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はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

このブログについて

ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

「錦織健リサイタル」

2011-05-10 06:58:45 | 記録:観劇

3月に開催予定だった

『錦織健 テノール・リサイタル』

震災直後だったこともあり、延期になっていましたが、2か月後の5月、ようやく開催されました。

 

 

地元に一流のテノール歌手が来るし、価格もお手頃だったということもあり、すぐにチケットを手に入れたんですが、実際会場に着くと

「やっぱ敷居が高かったかなぁ」

とちょっぴり不安にも…

 

 

でも、始まった途端、そんな気持ちも吹き飛びました。

面白かった

テレビで拝見する錦織さんも結構楽しい方ですが、それ以上の面白さ。かなりのおしゃべり&サービス満点のパフォーマンス
延期になった分、根っからのサービス精神が爆発したようでした。
彼の熱い思いがあふれ出るトークが続き、ちょっと羽目を外したところも
それをユーモアで弁解するところもかわいらしい感じで、観客の心をグッとつかんだような気もしました

 

もちろん、歌も素晴らしかったですよ
手前味噌ですが、地元の文化センター『ポポロ』の音響が素人が聞いても結構高いレベル。
後方の席を購入したのですが、彼の美声は響かせてくれました。

曲目はこちら↓

人々よ慰めなさい (ヘンデル)
もろもろの谷は高くせられ (ヘンデル)
オンブラマイフ (ヘンデル)
泣かせて下さい (ヘンデル)
恋はやさし野辺の花よ (スッペ)
宵待草 (多忠亮)
この道 (山田耕筰)
松島音頭 (山田耕筰)
からたちの花 (山田耕筰)
荒城の月 (滝廉太郎)
花 (喜納昌吉)
島唄 (THE BOOM)

休憩

何というやさしさ (ドニゼッティ)
空はほほえみ (ロッシーニ)
私の名を知りたければ (ロッシーニ)
誰も寝てはならぬ (プッチーニ)
踊り (ロッシーニ)
タイム・トゥ・セイ・グッバイ (サルトリ&クァラントット)
ネッラ・ファンタジア (モリコーネ)
You'll never walk alone (ロジャース)

アンコール

オーソレミーヨ
We are the chanpion
Stand By Me

 

途中、クラシックリサイタルにはまずないであろう、何曲かギターの弾き語りで客席を回るというパフォーマンスもあって、とても盛り上がりました。(このギターもかなりの腕前
そのせいか、珍しく観客のボルテージも上がって、アンコールも3曲。
アンコールラストの「スタンド~」では手拍子に乗せての熱唱で

 

いろんなコンサートに行ってるはぎおですが、クラシックのソロリサイタルは初めて。でも、錦織さんの楽しいパフォーマンスもあって、気楽に楽しめました
マイクなしの生声の迫力、力強さに感動。ちょっぴりボーカルを学んでいたので、余計に素晴らしさを感じたのかもしれません。

ピアノ伴奏の多田聡子さんのレベルも相当高く(著名な方だったらごめんなさい)、2曲ほどソロ演奏もあって、2時間たっぷり、クラシックを堪能した一日となりました。

 

年配の方が多かったですが、クラシックの入り口として、老若男女、誰もが楽しめるライブだったと思います

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チケットを取ってみました。

2011-04-23 19:48:17 | 記録:観劇

どうも最近、以前ほど「エンタメ」系に足が向かなかったんですどうしてもねぇ…
興行自体が全体的に自粛ムードということもありましたから。

 

例年、春以降は、地方にもたくさん興行が来ます。今年もいろいろとラインナップがありますが、ようやく出かける気分になったせいか、5月以降のイベントチケットを取ってみました。ただ、今のところこの2本で

 

宝塚雪組全国ツアー公演 「黒い瞳/ロックオン」

ブロードウェイミュージカル「スゥイニー・トッド」

 

実は、広島市内に行くのが1年以上ぶりなんですよ…いかに行ってなかったか

 

「黒い瞳」は10年以上前の、月組作品。真琴さんトップ時代でも、一番好きだったなぁ。
音月&未涼の同期対決が今から楽しみ

 

あとは映画かなぁ…

「シチリア、シチリア」

「ザ・ファイター」

「阪急電車」

「SOMEWHER」

「白いリボン」

「トスカーナの贋作」

「ブラック・スワン」

「ダンシング・チャップリン」

ゲキシネ「薔薇とサムライ」

 

…選んだラインナップをよく見ると、結構暗いテーマ・暗い作品が多かったりしてそういう心境なのかな
いやいや、たまたまそういう作品が多いってことで。
まぁ、どれだけ行けるかわかりませんが…

 

とりあえず、宝塚の「ロックオン」と「薔薇とサムライ」ではじけちゃおう

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全部見終わるのは…いつ?!

2011-02-16 19:16:53 | 記録:観劇

足を運ぶことが少なくなってきた観劇

DVDも販売されてますが、家にはBS&CSがあるし、それなら「おうち観劇」という手があるじゃないかと、HDDにとにかく「舞台」そして見に行けなかった「映画」をひたすら撮りためたら…

逆に「いつ見るんだよというほどの量になってしまいました

2/10現在、これだけあります↓

 

[舞台]

・宝塚雪組 「バレンチノ」
・ロマンス
・江戸の青空
・印獣
・バンデラスと憂鬱な珈琲
・海をゆくもの
・上海バンスキング
・2人の夫とわたしの事情
・ビリーバー
・シティボーイズライブ
・イリアス
・THE LEFT STUFF
・錦繍
・こまつ座「国語元年」
・こまつ座「人間合格」
・カエサル
・夢の遊眠社「半神」
・歌舞伎「勧進帳」
・新春歌舞伎
・新春浅草歌舞伎
・歌舞伎「三人吉三」
・歌舞伎「黒手組曲輪達引」

 

 

[映画]

・エディットピアフ
・マンオンワイヤー
・オペラ座の怪人(劇団四季吹替え版)
・勝手にしやがれ
・ブエナビスタソシアルクラブ
・扉をたたく人
・博士の愛した数式
・新しい人生の始め方
・クヒオ大佐
・人間失格
・僕たちのワンダフルデイズ
・食堂かたつむり

 

 

・・・・どうしましょ書き綴るだけで一苦労

これでも結構消去して整理してみたんですけど、この状況ではどれから見ていいかもわかりません

撮りためすぎも、案外見る機会を失ってしまうものかもしれませんね。

撮ったらすぐ見る⇒これがコツなんでしょうけど

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『桂三枝 新春寿独演会』

2010-01-18 08:30:32 | 記録:観劇
うちの地元の新しいホール、田舎の割にはいろいろ公演をよんでくれて、ちょっとありがたいです。
欲張りなので、もっともっとお芝居をよんでほしいんだけどな

で、今回足を運んだのは・・・

『桂三枝 新春寿独演会』

先日東京でも落語を聞いたばかりですが、せっかく地元に大御所三枝師匠が来てくれるとあっては、行かずにはおれない

ホールは1000人近く入るので寄席の小ぢんまりした雰囲気は味わえないけれど、金屏風に高座。気分は出ました。

「独演会」とありましたが、お弟子さんの三金さん(元銀行員だそうです)と三歩さんのお二人も一席ずつ。

当たり前ですが、さすがプロ。とにかく巧いです。面白いです。
先日東京でも感じましたが、落語界って層が厚いんだなぁと・・・

そしてお目当て三枝師匠。
テレビで見る以上にスリムでも着物がお似合いで、テレビタレントではなく「落語家」の風格です。

お三方とも創作落語、しかも「宿題」とか「高齢化社会」など、時代を意識したようなテーマで、年齢層の高かった観客も爆笑

はぎおは爆笑・・・とまでは行かなかったけど、ず~っとほっぺたが緩みっぱなし
話の持って行きかたといい、ストーリーといい、創作落語の第一人者、さすがでした。

「笑う」ことって精神衛生上大事なんですってね。
今のお笑いブームの芸人さんもいいけど、それとはまた違う、伝統芸能での笑いもいいですねぇ。

じゃ、やっぱり最終目標は子供の頃から見てきた『笑点』の会場か
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『東京月光魔曲』

2010-01-13 20:51:54 | 記録:観劇
落語が予定以上に長く、終わった時は13時50分・・・ヤバイ
ダッシュで行ったんだけど会場へは10分の遅刻・・・
しかも迷っちゃって、道を聞いた東急の案内の方に「始まっちゃってるけど頑張って行って下さい」と励まされる始末で・・・

真っ暗な席に着いた時には汗びっしょり

でもまだプロローグ部分で、物語のキーになる部分は見れたので、とりあえずホッと一息。

で内容は・・・(ネタバレあり)
活気と猥雑さに満ち溢れた震災後の昭和初期、モダン都市東京を舞台に、かの谷崎潤一郎氏も平伏すエロティシズム、名匠海野十三氏も驚愕する奇天烈さで描く、姉弟と探偵の胸躍る心理活劇!と銘打ち、日常と非日常、現実と非現実の相反した状態が同時に表すマジックリアリズム(公演HPより)

いや~見てるときは、何だかドロドロとした複雑にストーリーが交錯した内容だなぁと思ってたけど、公式HPを見て納得。谷崎潤一郎を意識してたんですね(って読んだ事ないけど雰囲気で)

豪華な出演者が何役もこなして、いろんな伏線を含んだストーリー展開に追うのが精一杯。で、あまり気持ちいいエンディングでないので、疲れが出ちゃった
この舞台に関してはミーハー気分で選んだので内容的にははぎお好み・・・ではなかったかな。

出演者の中では瑛太さんはこれから期待大でした声もいいし背も高いし見栄えがいい。それにやっぱり巧い。もっともっと舞台で見たい感じ。

ユースケさんは出番は少ないけど、テレビのいい加減な印象とは違って、お芝居巧いですよね
弟役の長谷川朝晴さん、結構好きです。彼も舞台の人なんですよね。ますます興味津々。

山崎一さんってぱっと見普通の人っぽいんだけど、個性的ですね。舞台ではより感じました。こういう方が舞台を引き締めるんだなぁと

あとは伊藤蘭さんの舞台姿が驚きだったけど、やっぱりキャリアがあるだけにいいですね。テレビとは違う妖艶な感じで・・・

休憩の時、ライトがつくとかなりの立ち見がこの日は千秋楽だったみたいで、演出のケラさんも登場。紙テープが飛び交う華やかな終了となりました。
何かとラッキー続きですねぇ。
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『新春!しながわ寄席 ~東西至高の話芸~』

2010-01-13 00:48:58 | 記録:観劇
一度は落語を生で見たいと思ってました。
でも寄席に行くのはちょっと・・・

で、今回良い企画があったので足を運んでみました。

出演者は写真の通り。

お目当ては昇太さんと仁鶴師匠

でもどの方もさすが面白いです
落語って「一人芝居」だと改めて実感
それに15分程度の中でよくできてますよね。

「東京ダイナマイト」が出てきた時は、ちょっとラッキーって感じで

昇太さんは枕で年末年始のテレビのお話。これがまさにはぎおのつぼにはまって爆笑本筋もさすが勢いがあって面白い。

逆に仁鶴師匠は抑え目で、でもそこがジワジワと笑いを誘ってベテランらしい面白さがたまらない。ちょっと元気がないようにも感じたんだけど・・・

最近落語を聞く人って若い人が増えてる事を実感しました。
客席も半数以上は20~30代だったような・・・
歌舞伎もそうだけど、なんだか嬉しいですね。

新年早々良いものを聞かせてもらった・・・そんな感じです。
だけど・・次の予定に遅れる
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初春花形歌舞伎『伊達の十役』

2010-01-12 07:35:01 | 記録:観劇
初の新橋演舞場。しかも注目の海老蔵さん「伊達の十役」
期待が高まらない訳がない

でも劇場へ着いてびっくり
「上演時間5時間30分」
一演目でしょ

4時開演で終了が21時30分ですよ・・・帰ろうかと思いました
が、覚悟を決めて劇場へ。

2階席の上手。斜め方向からしか見えないし、ここでも気落ちいやいや、せっかく来たし。

さて内容は(ネタバレあり)
足利家の重臣仁木弾正は、父赤松満祐の亡霊と出会い、鼠の妖術を授けられます。そして足利家打倒という亡父の大望を果たすことを決意。この野望を知った忠臣絹川与右衛門は弾正を捕らえようとしますが取り逃がします。その後、弾正と足利家の後見役大江鬼貫は結託し、当主足利頼兼を唆して高尾太夫へ入れ上げさせます。傾城を身請けしたとあっては、将軍家から非難の的となるだけに、与右衛門は忠義のために妻累の姉である高尾太夫を手にかけます。その上、高尾太夫の霊が乗り移った累も斬殺します。(松竹HPより)

いや~お家騒動の内容とはいえ、ドロドロしてるし悲惨だし
それを様式美でドラマティックに見せるのが「歌舞伎」なんだと改めて実感。

で、今回は特に最高の「イリュージョン」を見ているような海老蔵さんの早替わりにびっくり今考えてもどんな仕掛けなのかさっぱりわからない。しかも宙乗りまであって、これ以上のエンタテインメントはない
ずっと座ってるのは辛かったけど、あっという間の5時間30分でした。

公私共に充実しているのが伝わるような、海老蔵さんの熱演。
正直娘役は・・・だったけど立ち役も女役も素敵曲者や老け役が似合ってるのは芝居巧者の要素も大きいんでしょうね。

いつも映像で強烈な役ばかり見てる獅童さん(年末も「男たちの大和」見たばかりだし)がすっとした男前を演じてるのが可笑しくて出番は少ないけど、やはりカッコいいです。

笑也さん、右近さん、春猿さんなど、猿之助さん門下の方もたくさん出演されてて、豪華で華やかな初春公演でした



今回はさすがに「イヤホンガイド」を借りました。
お陰で内容がよくわかりましたが、途中で解説の方の「感想」も入るのが可笑しくて。

歌舞伎座以上に和服姿の方を見ました。しかも若い方が多くて。品の良い着物の色と柄が多かったので、思わず双眼鏡で見ちゃったよ
歌舞伎を和服で・・粋でいいですねはぎおもやってみたいなぁ・・・
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『ファニーガール』

2010-01-09 07:11:44 | 記録:観劇
歌舞伎のお次はミュージカル
しかも今日初日なんとラッキーな

おさちゃんこと春野寿美礼の退団後第2弾、うたこさんこと剣幸、新感線の橋本じゅんなどなど、個性的な出演者。
そして、宝塚のクールな演出家正塚先生の初外部演出・・・はぎおにとって興味津々

ストーリーは次のとおり(ネタばれあり)
喜劇女優の華やかなサクセスストーリーであると同時に、決して順風満帆でなかった彼女の私生活の悲哀にもスポットを当てています。舞台での成功とは裏腹に、憧れの男性だったニックとの夫婦生活は、「格差婚」の様相を呈していく...。(公式HPより)

初日ということもあってか、アクシデントがいろいろと・・・(台詞が出てこなかったり、ベルが鳴らなくなったり)そのせいかちょっとまとまりがなかったように感じましたが、各シーンを「動かす床」でスピーディに展開していたのが面白かった。

おさちゃんの歌はさすが
スターになる前のファニーは「猪突猛進」というよりもちょっと「おばか」に見えたのははぎおだけでもスターになってからすれ違いの結婚生活を向かえた頃は、悲しさが漂っていて本領発揮だったような気がする。

うたこさんは、優しさと厳しさと兼ね備えた力強い母ベテランだけあって歌はもちろん、貫禄のお芝居でした

この二人と同じくらい気になったのが橋本さん。
以前にも舞台を見ましたがその時は「時代劇」まさかアメリカ人役を見ようとは
ご本人も言われたようにアメリカ人には見えませんが愛情があるはずだけど「友人」として彼女を支える振付師。彼がファニーを励ませば励ますほど悲しく感じたのははぎおだけでしょうか・・・
途中アドリブ満載で、おさちゃんもマジ笑いしてるし、場を持っていくことしばしば

ファニーの伴侶となるニックは綱島剛太郎さん。
初めてのミュージカルということでしたが歌はちょっと山口祐一郎さんを思い出させる印象。ちょっと力が入りすぎてる気もしたけど、いい声だし舞台栄えしてました。

別の分野の一流同士の結婚て、お互いのプライドが邪魔をするのか、愛し合っているのに上手くいかない。こんな悲しいことはないけれど、ファニーはこれを糧にしてさらに舞台女優として輝いていったのかな?

バーブラストライザンドで舞台化・映画化されたとのこと。ピッタリと思っちゃった。ぜひ映画も見たいものです。

追記:ロビーにはたくさんのお花が。
おさちゃんやうたこさんは宝塚や舞台関係、橋本さんには古チンから。そんな中、綱島さんには密かに奥さんのはしのえみちゃんから来てたのが微笑ましかった

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『寿初春大歌舞伎』

2010-01-08 19:47:32 | 記録:観劇
来ちゃいました東京
数年前に買って2回くらいしか使っていないモバイルパソコンを持って来て書いてます。使いづらい

初日、すでに色々発生してますがとりあえず観劇記録を更新していきます。

歌舞伎座1月公演の午前の部。午後は次の予定があったので
「春調娘七草」「石切梶原」だけを見ました。

席は3階の端。正直あんまり見えませんでした
でも「春調~」は新春らしく美しくて華麗な舞踊でした。

工藤祐経に父を討たれた曽我五郎(橋之助)、曽我十郎(染五郎)の兄弟は、静御前(福助)と共に、春の七種のご祝儀にこと寄せて工藤の館に乗り込みます。兄弟は仇を討とうと勇みますが、静御前は二人を宥めながら、七草粥の準備をします。(歌舞伎座HPより)

福助、橋之助、染五郎のお三方。
はぎおは橋之助さんの舞踊が力強くて前から好きでしたが、新年早々見られて幸せかも

ガイドを借りなかったので「石切~」は細かいところまで内容がわからなかったのですが幸四郎さんはもちろん、東蔵さん、魁春さんがよかったなぁ~

梶原平三景時(幸四郎)は、大庭三郎景親(左團次)、俣野五郎景久(歌昇)兄弟や大名(由次郎、種太郎、宗之助)が居並ぶ鶴ヶ岡八幡宮の社頭に参詣します。ここへ青貝師の六郎太夫(東蔵)と娘の梢(魁春)が大庭に刀を売りに現れ、大庭は梶原に刀の目利きを頼みます。 
梶原は稀に見る名刀と言いますが、俣野は刀の斬れ味を検分すべきと言い、死罪の罪人を二人重ねた「二つ胴」の試し斬りが行われることになります。しかし罪人は一人しかおらず、六郎太夫は自らその役をかって出ます。罪人の剣菱呑助(秀調)が引き出され、梶原による試し斬りが行われますが、斬られたのは呑助一人。刀を売ることが出来ず、自害しようとする六郎太夫を止めた梶原は、意外な事実を語りはじめます---。
(歌舞伎座HPより)

いつもテレビでチラッとしか見る機会がないので、じっくり見られただけでも満足

歌舞伎座の現在の建物、四月で終了なんですよね。狭いし古いし、確かに改築の余地はありますが、この古さに味わいがあるような気がします。
たぶんもう見る機会はもうないと思うと、やっぱり寂しいですね・・・

写真撮ってますんで、またUPします
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「フロスト×ニクソン」

2009-12-16 06:27:35 | 記録:観劇
アカデミー賞で気になっていた「フロスト×ニクソン」の舞台化。しかも初「北大路欣也」さん。
楽しみにしてました

日曜日、7時過ぎに家を出て電車と高速バスを乗り継いでいざ大阪へ。

ウォーターゲート事件で辞任後のニクソン大統領と彼をインタビューする野心家のジャーナリスト。お互いの思惑が絡んだ数日間のインタビューを舞台化したこの作品。(以下敬称略)

2時間休憩なしの台詞劇。舞台上の熱演に見ているこちらも熱くなる一方で

ニクソン大統領はもちろん北大路欣也、ジャーナリスト・フロストは仲村トオル。
お互いの個性が出てなかなか面白い対決でした

ウォーターゲートは映画「大統領の陰謀」などで見てなかなか興味深い事件ですが、今回はそれがメインとは感じなかった。
ニクソンの人間性が浮き彫りになるような作品・演出だと思います

良くも悪くも人間的。野心家だけど不器用で人間味はあるものの『大統領』の器ではなかったのかな・・・

インタビューの終焉後、落胆の中にもちょっとホッとしたようなニクソンの表情に涙・・・自信満々な大統領の顔から引退した一個人へ・・・北大路さんの演技に感動ですさすが

フロストのトオルさん。舞台姿は初めてでしたが、舞台栄えするし声も良くて、今後に期待大ですね野心家の反面、期待と孤独に押しつぶされそうな複雑な面を垣間見た気がします。

他の出演者は・・・
佐藤アツヒロ、中山祐一郎、中村まこと、谷田歩、そして安原義人。

実は今回安原さん目当てでもあったんです
声優として大好きな彼ですが、舞台を一度は見たいと思っていてこのチャンス
声も素敵ですが、いつまでも若々しく飄々とした感じが相変わらずで嬉しくなっちゃって役者さんとしてもさすがですね。

舞台を見ていて感じたことは、どんなに熱い討論を重ねても、それが終われば「よきライバル」としてお互いを認め合う。こういうのは日本人にはなかなかできないことだなぁ・・・

まだ映画版は見ていませんが、どんな風に感じるのか、ちょっと楽しみです。

カーテンコール、北大路さんのお茶目な一面が見られて楽しかった
安原さんと中村さんは(主役に場を譲るため)そそくさと舞台を去ってしまい、トオルさんが戸惑いながら呼び戻す場面も。何だかそれぞれの個性が出てて最後まで楽しませてもらいました

2時間の舞台に往復9時間。買い物時間も全くなし。贅沢なのか遊びすぎと言うか・・・
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今度こそ行きます・・・?! 東京遠征 。

2009-11-27 06:17:54 | 記録:観劇
過去に何度かこのようなことを書いていつも実現しないので、なんだか「狼少年」みたいになってきましたが・・・

1月「東京遠征」を計画してます。今回は行けると思う。きっと。多分・・・

いやいや、次いつ行けるかわからないから(もう二度と行けないかもしれないし)体調さえよければ必ず行きます(その体調が問題ですが)

今回はバラエティに富んだ作品を選ぼうと思ってますが・・・
今予定してるのは
「ファニーガール」
「初春花形歌舞伎」
「新春大歌舞伎」
「東京月光魔曲」
「新春しながわ寄席」

です。
結構渋いですよね・・・

で、行こうかどうしようか迷っているのが
「宝塚宙組カサブランカ」
「コルテオ」
「ラッパ屋 世界の秘密と田中」

等など・・・

諦めたのが
「キャバレー」
「山下洋輔プロデュース IMPROVISINGブーニン!バッハ」
「小松原庸子舞踊団 HIBIKIー東と西-」

です。

調べてみると1月初旬て結構公演の谷間なんでしょうか。公演自体が少なかったり、あっても休演日だったりスケジュールを組むのが難しいです。

歌舞伎座は4月で一旦さよならだからどうしても行っておきたい
「ファニーガール」はおささん主演だし、正塚先生初の外部舞台演出だし。

でも実は、どうしても見たいっていうのは少ないんです

安さ優先で宿を確保しましたがちょっと足を延ばせば両国も近いので『江戸東京博物館』にもぜひ行きたいと思ってます。
歌舞伎と落語を予定してるし、今回は『古典芸能に触れる旅』だなと思ってます

ところで、インフルがますます心配になってきました。東宝で数多くの休演者が出ているし、観劇する方も用心の為マスクで行った方がいいのかなぁ・・・

みなさんも風やインフル等など、体調にはくれぐれも気をつけてください。

何はさておき、今度こそ行かせてください、お願いします・・・(誰に頼んでるんだ)
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「逝った男の残したものは」

2009-11-18 06:31:21 | 記録:観劇
地元に新しいホールができて、「四季」や様々な舞台公演が観られるようになって来ました

今回の「逝った男の残したものは」もその一つ。

作・演出:水谷龍二
出演:竹下景子
綿引勝彦
ベンガル
山西惇


このメンバーを見ただけで即座にチケット確保
渋~い"生"綿引さんが見たくて

内容はざっくりと(ネタバレありです)。

一人の未亡人の前に亡き夫を知る三人の男が現れた。山荘で語られ始める亡き夫の思い出。そこから始まるミステリアスな展開・・・

4人の出演者による台詞劇。
まぁ個性的な出演者達が色々と魅せてくれます
綿引さんはとぼけた感じで、ベンガルさんはいつものような飄々としてそれがまた可笑しくて。山西さんが一番まともそうでどこか抜けてる。そして竹下さん・・・年齢を感じさせない美しさと華やかさでした。

台詞劇なのに4人が下手に移動して語り合うシーンがちょっと聞こえづらかったのが残念

でも、ミステリアスで、ちょっとホロットさせる。1時間40分にコンパクトにまとめられて、面白かった

さて、これからは愚痴です
田舎のホールで有名人の公演とあって、かなり年配の方が多い観客層でした。
が・・・まぁマナーが。
途中で会話するのはまぁ許せるとしても、大音量で何度も携帯を鳴らす人、飴をバリバリとあける人、鈴を鳴らしながらトイレに行くおばあちゃん、ナイロン系の服?を何度もガサガサと動かす後の人・・・・余計に台詞が聞こえなかったよ~

自分だって観劇を始めた頃はマナーもよくわからなかったから偉そうにはいえませんが・・・
見慣れてないから仕方ないとはいえ、あんまりひどいといい公演ももう来てくれないよ
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どれを見るべき?!

2009-08-21 07:12:21 | 記録:観劇
先の見通しも予算のめども立たないのに、どうしても「フロスト/ニクソン」が見たくて11月に『東京遠征』を考えてしまいました

どうせなら3連休に行こうと思い立ち、3日間久々に舞台を見まくろう・・・
そう考えて、先のスケジュールを検索してみたところ、見たいと思ったのが

「十二人の怒れる男」
「海をゆくもの」
「バンデラスと憂鬱な珈琲」
「クレイガーデンズ」

そして「フロスト/ニクソン」
あとは、歌舞伎とか宝塚とか見られたらいいな・・・

内容は正直はっきりしませんが、出演者や演出家で選んでみましたでも、ほとんどが結構「怖そう」あるいは「重そう」です。

しかし連休にもかかわらず22日(日)に夜の公演がほとんどない1日2本ペースで見られないじゃないか

そこで、皆さんにご相談
皆さんだったらどれを選びますか??よかったら迷える子羊によきアドバイスをお願いします<m(__)m>

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「ジンガロ~バトゥータ」

2009-02-28 23:55:55 | 記録:観劇
前々から気になっていた「ジンガロ」。ちょうどWOWOWで生放送されるということで、期待してました。

・・・が、忘れてた

でも、全部見れなかったんですが、信じられない光景を目にすることができました。

走る馬上でお芝居をしている。しかも生演奏をバックに、大勢の観客の歓声を浴びながら

馬って超デリケートな生き物で、大きな音が苦手なはず。
ちっとばかし乗馬の経験があるはぎお。実際に乗ってる馬が急に暴れだした事が何度かあるので、余計に驚きです

でも円形の劇場で黙々と走っている。これってかなりすごいですよ~

もちろん、走る馬の上で立ったり乗り換えたりしてる「人」たちも尋常じゃないです

音楽も軽快な民族音楽で、楽しそうだったなぁ~

あ~もう一度放送してくれないかなぁ
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『愛と青春の宝塚』

2009-02-11 16:53:38 | 記録:観劇
そしてプチ旅行4本目。本来の目的はこれです
それにしてもチケット買ってから長かった~

藤原紀香主演のドラマも楽しかったから、これをOGが演じたら本物でしょう~と心待ちにしてました。
そして、大好きだったるんぱちゃんこと真山葉瑠ちゃんが出るんだも~ん久しぶりの姿を楽しみにして、いざ

ストーリーは(以下ネタバレあり)
昭和14年、当時の宝塚歌劇のトップスターは嶺野白雪ことリュータン。
そして彼女に憧れるトモとベニ、生き場所を求めるタッチーが入団してくる、将来への不安と孤独、そして恋愛や舞台人としての苦悩。
それぞれの悩みを抱えながらも、互いに支え合い、懸命に生きようとする。
戦争の影が迫り、宝塚大劇場が閉鎖され、満州などに慰問に回る日々を過ごしていた。
時代の流れに翻弄されながらも、自らの生き方を見つけ、自分なりの力で戦おうとする彼女たちを待ち受けている運命とは・・・・・・。


本物だけあって、ドラマよりもリアリティがあった。
演出も鈴木裕美さんで、テンポがあって無駄がなかった気がする音楽が四季を多く手がける三木たかしさんで、宝塚OGが主演という、何とも不思議な、いろんな意味でとても面白い舞台でした~

現役中、あえてあまり見たことないわたるちゃんとかしげちゃんコンビを選んで見に行きました。
正直、ちょっと驚いたのが、わたるちゃんが嶺野白雪演じる紀香さんにどことなく似ていたことまだまだ「男役」なんだけど音域も広がって迫力のある「女性」になってた。もっともっと舞台で活躍してほしいな。
陰のある橘伊吹役はかしげちゃん。こちらも細いのにパワフルで、すっかり女性になってた。「陰」という部分では、さえこちゃんでも見てみたかった・・・かな?

底抜けに明るくて元気いっぱいのベニ役は、もう映美くららちゃんにばっちりはまり役ですね。
生き急いでる感のある星風鈴子役は、大鳥れい。ちょっと病を抱えてるようには見えなかったけど、もう貫禄です途中でいなくなるのが惜しいくらいで・・・

女性が大挙出演するの中、メインの男性出演者が3人。
陰のある演出家は石井一孝さん。つい数年前まで正直そんなに興味がなかったんですが(ゴメンナサイ)去年「マイフェアレディ」を見てから、歌声とやんちゃな印象にとても好感を持っていた中での今回。ますます好きになりそうです~
でも、ダンスは苦手

大劇場閉鎖を言い渡す軍人に本間憲一さん。仲村トオルさんのクールな印象があったんで、「こんな明るい役」と戸惑ったけど、やっぱ知的でカッコよかった。彼のダンスを楽しみにしてたので、ちょっとだけだったけど嬉しかった

タカラジェンヌを見守るマンガ好きの少年に佐藤アツヒロくん。なぜ彼と思ったけど、最後のダンスはやはり本物

るんぱちゃんがあんまり活躍の場がなくて残念
それにしても「みんなまだ現役じゃん」と思えるほど最近辞めた人が多くて、嬉しいようなちょっと残念なような・・・まだ宝塚で活躍できたのにと思うと・・・

宝塚に興味のない人にどんな風に映るのかと思ってたけど、「月刊ミュージカル」でも高評価を得るほどいい作品に仕上がって、とても嬉しかった
あと1ヶ月全国を回るとか。みんな頑張ってね~


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コメント (13)