆さん初めてでしたが、歌に芝居にダンスに大活躍でした
特に葛山さんと山路さんは以前「アンナカレーニナ」で観る予定がダメになったので、今回はとても楽しみにしてました。
葛山さんはダンスが苦手そうなところがちょっと笑えましたが、真面目で正義感の強い青年がピッタリ。
トランス」「OVER THE CENTURY」で拝見したことのある三宅さん、コメディ部門担当ですが、上手いです。大活躍でした。
吉野さんはダンスが得意なだけあって安心して観れましたが、屈折した青年がよく似合ってました。
佐藤さんは押し出しが強くて、エネルギッシュな感じ。「TEAM NACS」の舞台が観たくなりました。
猪野さんはテレビで何度か拝見しましたが、眼光鋭く、イケメンですね。青年座出身とのことですが、もっと舞台で見たい感じ。
須賀さんは「仮面ライダー」出身のイケメンだそうですが、あんまし記憶にない。舞台栄えするし、もっと舞台で活躍してほしい気が。(そういえば葛山さんもでしたね
そして花禄さん。ピアノは上手いし、お兄さん譲りのバレエ姿は、ほとんど主役といっていいです。なにしろきっかけを作った人ですから、情熱は人一倍。真面目で不器用な人柄を好演されてました。

彼らを見守る劇場のおばちゃんは初風さん。初めて拝見しましたが、さいしょ気づかないくらい割烹着がピッタリで。でも彼らに稽古をつけるときは、「初代マリーアントワネット」の本領発揮で、素晴らしい美声でした。

劇団での男子部の担当で唯一の見方には山路さん。出てきた時からダンディで、思わず釘付けに淡々と仕事をこなすだけに見えたけれど、実は彼らを人一倍心配し、劇団に掛け合っていた熱い男。解散が決まった時、悔しさを滲ませていたのには思わず涙がこぼれました

演出は中島淳彦さん。以前テレビの特集で「だめな人たちを描いていきたい」と語っていました。今回はだめな人たち・・というわけではなかったけど、彼らの心情が活き活きと伝わって来た感じでとても好感を持ちました。そのいい台本をテンポ良く演出してくれたのが鈴木裕美さん。
なんだか、こんないい作品を作り上げてくれた2人に、感謝したい気分

観劇しながら、現役の宝塚の生徒にもぜひ観てほしい気がしました。こういう歴史があって今があるということで・・・





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夏休みの観劇予定 。

2007-06-16 22:35:01 | 記録:観劇
やっと入梅しましたが、もうすぐ夏も本番。暑い時は涼しい劇場で観劇が一番(会場に到着するまでに汗だくになるけど
今年は観劇東京遠征に出るぞ~

その前に7月は地元で。
話題の「宝塚BOYS」
草刈民代客演「レニングラード国立バレエガラ公演」

で8月初旬は3泊かけて遠征さ。
まず初日、橋本さとし版「レミゼラブル」
で、2日目は、水さんお披露目「エリザベート」
その夜に、密かな楽しみカンコンキンシアター「クドい!」
3日目、久々のストレートプレイ、鹿賀さんの「錦繍」
で、その夜は初の井上ひさし作品「ロマンス」

今のところ、以上です。
残念なのが、歌舞伎座が玉三郎さんの特別公演で、通常の幕見席がなかったこと。空いた時間にちょろっと観劇して、改修前の歌舞伎座を体感したかったんだけどなぁ。

で、初日の夜がまだ空いてるわけで。
生のジャニーズを体感しに少年隊の「PLAY ZONE」を観ようか、「スタジオライフ」を堪能しようか、新宿のルミネで吉本で大笑いしようか・・・・
一番観たいのは宝塚OGによる超豪華ダンスショー「DANCIN' CRAZY」なんだけど・・・

迷いに迷ってるところですが、ほとんどがチケット確保困難な訳で。オークションに手を出すか、ホテルに帰って寝てしまうか。
小劇場なども行きたいし、何かお薦めのお芝居はありませんか~

後は、お江戸に行ったら、和の小物や文具を扱う店にも行きたいし、折角だから美術館等で芸術も堪能してみたい。
考えると何日あっても足りないくらいなんですが、今回は3泊4日。今からすでにハードスケジュールを組んでる訳で。

とはいってもまだ2ヶ月先のお話。体調を整える事と、しばらく節約する事を心がけねば。

それにしても、これだけ濃密な時間を過ごしたら、その後はぎおは何を目標に生活して行けばいいのか


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『血の婚礼』

2007-06-11 21:49:51 | 記録:観劇
今伸び盛りの森山未來。彼の舞台、生の姿を見たくてチケットを取った。いつものように内容もあまり見ないでね。
重いストーリーにもかかわらず、彼の伸びやかで軽やかなダンスが心地よい気持ちにさせてくれた・・・そんな舞台だった。

舞台はスペイン、アンダルシア地方。
結婚を控えた花嫁の前に、かつての恋人が現れる。心が乱される花嫁。刻々と近づく結婚式・・・
花嫁の元恋人の父親は花婿の父親と兄を殺した人物。物語には血生臭い因縁が根底に流れている。
暗く、激しく、哀しい・・・白井晃さんらしい、詩的な演出。そこにフラメンコとギターの生演奏。とても文学的な作品だった。

主演の恋人役、森山君は、内面は激しい感情を押さえようと、どうすることも出来ない気持ちを周囲に当り散らす、難しい役。はぎおにとっては正直、どっしりと逞しい女性陣の影に、線の細さを感じずにはいられなかったんですが抑えきれない感情をフラメンコで爆発させているのかなと。軽やかな、素晴らしいダンスでした。彼なしでは今回の舞台はなかったかと。
伸び盛りの彼。ミュージカルでも、ストレートでも、もちろんテレビでも、もっともっと見ていたい、そんな期待を抱かせてくれました。

花嫁のソニンちゃんは、イメージどおり逞しかったんですが激しいながらも繊細で、女優としてとても可能性を感じました。歌も上手いし、ミュージカルなんかでもっと活躍してほしい。いっそのことつんくファミリーを離れてね彼女のエポニーヌなんか観たいなぁ。

元恋人の母親は根岸季衣さん。いつもテレビで観るとおり、元気な女性という印象。母一人で子供を育て上げた、芯の通ったこちらも逞しい母親で、なんと歌まで披露してくださって。スペインの民謡を聴いているような、悲哀に満ちた歌声でした。

正直、一番観たかったのは、江波杏子さまやはり貫禄たっぷりで、アンダルシアに生まれ育った、どっしりとした女性。夫を殺された恨みを抱え、口うるさいながらも息子にたっぷりと愛情を注いできた。見るからにスペイン人の逞しい母親でした。

あと印象的だったのは、尾上紫さん。この舞台で一番透明感のある少女と、"月"という抽象的で強烈な激しさを持つ2役を、全く別人のように演じ分けていた。テレビで何度か拝見した事がありましたが、日舞の舞踊家なんですね。どおりでしなやかな印象でした。

何もないセットに八百屋舞台。そこに時々大きな布がかかるだけ。それでも、赤を基調とした照明で、スペインの片田舎を思わせるには充分だった。
そして、名ギタリスト、渡辺香津美さんの生演奏。スパニッシュは専門ではないものの、素晴らしい音楽&演奏だった。
考えてみれば贅沢な舞台。彼の生演奏をBGMに演じられるお芝居だから・・・

最後に、このお芝居を観て感じたこと。「女は強し」内容はもちろんの事、出演者も含め、『女性』が強烈に印象に残った。愛する男性を亡くしても、自分の行動によって大切な人たちを失っても、そこに残り生きて行く・・・これって、国民性なのだろうか、それとも女性本来の強さなんだろうか・・・

何だかまとまりのない感想で。いろんな感情が交錯しております


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『マイフェアレディ』

2007-06-03 15:12:51 | 記録:観劇
行って来ました。
王道中の王道、定番中の定番。誰もが何も考えずに楽しめる、まさにそんな感じでした。

舞台はロンドン。18~19世紀あたりでしょうか。
下町のなまりの強い花売り娘に出合った言語学者が、友人と賭けをする。
「6ヶ月で彼女のなまりを完全に直し、レディに育て上げる」
その日から、花売り娘は学者の家で正しい発音とレディとしてのマナーの特訓を受ける事になる・・・

5月以降、19世紀あたりのヨーロッパが舞台の芝居が続きました。
いろんなジャンル・演出のおかげで、当時のヨーロッパの様子がよく伝わった気がします。

正直に言うと「マイフェアレディ」よりも、生「大地真央」を観たくて来たようなもの。席も良かったせいか、とにかく美しかった。
スタイルも抜群で、まさに「スター」のオーラが放出しっぱなしという感じで。
逆に美しすぎて、下町の娘の場面でどんな悪い言葉を使っても、下町育ちに見えない・・・のは個人的意見です。
1台詞、1場面を丁寧に演じている・・・そんな気がしました。

ちょうど、大地さんのメイク、嶋田ちあきさんの特集番組を見た後だったので、特にメイクが気になった。
下町娘の頃はとにかく子供っぽく、レディになりたての頃は田舎娘が化粧したという感じで派手でちょっとダサく、そして舞踏会で成功した時は大人っぽく美しく・・・そう心がけたんだそうです。

ヒギンズ教授は石井一孝さん。
ミュージカル界では知らぬ者はいないほど有名人ですが、はぎおは初めて生で拝見。さすがうわさに違わず歌もうまく、個人的にはちょっと高音が苦手なんですが、台詞では抑えた感じでプライドの高い教授を演じてくれました。
芝居もテンポ良くてコメディアンの要素もたっぷり。
それにしても、ヒギンズさんて、あんなに感情的で無神経な人なんですねぇ。

友人ピッカリング大佐は羽場裕一さん。
はぎおはこの方もとても楽しみにしていました。
さすがに歯切れが良くて、品がありながらとても自然。なんだろう・・・一番安心してみていました。彼の細かい芝居がツボをくすぐって、なんども笑わせていただきました。
他の芝居でも生で観てみたい・・・そんな気にさせてくれました。前よりもずっとファンになりました。

教授の母ヒギンズ夫人の草村礼子さん。
最初は気難しい感じと思わせながら、イライザの一番の理解者となる、懐の深い母親役をまさに好演。生で体感できた事を感謝です。

イライザの父親ドゥーリトルの上條恒彦さん。
あーまさにミュージカル俳優。声も通って、豪快で楽天的な父親がぴったり。
ダンスも見せていただいて、とても楽しかった。

イライザに一目ぼれするフレディの浦井健治さん。
彼も初めてですが、とても役柄同様素直でまっすぐな印象。
歌も上手いし、今後にとても期待できますね。

ゆすりで儲ける言語学者のカーバシーは藤木孝さん。
はぎおは結構好きですね。グランドホテル」以来でしたが、出てきただけで嫌味で嫌われ者というのが伝わってきて、短い出番でしたが笑わせていただきました。

他にも、宝塚時代にとても好きだったちあきしんさん、「アイガットマーマン」で拝見した花山佳子さんなどなど、実力者が脇を固め、定番ながらレベルの高いものを観た気がしました。
パンフを観ても知らない方が多いんですが、日本のミュージカル界は層が厚いことを実感。

ナンバーも、知っている曲が多く、子供時代にエレクトーンで弾いた「運が良けりゃ」「時間通りに教会へ」などは懐かしくて。でもどんな場面で使われた曲か知らずに弾いていたので、舞台で流れてきた時は可笑しくて。

ちょうどこの日は演劇鑑賞会だったのか、高校生がたくさん観に来ていました。とてもマナーが良くて、好感が持てました。
はぎおもこういった定番のミュージカルを地元で観るのは初めて。
もっともっと、こういうスターさんの素晴らしい名作が全国を周り、演劇人口が増えることを期待します。

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『双頭の鷲』

2007-05-20 16:07:43 | 記録:観劇
1年ぶりの美輪さま
きっと今年も美しい美貌とカリスマ性で、素晴らしい舞台を見せてくれる事でしょう・・・と期待して行ったのですが、不運が重なりまして・・・う~ん、不満の残る観劇となりました

嵐の夜、ある国の王妃は亡き夫である国王の思い出に一人ひたっていた。
国内では姑である皇太后一派が権力を握り、孤独に生きていた王妃。
その王妃の部屋に怪我を負った若者が侵入してきた。彼女を狙う暗殺者と言う。亡き国王に瓜二つである彼に驚きながらも、運命的な出会いを感じる・・・・

今まで見た美輪作品の中で、一番古典的で、様式美を最も表現した、そんな舞台だった。
美輪さんが手がけたという美術セット、世界のワダエミデザインの衣装・・・舞台転換がほとんどないのに、まるで自分が当時の場内にいるような、本格的で美しいものだった

とにかく、気品と美しさ、悲しさが満ち溢れた王妃だった。とても男性が演じているとは思えない。今回は特に歌舞伎の女形に通じる、様式美を感じましたね。
若輩者がコメントを書くのは何ですが日本に今美輪さんを越えるカリスマ性を持った女優はいないと思うなぁ。

ところで、美輪さんの舞台を観ているといつも感じるんですが、必ずいい香りが漂ってきます。白檀かなそれだけで癒されますワ

相手役の若者木村彰吾さん。美輪さんの秘蔵っ子という感じで、何度か相手役を務めてますが、はぎおはちょっと大芝居な感じで苦手なタイプ。ゴメンナサイ
舞台栄えする体格&お顔ととても低音の魅力たっぷりボイスがいいです。10年後、どうなっているかとても楽しみ。

今回特に楽しみにしていたのが、長谷川初範サン
あまり知ってる人はいないと思うけど、彼が30年近く前にウルトラマン80の主演で出てきた時から注目してました
今回初めて舞台を観ましたが、皇太后一派の悪役という事もあって、恰幅がよく、貫禄がありました。結構エキセントリックで嫌味な役柄で、イメージが180度くらい変わりましたね舞台人=長谷川初範をもっと見てみたい・・・そんな気がしました。

夏樹陽子さんもはじめての舞台姿。もともと美しい方だけに、舞台栄えは抜群。「暴れん坊将軍」をはじめ、テレビのイメージではクールで知的なイメージでした。
でも今回はヒステリックな役柄のせいか、声が高すぎてちょっと苦手意識を持ってしまったもっと落ち着いた役で見てたいな。

奇しくも5月に入って観た舞台(「コンフィダント・絆」「ジキルとハイド」「双頭の鷲」)はすべて19世紀の話(「双頭~」はモデルとなったのが19世紀のドイツ・オーストリア)
ジャンルは全く違うものの、それぞれの生活が伝わってくるような、興味深さがあった。

残念だったのは・・・・
上演時間が長い仕方ないのかもしれませんよ。でも地方から観に来ているものには辛いねぇ
18:30開演で、終演が22:00終電で帰れば何とかその日のうちに駅までたどり着くものの、次の日出張の予定があったので、3幕の内2幕まで観て泣く泣く帰りました。パンフ見たら、3幕が一番のクライマックスシーンだったようで(当たり前ですけど)、結構いい席だったので、残念で残念で

それから、この日の観客のマナーが最悪だった事
とにかく咳払いやクシャミが尋常じゃない色んな席から男女問わず大声で聞こえてくるので、台詞が聞こえないほど。休憩中の場内アナウンスで何度も注意を受けました。携帯も何度かなっていたようだし・・・
久しぶりです、こんなに不愉快に思ったのは折角広島まで来て上演してくれているのに、もう少しマナーを守ってほしいなぁ。
終演後の観客がどんな反応を見せたかわかりませんけど、あれでは次の公演は美輪さんが広島に来てくれるとは到底思えない・・・

最後まで観ていないので、偉そうに感想を書く立場でないんですが、残念だった気持ちも含めて、書き記してみました





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『ジキルとハイド』

2007-05-16 20:59:49 | 記録:観劇
やっと、念願の鹿賀さん近年の代表作、「ジキルとハイド」のチケットを確保出来ました。しかも今回で彼はファイナル
最初にして最後の公演を、夢心地で観劇に行きました

19世紀のロンドン。
「人間の善悪を分離できる」という確固たる自信の自分の理論に周囲に理解されないジキル博士は、自分の体でその薬を試してみる。
穏やかで真面目な青年ジキル博士は、やがて暴力で自分を解放する悪魔のようなハイド氏に変貌し、自分自身をコントロールできなくなる・・・

タイトルは知っていたものの、初めて結末まで知ってしまった。
もう衝撃的
何がって、内容もそうだけど、鹿賀丈史という俳優のすごさを見せ付けられた気がした事なんの特殊メイクも仕掛けもなく、舞台上で一瞬にしてジキルからハイドへ変貌した時の表情といったら・・・・
真面目がゆえに若さで突き進むジキル氏を見ていたときは、ちょっとこちらが気恥ずかしい感じもしましたが(ゴメンナサイ)、ハイド氏に変貌してからは、もう釘付け彼の持ち味である妖しさがまさに開放された感じで、圧倒されっぱなし。
変貌振りもさることながら、ハイドをコントロールする事ができないジキルの苦悩振りがビンビン伝わってきて、こちらまで苦しい心境に。
正直、ビブラートの聞いた歌声はあまり得意ではないですが「レミゼ」のバルジャン役よりも、心地よく聞けました。
ジキル→ハイドの声や音域の差は、並みの役者ではできませんね

これがファイナルって本当に惜しい気がするけど、パンフで本人が語っていたように「歳を重ねるごとに円熟味を重ねる類の作品ではない気がする」というのは、判るような気がする。何より体力と精神力が必要だもん。
まだまだ現役で見ていたいですから

その昔、30代の鹿賀さんからファンになりました。何がって存在そのものにでも今回改めて、幅の広い役者として鹿賀丈史に惚れてしまった気がします
舞台もいいけど、その個性と存在感でドラマもどんどん出てくれないかなぁ・・・

それにしても、二人の女性から愛されるって、モテモテですねぇ

鹿賀さん話が長くなりましたが、他の役者さんについて。
マルシアのはまり役となり、ジキルとハイドの間で揺れ動く娼婦ルーシーには香寿たつき。途中参加で相当プレッシャーがあったのか、今までの彼女からは感じられなかった力みが伝わってきてこちらまで力が入ってしまったけれど、出てきただけで色気のある、でも可愛くて素直でどこか悲しげなルーシーが存在したマルシア版も見たかったことは事実だけど、こちらはCDで楽しもう。

ハイド氏の友人、アターソンには戸井勝海。
初めて「レミゼ」を見たときに、マリウス役で出演していて、しかも広島出身。その時から気になる存在でした
真面目で気のいい、突き進む性格のハイドを抑えてくれる、頼りになる友人の弁護士。まさにはまり役だと思いました。が、やはりちょっと鹿賀さんとの年齢差を感じてしまったこれは誰が悪いわけでもないですけど。
この役は初演で段田安則再演で池田成志再々演で石川禅と、役者として個性を確立してきた方々が演じてきた役。それぞれを、特に段田版、池田版は興味津々。ぜひ見たかった

ジキル氏の婚約者エマには鈴木蘭々。
歌もそこそこ上手いし、可憐で、悲劇的。結構役にはぴったりだったけど、これこそ、年齢差を感じずにはいられなくて、申し訳なかった
それと、実力派揃いの中で、少々小さく見えた気がして、もったいないなぁという感じで。

エマの父親カルー卿は、浜畑賢吉。
鹿賀さん以外のメインで唯一初演からの出演者ということもあり、安心して見ていられた。ハイドへの不安と、娘を手放す寂しさが手に取るように伝わってきた。初めて歌声も聴いたけど、心地よかった

この「ジキルとハイド」という作品、善と悪という単純な事ではなく、人間の二面性がもたらす悲劇を目の当たりにした、そんな気がした。
二面性なんて、誰にでも存在しますからね。はぎおなんて幾つの顔があることやら
奇しくも前日の「コンフィデント」も、人の心の内面を描いた作品。
2日間で、いろんな事を考えさせられました。

歌も、もちろん芝居も素晴らしい、記憶に留まるに違いない作品だった。だけど、ミュージカルの演出?構成?はぎおにはしっくり来ないところがありまして。舞台に集中していても、すっと冷めてしまう間があって。
これは個人の主観で、作品自体の問題ではないのかも知れませんけど

あ~長くなってしまった
何だかんだいって、気に入ってるんじゃない

この作品、今回で一度終了してしまう。
次にハイドをやる役者が、一体今いるだろうかといろいろ考えつつ、帰路に着いたのでした。


PS.観劇後、通勤途中の車内のBGMはもちろん「ジキルとハイド」
きっと観ることが出来ないだろうと随分前に購入済だったのを、こうして観劇後に聴く事になるとは・・・・舞台を思い浮かべながら感慨にふけってます
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『コンフィデント・絆』

2007-05-13 15:18:36 | 記録:観劇
やっと、行ってきました。大阪へ
しかも三谷作品初の生観劇。内容もほとんど知らずに、チケットだけ確保したという、なんという無謀な性格。でもこれが返って正解だった
心から感動できる作品に、久しぶりに出あった気がする。

舞台は19世紀。万博を控え、エッフェル塔を建設中の活気付いたパリ。
ある場所に、後に有名画家となるゴーギャン、ゴッホ、スーラ、そして彼らに声をかけたシュフネッケルの4人が、共同でアトリエを構え作品作りに打ち込んでいる。
そこへ、カフェで働くルイーズが絵のモデルとしてやってくる。
誰にも素直で率直に接する彼女に、次第に4人は芸術家として、1人の男として本音を話し始める・・・

中井貴一、寺脇康文、生瀬勝久、相島一之。40代の同世代の個性的な役者がこれだけ揃う舞台はなかなか見られないまたそれぞれがいい役割を果たし、とても素晴らしい台本とともにいい相乗効果を上げた・・・そんな気がする。

正確な構図と繊細な点描画のスーラ=中井貴一
豪快さと優しさを併せ持つゴーギャン=寺脇康文
繊細さと狂気を感じさせる天才肌のゴッホ=生瀬勝久
とにかく人がいいリーダー=相島一之
三谷さんも狙ったとおりの配役だと思うなぁ

そこへ一服の清涼剤といった存在のルイーズ=堀内敬子
はぎおの彼女へのイメージは、四季時代の写真だけですが、正統派・清純な女優さんだったんだけど、結構幅広く、豪快で器量のいいルイーズにぴったり。しかも歌が上手いですからね。
「ゴーギャン、ゴッホ、スーラ、パ シュフネッケ~ル」というテーマ曲が耳に今でも残ってます。この曲がある種キーになるんですが・・・これも狙いね。

単に表面的な友情で終わるのではなく、奥底にある嫉妬や不安、恋愛感情、それによって起こる悲しさ・寂しさ・・・とくにゴッホは誰もが悲しい結末を迎えることを知っているので、フィクションであっても何ともいえない気持ちになった

それにしてもこれって、芸術家という特殊な職業だけでなく、普通の世界でも起こりうるテーマだなぁと痛感。我慢していい関係を保つのか、本音をさらけ出して自分の道を突き進むのか。
本音としては、本音をさらけ出したいけれど、小心者のはぎおとしましては、なかなか難しいところで

たまらない気持ちになりつつも、感動で胸がいっぱいになった構成・演出・音楽・・・久しぶりにすべてつぼにはまったきっとこの作品ははぎおの今年のベスト3に入るに違いない。
ただ、2階席の後ろで、オペラグラスも持ち合わせていなかったので、細かい表情が見えなかったのが残念でたまらない
WOWOWさんがやってくれそうなので、絶対録画・保存版

客席は、当然満席。
しかも男性の方が多いのに驚いた結構男女問わず一人でさらっと観劇されてる方も多くて。
地元じゃ考えられません
都会には、舞台好きの、しかも目の肥えてる方が多いんだなぁと感心しっぱなし。みなさんいい趣味です
しかも、会社帰りの方も多かったみたいで、地元でも休暇をとらなければ観にいけないはぎおにとって、その光景に、もううらやましい限りで


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4月以降の公演チケット確保状況 。

2007-04-01 17:06:36 | 記録:観劇
春、4月ですね。
観劇シーズンの到来です。
冬眠中のはぎおもやっとこ行動開始です

まず4月
   宝塚大劇場 星組「さくら」「シークレットハンター」

  5月
   大阪  「コンフィダント・絆」
        「ジキルとハイド」
   広島  「双頭の鷲」

  6月
   広島  「マイフェアレディ」
   広島  宝塚月組「ダルレークの恋」
   広島  「血の婚礼」

  7月
   広島  「宝塚BOYS」確保予定

  8月
   東京  「錦繍」
       あとは「ダンシングレディ」と雪組「エリザベート」と「レミゼラブル」が確保できれば・・・


いや~近年になく精力的に行動してますね。今の時点ですでに8作確保とは。
予算が足りてるかどうか心配ですが

とりあえず、大阪の2作はどうしても見たかったので嬉しい限り
舞台を観て、自分も元気をもらおう・・・というのが今年のテーマかな
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「錦繍」 。

2007-02-25 20:36:20 | 記録:観劇
昔、会社の先輩に紹介され、読んだ「錦繍」。それが舞台になるという。それも鹿賀丈史主演で

その先輩は様々なカルチャーに興味を持っていて、絵、音楽文学etc.いろんな事を教えてくれた、はぎおにとってとても大きな影響を与えてくれた人。その先輩が紹介してくれた「錦繍」。何故この本だったかは覚えていないけれど、早速借りて読むことに。

元々読書が苦手のはぎお。最初は読めるかなぁと不安だったけれど杞憂だった。
ある理由で愛し合いながら別れてしまった夫婦が、再会後文通を通してお互いの気持ちを伝え合う・・・・切ない内容と美しい日本の景色を繊細に描いた文体にグイグイ引き込まれた。

ちなみに、この作品にはまって、一時期宮本作品を何冊か読んだけれど、他は意外にも繊細でありつつ大陸的なスケールの大きさも感じた。

初めて感じた「大人の愛」。この当時、辛いけれど、早くこんな恋愛をしたいと焦った時期でした(結局こんな劇的なことはおこらなかったなぁ。
それだけ影響を受けた作品が、舞台化、しかも鹿賀さん主演でと言われれば、何としても見にいかなければと、先ほど早々にチケットを確保しました最近エネルギッシュな役が続いていたので、主人公の苦悩をストレートでどのように演じてくれるか、それはそれは楽しみで元妻は余貴美子。この方も演技巧者でとても好きなので、お2人ともいいお芝居を見せてくれると、勝手に期待しすぎてます

演出は「レ・ミゼ」「ベガーズオペラ」のジョン・ケアード。奇しくも彼のミュージカル作品を2作も見ているので、初のストレート作品をかなり期待してます。しかも、日本人の原作。どのように演出してくれるのか。

音楽がモーツアルトの曲と、なんと尺八の藤原道山。どんな風になるのか想像もつきません

まぁ、あまりに期待しすぎて、はずれだったことも多々あり。ただただ、原作の静けさと繊細さと2人の葛藤を巧く表現していただければ、と思ってます

それにしても、今から半年も先の8月のチケットを確保するとは、まるで芸能人のようなスケジュール


錦繍

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2007年観劇予定-あくまでも予定。

2007-01-15 21:37:59 | 記録:観劇
今年は「節約する」と、年の初めに誓いました。(今年もかな)
でも、それは、5月以降の観劇の為だということにします
面白そうな舞台を次々と発表してくれて、ひどいよ~
う~ん、全部行きたい

今のところ、とりあえず行く気満々な舞台は・・・

5月 「ジキルとハイド」(鹿賀丈史) 「双頭の鷲」(美輪明宏)  
6月 「マイフェアレディ」(大地真央)「血の婚礼」(森山未来) 
8月 「ダンシングクレイジー」(宝塚OG)「錦繍」(鹿賀丈史)「エリザベート」(宝塚雪組)
10月「レ・ミゼラブル」
11月「蜘蛛女のキス」(石井一孝)
それから、今年中に宝塚をもう1本

これだけ書いてみると、地理的にも厳しい、チケット確保が困難なものもあって、多分半分は行けないかなと
地元開催は何としても行きたい
まぁ、期待を込める意味でも現時点で書き出してみました。先に希望を持って生活しないとね
そのためには、今年前半は大人しくしております

皆さんの予定はいかがですか?

           
                 
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『みんな昔はリーだった』 。

2007-01-14 16:49:47 | 記録:観劇
やっと観にいけました。
年末の体調不良もあり、今回も観劇する事自体、若干の躊躇いがあったんですが、結果は行ってよかった

彼女の一言で落ち込む青年。その青年を慰めようと、自分の青春時代の思い出を語り始める叔父。それは、男子学生みんなが「ブルース・リー」に夢中だった、男らしさ優先の時代だった・・・

昭和50年代?の時代を髣髴とさせる時代設定、ストイックなまでの生き方を追求リーを真似る男の子たち。そこに突然やってきたなよなよした転校生が、みんなの意識を変え、いじめや喧嘩を繰り返しながら、友情を深めていく・・・それだけ書くとしんみりした物語に思えるが、そこは後藤作品。爆笑・苦笑が止まらないほどコメディタッチで楽しく小気味良い、好感の持てる作品だった

主人公はよっと(ネプチューン堀内健)となっていたが、私の中ではみんなをリーの世界に導くたっけさん(竹下宏太郎)のような・・・いや、なよなよした性格がみんなを巻き込むダメユキ(瀬川亮)・・いや、ちょっと調子いいボンボンの河田(池田成志)・・・やっぱり主人公はみんなだな学生時代に周りにいた同級生に通じるものがあるかも。そこが親近感が溢れて楽しめた理由の一つかもしれない。

親近感といえば、はぎおはブルース・リー世代でなくて、ジャッキー世代なんですが、途中で出てくる世相の話題やギャグがほとんどわかってしまった事がちょっと悲しかったりしてその分、若い世代より楽しめた事には変わりないけど。

ところで、途中、話の合間に場面転換的に登場した後藤さん。あんなおじ様みたいな顔して、自分と同世代だった事が判明。これがこの日1番のショックだったりして

ともかく、年明け1番の観劇は最高の滑り出し。いい作品とめぐり合えました
初めての後藤作品は最高でした
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2006年の総まとめ -観劇~日常まで-。

2006-12-31 15:59:26 | 記録:観劇
今年もあと数時間となってしまいました。
シンジラレナ~イ
大晦日というのに、テレビを見たり、雑誌を読んだり、パソコンで色んなサイトに行ったり。年末年始の休暇に入って、ボケボケ・ダラダラ生活です

他のサイトの遊びに行って、そういえば今年のまとめをしていなかったと気づくボケようで。そこで、観劇を中心に総まとめをしてみました。

《観劇》
  1月  ミュージカル「グランドホテル」(東京)    ミュージカル「ベガーズ・オペラ」(東宝・東京)  
      ミュージカル「コーラスライン」(四季・京都)
  2月  ミュージカル「人間になりたかった猫」(四季・広島)
  3月  坂東玉三郎特別舞踊公演「藤娘・鷺娘」(松竹・広島)
  6月  「愛の賛歌 ~エディット・ピアフ物語」   (広島)
  7月 「熱海殺人事件 売春捜査官」    (広島)
  8月  「開放弦」             (広島)
  9月  ミュージカル「コーラスライン」   (四季・広島)
  10月  ザ・コンボイショウ「アトム’06」 (広島)   「blastⅡ:MIX」(広島)
  11月  WAHAHA本舗「踊るショービジネス2 ダンス王」(広島)
  12月  「トーチソングトリロジー」     (広島)

以上、計13本でした。
ミュージカルで始まり、日舞、小演劇、更には同じ作品を2公演見たり、内容的に結構充実していたかなぁと思います
でも、チケットを取っていても当日体調を崩して断念したり、「トーチ~」のように上演時間が長すぎて、泣く泣く途中で帰ったり・・・悔しい思いもしましたね

来年は、東京で「レ・ミゼ」「ジキルとハイド」をぜひ見たいと思っているので、前半は節約のため、観劇は控えるかも(まぁはぎおの性格上、断言はできませんが


個人的に振り返ると、3月以降、しばらく体調が思うようにならない事が続いて、イライラとストレスがたまる毎日「自律神経失調症」とか「更年期障害」とか、その他にもいろいろ思いあったって対策を講じてきましたが、結局12月の今まで不明で。観劇が一番大きなストレス解消法なんですが、これに行けない事が一番のストレスです

でもまぁ、検査しても異常はないようなので、体調が辛くなっても「あ~また来たのね」と割り切って、だめな時は無理しない、潔く諦める事にしました
2007年は、前向きに、でも無理しないように、1年を過ごしていきたいものです。

後は、何か検定等の勉強を始めようかなぁと。ボケボケ生活が続いているので、ちょっと喝を入れねばこのまま死んでしまいそうで試験に受かる・受からないは別として、少し「努力」をしてみようと思います。


この、更新もままならないブログに遊びに来られた皆様、1年間ありがとうございましたm(_)m
2007年はもう少し更新頻度を上げていきたいと思いますので(去年もこんな事を書いたような・・・)、よろしくお願いします。
良いお年を~

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