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はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

このブログについて

ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

水谷豊「浅見光彦ミステリー」

2013-02-25 21:40:11 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

CS一挙放送で、録画&ダビングに失敗し、かなりショックを受けていた時に、Amazonを見たのがバカでした。
しかも夜に

ついつい検索したら、あるじゃないですかDVD-BOXが
押しちゃったじゃないですか。ボタンをぽちっと

浅見光彦ミステリー DVD-BOX I
クリエーター情報なし
バップ

 

水谷さんが、映像版浅見光彦第1号なんだそうですね。→謝りでした。映像版初登場は、1982年の国広富之さんだそうです。「浅見光彦シリーズ」として、主演第1号が水谷さんなのかな?
今はもう、いろんな局で何代目かの光彦が登場していますが、未だに彼の光彦が一番印象に残っていることは以前書きました。
(ちょうど今日、新しい「もこみち」光彦が誕生しましたが、まぁ、まだ初回ですからね

 

軽快なフットワーク
普段はうだつが上がらないのに、事件になると独自の推理を押し通す
母に頭が上がらず、兄には結構駆け引きで仕掛ける

そんな印象です。
残念ながら8話で終了してしまったのですが、いろいろと裏話があるとかないとか。

 

その辺の「裏話」を特典映像で見ることができたので、今回の買い物を良しとしますか

 

この作品を受ける前、水谷さんは役者をやめようと思って休業されてた時期だったそうで、この光彦との運命的な出会いが、今の水谷さんに至ったんだとか。
もし辞めてれば、「刑事貴族」も「相棒」も生まれなかったかも・・・
火サス自体も、5~6年目で視聴率も低迷し始め、シリーズものを始めようと思っていた時に、この企画が生まれ、水谷さんに白羽の矢を立てて、それが大成功になったそうで。

今のいろんな作品のベースになってるキャラクター、お決まりのシーンも、この作品から生まれたそうです。 (原作は未見なのでよくわかりませんが)
光彦も原作では優等生らしいですが、今ではこの水谷さんの、家庭内では劣等生的なキャラが基本ですよね。

 

一番気になっていたのは、原作の内田先生が水谷さんの光彦が嫌いだったから、8話で終了したとか、どうとか。
確かに、原作とは違うキャラになったが、それはそれで先生はドラマオリジナルとしてお気に入りだったとか。
ただ、編集の手違いで、ドラマを見た先生が(誤解して)ご立腹されたことがあったそうで、それが噂になったとか。

スタッフはまだまだ続ける気があったが、急に映画製作の話が持ち上がって、ドラマ制作が中止になったそうです。
確か、映画も同じ日テレ系の制作でしたよね。
あの映画が成功だったかどうか正直わかりませんがもう少し、水谷光彦を見たかったですよね・・・

で、結局、朝比奈周平→立花陽介シリーズへとつながっていくんでしょうけど。
(そして、刑事貴族へと続くこの時代の印象が強いから、相棒には違和感を感じるのかしらね)

 

光彦と言えば、お母さんは乙羽信子さん、お兄さんは高橋悦史さん。
特にお兄さんの、突き放してるようで、実は呆れながらも遠まわしに協力している、ユーモアたっぷりのキャラが、本当に素敵で。カッコよかったなぁ~
この、家族3人のやりとりが見たいがために、保存版が欲しかったわけで。


実際、一番見ているのはTBS系の沢村一樹版だし、加藤さん・村井さん含めた家族の光景も含めて好きなのですが、やはり印象に強く残っているのは、水谷版ですねぇ。

 

 

でも、浅見光彦シリーズって、関係者の多くが不幸な境遇、救いようのない結末になるような気がするのは、気のせい

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東京弾丸ツアー その2 ロケ地巡りその2

2012-11-24 00:01:47 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

わかりました

では続きです。
新宿から小田急線に乗り込んで、某所に移動。
ちなみにこれは駅で撮影した「ロマンスカー」↓

世田谷方面に向かいました。
駅からバスで某所へ↓

もうこれはわからないでしょう~
撮影所です
それは…↓

東京メディアシティ
と言ってもピンとこないと思いますが。(実ははぎお自身もそうですけど)
砧、元は東宝のスタジオです。

 

東宝…
バスで移動中も、遠目から大きな撮影所の建物を目にしました

 

正解は…

「太陽にほえろ!」

のロケ地巡りでした!
今回廻ったところは、有名な場所もあり、かなりマニアックな場所もあり。
正直、見ていた当時は東京に行ったこともなく、「セットの一部」くらいの感覚で見てたので、記憶に全くなかったのですが…
でもここ数年、DVDやCSで見まくってると、「いつか行ってみたい」という思いがあふれてきて、そして半年前、同じように最近ファンになった方と偶然知り合うことになって…もう「奇跡」としか思えませんでした

 

TBSや関西テレビのスタジオも入っているので、もちろん他のドラマでも利用されてたはず。
きっと、このスタジオや周辺の地域を知らない間に見ていた可能性も大ですよね。
実際この日も付近で撮影が行われてたようですし…(監督さんの怒鳴り声とか聞こえてた)

 

そして、ここからだいぶ飛びますが↓

世田谷(大蔵)公園です。
この日は特に青空が広がっていたせいもあって、本当に美しい場所でした
高校か大学のスポーツ大会も行われていたせいもあって、早朝にもかかわらずとても賑わっていましたね。
それにしても東京って本当に緑豊かな公園が多いですよね~

もちろんここでもキャアキャア言いながら撮影しまくり

 

そして、ロケ地の最後はこちら↓

 

もう面影は全くなく、あまりピンときませんでしたが…

「七曲署の玄関」

として使われた場所。
世田谷の、閑静な住宅地の中に、ひっそりと?ありました。
でもここで10数年、いろんな役者さんたちが出入りしてたかと思うと…感動です。

 

その後、世田谷の美味しいお蕎麦屋さんで昼食をとり、ロケ地巡りは終了…
地下鉄を乗り継ぎ、一路空港まで。

一人じゃ絶対に来れなかった。
しっかりと下調べをして、完璧に案内してくれたいもさん、そして、ご協力いただいたサイトのみなさん、本当にありがとうございました

 

で、あとは飛行機に乗るだけ

途中には、こんな可愛い制服姿のリカちゃんが展示してあったり。

 

で、そろそろ搭乗…
でも、時間をすぎても何の案内もなく、しばらくして

「機体に整備不良が発覚したため、ご案内が遅れております。搭乗及び出発時刻は今のところ不明です」

という案内が。
「え~っ
ただでさえ飛行機苦手なのに、「整備不良」なんて、恐怖をあおるだけじゃん

10分経っても、20分経っても何の説明もなく、出発できたのは40分以上遅れてから。
(結局何が悪かったかの説明もなく…)

 

ま、とりあえずホッと一息。
でも隣を見ると、乳児&幼児を連れたご夫婦が。
最初は賑やかだったものの、途中からすっかりおねむに…

窓側にいたはぎお、お手洗いに行けないことに焦りを感じました
こういう時に限って行きたくなるもので…
(実際最後の方、やばかったかも

でも、晴天だったお陰で、飛び立った直後から

スカイツリー 東京タワー レインボーブリッジ ゲートブリッジ 

などがパノラマのように一気に見え、恐らくですが

駒ケ岳を望む「赤石山脈」 「木曽山脈」 少し遠くに「飛騨山脈」

が頂に雪をかぶって、くっきりと見えました(富士山は違う窓側で見えず…

 

どこにも観光地には行きませんでしたが、上空からいい観光ができました

 

普通の山も、ちょうど紅葉して良い気持ちで過ごしていたら、えらく機体が山に近づいてくる。

「えっ、墜落する

と思ったら、空港に着陸
いつも空港間近になると映る映像が全く出ないままの到着…
本気で焦ったよ~

 

 

いろいろトラブル、アクシデントあり、ハードスケジュールでしたが、ホントに充実した楽しい2日間でした
お世話になったみなさん、本当にありがとうございました。
この日々を励みに、しばらく過ごしていけそうです…

 

しかし、京都といい、滋賀といい、そして今回の東京といい、妄想が膨らむ「ロケ地巡り」ってホントに楽しいですね~
次はどこへ行こうかしら

コメント (8)

東京弾丸ツアー その2 ロケ地巡りその1

2012-11-23 20:08:24 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

初日は観劇&おしゃべりで、移動もほとんどなく、ほぼ日比谷だけで一日終了

そして毎回お馴染み、ホテル到着までの迷子
いつも駅を降りて徒歩5分圏内の場所に宿をとるんですが、それでもいっつも迷う始末。
それでよく一人旅ができるよねぇ‥

 

2日目も早朝からスタート
朝7時に新宿駅で待ち合わせ
こちらも初対面、しかもネットで半年くらい前にお知り合いになった方との待ち合わせ。
意気投合してるとはいえ、かなりの冒険だと思います…。

 

前日の豪雨とはうって変わって、雲一つない晴天
日曜にもかかわらず、早朝の新宿駅はすでに人ごみ
そんな中でも無事にお会いできました!
なんでしょう…やはりこちらも初めてお会いした気がしない

 

さて、この日はロケ地巡りです。
全く地理に不案内のはぎおを、強力にエスコートしていただきました。

さてクイズです。なんのロケ地巡りでしょうか?
まずは写真をご覧ください↓

まぁ、これを見ただけでわかる人はいないと思います
でも、ここで、キャアキャア言いながら写真を撮りまくってたら、なんと

バッテリー切れ

ちゃんと充電してたんですよ
絶対故障のはず

ここからはスマホで撮影です。
では次。

花園神社です。
では次。

わかんないでしょう。
新宿某所です。
では次。

損保ジャパンビル
こちらは場所柄有名なところだと思いますが、ロケ地巡り隊は違う意味でとても感慨深く、感動しながら尋ねました
そして次↓

京王プラザホテル
どうですか

途中、ちゃんと観光もしたんですよ↓

都庁
実は初めてそばまで行きました。
晴天に映える超高層ビル。(早すぎて展望台には上がれませんでしたが
では次↓

新宿のニューシティホテル
わかった人、いるかしら?

そして新宿駅(ここは何口?)↓

 

さて、ここまででわかった方、います
正解者には…何も出ません

 

ここまでで2時間歩きっぱなし。
ロケ地巡りが目的でしたが、(早朝の)新宿の裏通り、名前だけは知ってる「ゴールデン街」など、観光では全く縁のない『ディープな東京』を垣間見たような気がして、それはそれで楽しい街歩きになりました。(一人では絶対無理だけど

 

さらに続く

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「噂の刑事 トミーとマツ」

2012-10-30 00:01:31 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

CSでまた懐かしいドラマを放送

「噂の刑事 トミーとマツ」

これをご存じな方も、やっぱり同世代以上ね

 

野性的で暴れん坊の「マツ」と気弱だけど正義感の強い「トミー」のダメコンビが活躍する、コメディタッチの刑事ドラマ。
子供の頃、大好きでした

懐かしいあまり、録画しながら見てますが、今見ても、いや、今見ると改めて「斬新」過ぎて、ぶっ飛んでて、面白すぎ。
あの大映ドラマだったんですよね~

警察の設定とか、捜査とか、もうどうでもいいの。(昔のドラマですから
とにかく、マツの破天荒ぶりが最高~
トミーも気弱だけかと思ったら、意外にマツに反抗的で負けてなかったんだなぁ。

この二人を演じてた松崎しげるさんと国広富之さんが、もうピッタリ息の合ったコンビで
マツさんは、本格的なお芝居はこれがほぼ初めてだったとか
だから、ハチャメチャぶりは「地」の部分が大きかったかもね。

今見ると、ふと、世良さん演じてた「ボギー」を思い浮かべちゃって。(もちろんボギーの方がカッコいいけどね~
ミュージシャンの方が演じられると、役者さんでは出せそうもないファンキーさが溢れてますよね。

 

周りを支える方たちも、結構豪華で
トミーの姉は志穂美悦子さん。
課長の林隆三さん(カッコよかった~)をはじめ、ベテラン刑事井川比佐志さん(CMでも変わらないお姿が嬉しい)、アメリカかぶれのインテリ清水省吾さん(キザでね~)、課長の同期の石立鉄男さん(怖かった)などなど、みんな子供の頃見たこのドラマで強烈に印象付けられました。
(同僚で神山卓三さんも出てたんですよね)

 

単純に可笑しい、マンガのような感覚で見てたけど、実は結構カーアクションあり、立ち回りあり、「太陽」や「西部警察」なみに派手な刑事ドラマだったんだなぁ~って改めて感じました。

まぁ、いつも誰かが怒鳴ってて、ニギヤカなこと。
粗野でめちゃくちゃで、全然スマートさのない、まさに「マンガ」だけど、考えてみれば、活気のあった時代なんだなぁって。

 

ラスト、この番組の「お約束」、誰かが気弱なトミーに発破をかける言葉、

「おとこおんなトミコ~

(文章にするとニュアンスが伝わらないよねぇ)
で、人格が変わった(本来の姿に戻った)トミーがバッタバッタと犯人たちを退治するシーンを見て、スカッとする
これが子供時分のお楽しみでした。

でも、最初の頃は、そんな定番もなく、まったくダメダメな感じで終わることもあったんですね。

 

先日、「極上空間」という、有名人二人組がドライブしながら語り合うという番組に、トミーとマツのお二人が出演されてましたが、30年以上経った今でも交流が続いているというお話に、番組を見てた側も思わずニンマリ。 

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「私鉄沿線97分署」

2012-09-21 21:20:44 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

CSを見てたら、中学時代だ~い好きだった

「私鉄沿線97分署」

を放送すると聞いて、大喜び
マイナーな番組だったせいか、なかなか再放送をしてくれなくて、もう懐かしいやら嬉しいやら。

思えば、ブログ開設当初から思い出の作品だと書いてましたねぇ… 

 

 

開発著しいベットタウンに新設された警察署のプレハブ仮庁舎が舞台。
「刑事部屋」単独ではなく、受付も庶務も交通課も刑事課もぜ~んぶワンフロア。
ごった返し、雑音があちこちでする中、ドラマが進行するというのも、当時としてはなかなか新鮮。
(セットも結構細かくて、完成予定の庁舎模型も玄関に設置してあったりしてね)

というか、意外と警察署・刑事達の「日常」を描いていて、「踊る~」よりも先を行ってた

 

 

ドンパチ、大爆発でお馴染みだった「西部警察」の後番組として、翌週から始まった作品。
まるで真反対の、殺人や拳銃、アクションのあまりない、「アットホーム」ドラマでした。


最初の数話こそ凶悪事件がありましたが、事件と言えば、ご近所トラブルや軽犯罪など、日常的なものが中心(ま、それが普通だけどね)。
そんな中、最初の半年は「正義感」を貫くか、「職務」を全うするか、その葛藤に板挟みになる若手と、中堅・ベテランとの対立や対話が軸で、今見てもなかなか考えさせられます。
後半は特にコメディ色も強まり、事件の合間?に、経費節約話や忘年会の会場予約、社交ダンスのサークルの話や、寮が新設されて喜ぶ…などなど、ホントに普通の話題で可笑しいんですよ

 

出演者は、時任三郎、鹿賀丈史、坂口良子、長門裕之、小西博之、高橋長英、早見優、池辺良…
途中、だいぶ入れ替えはありましたが、今考えると、なかなか個性的なメンバーですよねぇ…

この時の鹿賀さんが、めっちゃカッコよかった
今でこそ重鎮の役どころですが、この当時はコメディを楽しんでる、フットワークの軽いタイプ
でも、軽いんだけど色気があって、どこかクール、ってとこがイケてた~

そして、前週、壮絶に死んだ大門団長を演じていた渡さんが、この番組では下駄ばきのバンカラ検視官を演じてて、当時は「え」と思ったけど、はぎお的にはこっちの渡さんの方が合ってるように見受けられましたね。

 

のんびりしてた時代を思い出せる、「笑って泣けるアットホーム刑事ドラマ」毎週懐かしみながら堪能してます

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共感されないけど…やっぱり好き(^_^;)

2012-07-11 19:10:16 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

しつこいほど書いてしまうトピ。
それは…

「時代劇」「刑事ドラマ」


ま、中途半端でかなり偏った感想を書くので余計かも知れませんが、ほとんどコメントをいただけません。
でも書かずにはいられない…ほど好きなんでしょうね
完全に「自分の世界」

 

もうひと月以上になるでしょうか、いつものようにそのうち飽きると思ってたら未だにずっと「お祭り中」なのが

太陽にほえろ!

「地井さんショック」が収まって、ようやく書ける気持ちになりました。
30年以上前のドラマですが、ホント、今見ても面白いし、ハラハラするし、感動するし…
当時も見ていたはずなのに、やはり子供だったからか、うわべのカッコよさだけ記憶していたようです。

今見ると、いろんな要素がある脚本なんですよね
アクションや社会派の作品はもちろん、青春ドラマや人情、時にはコメディまで、
時代や社会に応じて様々なジャンルで描かれてました。
ボスが活躍していた重厚な70年代と、若手がイキイキしてきた80年代でだいぶ違うテイストも楽しいかと
(いつも『殉職シーン』ばかり取り上げられるのが残念だけど、それだけじゃないんだよ~)

でもそれらの「本」はもちろんのこと、

映像やカット、編集が素晴らしい

ことに改めて気づかされます。
で、1時間のドラマなのに、

映画を一本観た

くらいの重みや爽快感を覚えます。(フィルムで撮影していたということもありますが)

 

また、内容はもちろん、10数年続いたドラマの進行とともに、失敗や葛藤・対立などから生まれる「人間たちの成長過程」を見ているようで、そこも楽しめるかと。
時には家族の話、私生活の話を交え、リアルな人間像を描いています。(連続して見ていると、実際ホントに入院したり、体調が悪そうだったり、リアルな「記録」になってますよね)

対立していた人たちほど、後々分かり合えた時に強い絆・信頼が生まれたりしますよね
そうそう、やはり職場は本音が言えるような雰囲気が一番ですよ。 (もしかしてそこに惹かれているのか?!)

もちろんドラマ上の設定はあったかもしれませんが、ボスがお父さん、山さんがお母さん(?)、ゴリさんがお兄さん…的な、厳しい中にも温かさが本当に感じられて、見ているとこちらまで「撮影中の雰囲気の良さ」が垣間見れる気がします。
ボスが部下を信頼しているからこそ、部下もボスを慕っている。だって、ボスはいつでも全責任を負う覚悟をしてますから。理想の職場ですねぇ
ドラマの世界ですが、当時の出演者のインタビューを聴いても、やはりボスは「ボス」のごとく、頼りがいのある大きな存在だったそうですね。
(そういえば、もうすぐ亡くなって25年になるんだとか…早いなぁ)


考えてみれば、ベテランから若手まで「全員が主役」っていうドラマ、なかなかないですよねぇ。
それだけドラマの幅が広いというか、可能性が広がるというか…
確かに、普通の生活で「主役」とか「脇役」とかって概念、ないですからね

 

とにかく、これを見ている時間が今一番楽しく、一番リラックスして、考えさせられるけど、何より元気がもらえます
(ま、生活に困るような悩みがないから、こんなお気楽に熱中できるんでしょうけど)

 

でも、やはり同世代は「金八先生」を見てたんですよねぇ~
特に、80年代以降は、若手トリオ(カワセミトリオとか。懐かしいねぇ)が活躍して、ちょっとしたブームになった気がするんですけど、はぎおの周囲には当時から共感できる人がいなかった


 

何度もDVDや録画したものを繰り返し見たりして、今一番のお楽しみの時間なんですが、この気持ちが止められなくて困っております
(これに限らず、はまるといっつもこうやって自制心が利かなくなるからホント困る…)
仕事中でも、ふと気が緩んだ時にストーリーやシーンを思い出したりして。(イケナイ、イケナイ

で、この気持ちを抑えるために?「太陽~」を始めとする刑事ドラマのカテゴリーを新設、「お祭り中」のドラマのトピを、時々立ちあげたりすると思いますが、今後もどうか温かい目で見守ってやってください。 

 

共感してもらえなくてもいいんです
でも…「知ってる」「好きだった」という方がもしいらしたら、コメントいただけるとうれしいな~

 

…今日はなんという、意味不明なトピでしょうね

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「大都会 闘いの日々」

2012-04-05 20:25:16 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

石原プロ製作だけど、脚本が倉本總さんで、かなり硬派な社会派。
ラストはほぼ苦くて重苦しいまま。
現実にはハッピーエンドはなかなかないってことか。 

 

石原プロの二大巨頭が出演で、「爆破」「銃撃戦」なのかと思いきや、予想外に社会派で、正直面食らった
でも、ホント、なかなかの硬派な感じで、ラストのコント的なこともなく、余韻も何もなく、いきなりの尻切れトンボ。
まるで、外国のドラマのような感じです。

内容はこんな感じ↓
刑事・ヤクザという個人が警察・暴力団という組織の中で生きていく悲哀と、渡が演じる主人公と仁科が演じる妹との兄妹愛を絡めて描いている。刑事を主人公としたドラマではあるものの、むしろ個人の心情を深く掘り下げるとともに、犯罪の裏側に見え隠れする現代社会の矛盾や病理に主眼を置いている。捜査第四課(暴力犯捜査担当)はそれまでの刑事ドラマにおいてクローズアップされることの少なかった部署であり、また主人公の刑事も舞台となる所轄署ではなく、警視庁本部より派遣された捜査員という設定が特徴である。
もうひとつの舞台とも言うべき城西署記者クラブの新聞記者たちの活躍や、シリーズを通して描かれるサイドストーリーも見所のひとつ。(ウィキペディアより)

 

何と言うか、

キレイごとがない

ドラマっていうのかな。
暴力団担当の第四課が主軸ということもありますが、どの話も悲哀に満ちてます

そして警察と記者クラブとの攻防お互い、利用できるものは利用するかのような…
一見仲良くやってる、記者クラブ内の新聞社同士のスクープ合戦の駆け引き
どちらもなかなか「狡猾」な感じで、ハラハラものです。

一生懸命捜査していく中で生まれてしまった冤罪や、新聞記事によって傷つけられる犯罪者の家族。
40年近く前のドラマですが、今見ても現実的で、正直後味は悪い
でも本当は、事件が解決しても、誰にとっても良い気持ちではないはず…・それを強く感じます。
「正義」という目標に向かっていても、それぞれ方向性が違う。また、大きな権力に遮られることもある。でも「誇り」は捨てられない。
そういう意味で毎日「闘っている」んだなぁと。

 

渡さんは硬派な役ですが(15話位で突然団長ばりに五分刈りになって笑った)、石原さんは小暮課長とも、ボスとも違う、博打狂だけど実は似ても焼いても食えない切れ者の新聞記者というのが、また違った一面で、結構好きです
また、神田さんのデビュー作で、初々しいというかまだちょっと…みたいなところも面白い。

脇もなかなか一癖も二癖もある人ばかり。(以下敬称略)
佐藤 慶、高品 格、中条静夫、宍戸 錠、柳生博…そしてまだまだ若かった寺尾聰、小野武彦、平泉成、篠ひろ子などなど、これだけで映画が撮れそうな豪華な出演陣でしょ

 

倉本さんと言えば「北の国から」のような大自然が舞台の壮大なドラマをイメージしますが、個人的には、今の時代だからこそ、こういう硬派の社会派ドラマをもっと書いてほしいなぁ
でも、硬派すぎたせいか視聴率が伸び悩み、この後のシリーズから、石原プロ特有のドンパチ方面に進んで行って、結果として「西部警察」に発展したようで…

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初DVDなんだぁ 。

2012-01-14 00:05:13 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

あのド派手アクション刑事ドラマの

「西部警察」

と、社会派ドラマ

「大都会」

が、初めてDVD化されるんだそうですね。

 

当時、「太陽にほえろ!」と人気を二分する、今じゃ考えられない街中でのドンパチやら爆破やら、とにかく派手な刑事ドラマだったです。ホント

はぎお的には、アクション以上にキャストが良かったよなぁ
ボスや団長はもちろん、寺尾さん舘さん峰さん友和さん…などなど、今やベテランの方々がまだ初々しくて、当時カッコいいと思っていたのに今見るとちょっと可愛かったりして
そして、ベテラン刑事として、日活などの映画で悪役・脇役として活躍していた

藤岡重慶さん
井上昭文さん
小林昭二さん

がそれぞれいい味出しててねぇ…
特に藤岡さん・井上さんの「いい人」なんて、なかなか見られませんよ

 

「大都会」は、ほんのちょっとしか見たことないですが、脚本が「北の国から」倉本總さんということで、かなりシリアスな、社会派のドラマの印象があります。
その後、Ⅱ・Ⅲと、だんだんアクション満載になって、後の「西部警察」へとつながっていくと聞いてますが…
(大都会の後番組として放送された、竹脇無我さん主演の新聞記者たちのドラマ「いろはのい」は渋い中にもスピード感もあって、なかなか見応えがあったなぁ)

その第一作、2月からCSで放送されるので、お先にじっくり味わって見たいと思ってます

 

そうそう、しょっちゅうCSで見てるので、商品化されるのが初めてなんて何だか信じられない
なんだかもったいない。

てか、CSで放送されてるような昔懐かしい名作の数々、いっそのこと「地上波」で放送すれば視聴率UPすると思うけど

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「悪党~重犯罪捜査班~」

2011-08-30 07:46:48 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

「祭り」中の村上弘明さんが歌を披露しているってことで、どうしても見たくて借りちゃいました

悪党~重犯罪捜査班 DVD-BOX
高橋 克典
TCエンタテインメント

今年初めの放送でしたが、何故か最終回のラストシーンだけ見てしまいました。
その時はまだ、村上さんにそこまではまってなかったので、そんなに気に留めてなかったのに…

 

ストーリーはこちら↓(ネタバレあり)
横浜港町警察署刑事課第四係――。
神奈川県警の全警察署の中でナンバーワンの検挙率を誇るツワモノぞろいのチームだが、彼らは事件解決のためなら手段を選ばない、非道な刑事たち。
狙った巨悪に迫るためには、ほかの悪をも利用する。法を犯すスレスレの行動で、犯人を追い詰める。
だが、そんな逸脱した行動を取りながら、最後には必ず巨悪を挙げる(逮捕する)のだ!
実は、彼らは彼らなりの“正義”を貫いているだけ。
まっとうな常識、ありきたりなやり方では通用しない悪に対して、目には目をで立ち向かっているのだ。(Amazonより抜粋)

 

「テレ朝系刑事ドラマ史上、最強&最悪のダーティーヒーローが誕生!!」

という触書ですが、決してダーティではないです
むしろ、現代の「正義の味方」でした。
それぞれ、家庭や家族に問題を抱える刑事たちという設定も、「弱者の気持ち」がよくわかるという意味で、魅力的で人間味を感じます。

ただ、みんな一癖も二癖もあって、最初はホントに「警察官として許されるのか」という疑念がぬぐえません。
特に警務部長の前島なんて、何を考えてるんだか気持ち悪いほど。
これが村上さんが演じてるんですが、いつも爽やかな印象なのに、逆に怖かったですね。登場するたびに「ゾッ」とするほど

彼がいつも歌う「おいらはチャンピオン~」という歌、最初は苦笑してしまいましたがこれにもちゃんと理由が。人物設定が深いです。

 

際立って印象深いのは、主演の高橋克典。
やっぱ醸し出す強いオーラが半端じゃないですね

それと、昼行灯的な課長の梅沢富美雄。
時々のぞかせる「本来の姿」を見せる時が、カッコよかったです。
珍しく「渋い」役で、やっぱり巧い

 

今どき珍しい「渋い」ドラマで、なかなか面白かったですね。
見ながら「正義」と「悪」ってなんだろう…って考えさせられました。
本当に「常識」「きれいごと」だけでは「悪」は無くならないのかな…なんて。
弱者の立場に立って、法律すれすれでも犯人を追いつめる警察の姿って、ドラマだけでしか存在しないのかなぁ。

そういう意味では、小泉孝太郎演じる、一般的な「常識」で行動する新米係長役(結果的に前島部長に振り回されるけど)の存在が、「正義の意味」をさらに考えさせられるキーパーソンになってます。

8話で終了ということで、ちょっとラストが駆け足気味になったのが残念
ぜひ、同じメンバーで続編を見たいなぁと思わせる、久々のドラマでした。

コメント

「太陽にほえろ!1980 DVD-BOX 」

2009-10-06 07:49:50 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

またまたやっちゃいました。
また購入
(もちろんアマゾンでお安く手に入れました

太陽にほえろ!1980 DVD-BOX IVAP,INC(VAP)(D)このアイテムの詳細を見る

 




しかも最近のBOSSのCMを見てしまったから、余計にくぎ付け

ちょうどゴリさんもロッキーも(途中まで)殿下も出てるし
そして、ボスも大病前でまだまだ元気だったし・・・

「太陽~」が大好きだったといいながらこの頃の記憶はあまりなく、見ていてもとても新鮮
何といっても「スコッチ」が再登場した年ですから見ずにいられません

神田さん演じる「ドック」は、はぎおの記憶では若手のリーダー格って感じだったけど、登場当時はお調子者でムードメーカーで寒いダジャレの連発

BOXって特典映像があるのが楽しみです。当時の出演者や関係者が思い出話を語ってくれるのが興味深いんですよね。何でも、前年に始まった「金八先生」に対抗するためにいろいろと挑戦し始めた年なんだそうで・・・
そんな裏話も聞ける、特典付きの結構お得版

80年代のスタートの年、70年代の「勢い・エネルギー」と、80年代の「軽さ」が感じられる、「太陽~」にとっても「変化」が見られる・・・そんな時代です

とはいえ、アクションあり、人間ドラマあり、エンタテインメント性に溢れた「刑事ドラマ」ですから、無条件に楽しんでます

コメント (4)

「陰の季節」ようやく見終わりました。

2008-10-04 22:09:44 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

いや~時間かかっちゃったスカパーで放送されたのが7月だったので、3ヶ月。でも、じっくり落ち着いて見たくなるドラマなんですよね

以前にも取り上げましたが(しつこいですか)、横山秀夫作品、面白いですね。描き方が半端じゃない。

これをじっくりとドラマ化したTBSにも感服2時間ドラマって、どうしても突拍子もない展開にしますからねぇ
多少盛り上げる脚色はあるにせよ、様々な短編を警務部二渡を主人公にして「警察内部事情」を丁寧に、重厚に上手くまとめたなぁとだから年1作ペースしか作れなかったんでしょうね。完全に「警察ドラマ」の概念を変えましたよね

第一作は本当に事務方から見た警察内部事情がテーマ。回が重なるに連れ、サスペンス性、エンタテインメント性が増してくるかな
6作目は主人公二渡が「組織」に縛られすぎて大事なものを見失い、窮地に追い込まれる7作目に至っては、彼の恋愛話に・・・

起こる事件はホント大したことない。基本はとにかく「組織」の為に奔走する警務部の話。人事、広報、式典・・・警察事務を一手に引き受ける。用は、上層部の公務の下準備、警察内部の後始末、裏工作その為に現場からは疎まれて、段々気の毒になる

感情を押し殺して職務を全うし、様々な壁にぶち当たる二渡が、いつまでもあんなに清廉潔白で真っ直ぐな気持ちでいられるのか・・・そんな疑問を持ちつつ、ついつい応援してしまう。それはやっぱり演じるのが上川さんだからかな
彼の目力、たまりません。「力強さ」の向こうに見える「孤独感」を感じる役者さんは、はぎお惚れます

足掛け7年、主要メンバーが全く変わらなかったのって、すごい事だと思う。やはり個々の役がそれぞれはまり役だったからかなぁ。
特に、出世と面子の事しか考えない完全な「悪役」警務部長の高田純次が最高にはまってる。本当に嫌なやつなんです
OBの伊東四朗、同期の清水宏次郎と麻木久仁子がいい雰囲気出してるんですよ~

二渡を厳しく、温かく見守るOB、同期、同僚・・・彼の人望はそれだけ多くの仲間を呼び寄せるんですね。ちょっと羨ましい。ただ、ドラマが進むにつれ、人に相談する回数も増えていくけどね

事件や物事は、多くの人々の協力がないと解決できないということですね。

実は未だに原作は読んでません。きっとこのシリーズも、二渡が主人公じゃないのかも知れない。でもドラマは彼を中心に続いてほしいなぁ。だって、上川さんの二渡警視が見たいんだもん(要はそこかい

(一部敬称略)

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求む!刑事ドラマ!

2008-07-27 00:14:39 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

土曜の「スマステ」見ましたか~

はぎおのだ~い好きな「刑事ドラマ」特集でした(もちろん「時代劇」も好きだけど

やはり「太陽にほえろ」が中心でしたが、やっぱり何度見てもいいですよ。大好きですはぎおはわりかしコアファンなのでマイナーな場面や登場人物が好きだったりするんですけどね。松田優作さん演じる「ジーパン」が今でも人気ですが、はぎおにとってはやっぱり「スコッチ」です

あとはさすがテレ朝、「特捜最前線」も登場しました。
当時は「太陽~」や「西部警察」があまりに派手だったのでとても地味な印象でしたそんなに熱心に見てなかったかなぁ
でも今「スカパー」で完璧はまってます男臭くて、シリアスで、切ない。実に面白いです大人向けのドラマだったんだなぁと。歳を重ねると感じ方も変わってくるんですね。
登場人物も「太陽~」より本物の「刑事」っぽい今時の若い子向けのドラマにはない大人の香りがして、深い。
今はすっかり「武道家」の藤岡弘さんですが、濃い~刑事役がとても印象的。はぎおにとっては藤岡さん=桜井刑事です

「キーハンター」「Gメン75」・・・アクションが半端ないもちろんCGのない時代。毎週「本物」を見ていた贅沢な時代だったのかも

ストーリーもぶっ飛んだものもありますが今見ても古くない世相、家族・・・様々な問題を取り上げて、共感できる話題が多い。
今だって「リアリティ」は昔以上だけど、何かが足りないのかなぁ。
やっぱり放送期間が短すぎると思う

慎吾ちゃんも言ってたけど、どのドラマも毎週あのアクション、濃いストーリーを10年以上も続けていた事には驚き当時のテレビ局は勢いがあったんだろうなぁ
外国は「ER」をはじめ、多くのドラマがロングランですよね。日本だってできないことはないと思うんだけどなぁ・・・

長い年月の間、修正を重ね、出演者を変えながら続けていく事で、だんだん視聴者も見たくなる・・・そんな気がするんだけど。
資金視聴率出演者・・・問題は多いと思いますが、政治・経済・教育・恋愛・・・・いろんな要素を盛り込めたらやる気さえあれば可能だと・・・

何となく暗い世の中、1局でいいから腹を据えて、みんなが熱くなるような長期間ドラマ、どのジャンルでもいいから作ってくれないかな

あ~今の役者さんたちで渋い「刑事ドラマ」を見たい

あ、また熱く語ってしまった

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「陰の季節」

2008-07-19 11:46:47 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

上川さんつながりで、今はまってるドラマ、横山秀夫原作「陰の季節」
原作は今本屋さんで探しているところなんですが、このドラマは原作と違っていたとしても素晴らしい作品ですね

今までの刑事ドラマ、サスペンスとは違うんですよ。警察の「組織」と「現場」との間で板ばさみにあいながら問題を解決していく「二渡警視」を主人公に、警察内部の事情をサスペンスタッチでスピーディに展開していくストーリー。

この二渡警視に上川さん。正義感と情熱がありながら「組織」の複雑さに悩む。この姿がカッコいいんですわ~
体面しか考えない上司と、現場の声に板ばさみにあう彼を見ていると、何だかかわいそうで
でも必ず周囲には厳しいながらも助言をくれる同僚・同期・上司がいてくれる。それだけ人望と能力を期待されている・・・ということですよね

7話あるドラマではぎおが見ているのは1、2、6話。どれも大変です。気の毒
1話はOBが天下り先を約束の期間を過ぎても退職しないことで二渡が奔走する「陰の季節」
2話は二渡が先頭に立って行った制度が根底から揺るぐ事件が起こる「動機」
6話は二渡が組織の重視する仕事に疑問を感じる事件が起こる「刑事」

特に大きな事件は起こりません。内部の揉め事を解決していくのがメイン。そこがこのドラマの面白いところであり、すごいところ
すっかり警察内部の事情に詳しくなりました

それにしても、出演者が豪華というか、イメージぴったり
主演の上川さんをはじめ、同期の刑事に清水宏次郎さん、同僚に麻木久仁子さん、そしてOBで厳しく見守ってくれる先輩に伊東四朗さん。典型的なお役所上司に、日本一いい加減な高田純次さん。一切笑いのないダンディ純ちゃん、イケてます。本当に嫌な上司
メンバー的にとってもいいカンパニーなんです。
そういえば、ここ数年新作がないんですが、もう作ってくれないのかなぁ・・・

実ははぎおはが務めていた会社は、こんなに「組織」に縛られているところではなかったし、自分が担当者として関わっていたこともないのですが、会社にいれば周囲から「人事」的な問題の会話が聞こえてきますよね。似たような事もあったような・・・
それに実際、事務と現場って対立する事が多かったです。

このドラマを見ていると、要するに、「警察」も大きな「会社」の一つにすぎないのかなぁと上層部は組織や体面を考え、事務屋さんは上手くまとまるように奔走する。どこも同じなのかなぁと。
ドラマは一応ハッピーエンドで終わるのでホッとするんですが、実際の会社の問題はそうはいかないんでしょうね・・・

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「大激闘 マッドポリス'80」

2007-07-14 15:59:23 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

台風4号が近づいています。
3連休なのに出かける気にもなれず、今日は1日ビデオ三昧。とり溜めたドラマを観ております

最近、地上波のドラマは物足りない・・・とことある毎に書いてますが、やっぱりね、濃い人、濃い演出が少なくなってるからなんですよ。それと!アクションがなさすぎ~

で、スカパーでついつい求めてみているのが、昔の「2時間サスペンス」と「時代劇」と「刑事ドラマ」
見たことなくても、予告で目に留まったのはチェックしてます。
で、この前発見したのが「大激闘 マッドポリス'80」。
内容は・・・
日本に出来た巨大マフィア組織を壊滅する為、警察庁に出来た特殊部隊「マッドポリス」の活躍を描く。
これはね、ストーリー自体は定番な感じで、正直大した事ないです。これから先、全て見るかどうかは・・・・
でも、アクション、ドンパチがすごいの。殴る・蹴るは当たり前必要以上に撃ち合うし、カーアクションも大爆破も日常茶飯事
今は放送規定がうるさいせいか、地上波でドンパチ・大爆破なんてなくなりましたからね・・・
唯一許されてるのは、もしかして仮面ライダーなどのヒーローものくらいかしら。
そういえば、この番組のテイストも、そんな感じ。アクションがあのJACだからかなぁ

出演者も、渡瀬恒彦、梅宮辰夫、志賀勝、中西良太、片桐竜次、仲谷昇、島田正吾・・・ゲストも映画や時代劇でお馴染みの悪役の方たちなど等・・・濃いでしょ
中西さんと片桐さんなんて、ツウ好みですわ~んそういえばある雑誌のインタビューで片桐さんが、刑事物に多く出演しているけど、最近デスクワークが多くて拳銃なんて見たことない、寂しいなんて話されてました。で、昔この番組で初めてレギュラーもらったけど、ただただ拳銃を撃ってるだけと

ドンパチはもちろん、バイクでジャンプしたり、爆破シーンもほとんど皆さんスタントなしで実演というところも、カッコいいですそれだけ顔がアップになるし、迫力ありますからね。

やっぱ、ついつい迫力があって濃いものを求めてしまうなぁ。最近見てる「パパとムスメの7日間」と「山おんな壁おんな」なのも楽しいんだけど、現実からかけ離れたのを観てスカッとしたい時もありますよね
映画とはまた違った、家で楽しめるエンタテインメントですから

別にハリウッド超大作とか、Vシネとか、そういうものが好きな訳じゃないです。もしかしたら、映画全盛期の、日本の職人技みたいなテイストが好きなのかもしれないねぇ。

それにしても、こんなドンパチを求めてるなんて、はぎおもストレス気味?欲求不満なのかしらん

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「ジャングル」 。

2006-12-25 21:15:11 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

久しぶりに刑事ドラマ「ジャングル」を見た。
2度と見ることはないと思っていただけに、はまっていた当時の思い出が蘇って、涙が出そうだった。

はぎおが学生の頃は、刑事ドラマ全盛期だった。
太陽にほえろ!」「西部警察」はもちろん、多くの人が記憶しているドラマは全部80年代後半までに登場した。

で、刑事ドラマ好きのはぎおは、ここでもマイナーなドラマに目が行く訳で。
「太陽~」は別格として、大好きだったのは「私鉄沿線97分署」、そして「ジャングル」なのです。覚えてる人、いますか?

「ジャングル」は「太陽~」の後番組として同じスタッフで制作された、新しい刑事ドラマ。
これまでの定番を打ち破り、1話完結ではなかった。
多くの署員が行きかう騒然とした大部屋で、捜査員が多種多様の事件を抱えている。
捜査も全体で会議を行って周知し、本庁の捜査官が必ず立ち会う
専門用語が飛び交う緊張感のある展開。日常的な複数の事件が交差して進んでいくリアリティにとても衝撃を受けた・・・

どこかで見たことありませんか?そう、誰もが知ってる「踊る大走査線」に似てません?しかも「踊る」開始の10年以上前に、こんなリアリティのあるドラマが造られてたんです。

が、それも7話まで。以降は徐々に普通の刑事ドラマに変わっていったどうもまだ定番に慣れていた視聴者に受け入れられなかったようで。はじめは派手なアクションのなかったのに、途中でリニューアルされた時は拳銃がバンバン登場する、定番に逆戻り地味ながら丁寧な造りのドラマはバブルに浮かれてた時代にあってなかったんでしょうね。

登場人物も個性的で、そこが魅力。若手はよくあるパターンとして、ベテランは味がある人ばかり。謎の多い元教師と言う経歴の人(火野正平)、離婚歴のある元マル暴(桑名正博)、子供との衝突に悩む毎日のマイホームパパ(安原義人)、口うるさい監査役(山谷初男)・・・ちょっとエリートっぽいけどいざという時頼りになる、憎めない課長(江守徹)。そして、
仕事では沈着冷静で厳しいが、定時が過ぎるとさっさと帰宅する愛妻家の若き係長。演じたのは鹿賀丈史。このドラマで彼にゾッコンにほれてしまった今思うと津上係長という人物に惚れたのかも
いつもクールなのに、家に帰ると美人の奥さん(真野響子)に甘え放題。学生同士のカップルのよう。家庭では、署内では見せないような苦悩を見せる。そこがたまらなくかわいくて寝ても冷めても彼のことを思って・・(何を書いているんだろう
ただ、この時鹿賀さんは「レ・ミゼ」初演と同時期。体力持ったんでしょうか・・・と気になる。

若手では、西山浩次が目立っていたが、これがデビューとなった田中実は、これ以降はぎおの中でずっと気になる存在。(好きとかじゃなくてね)あんなに若かったのに、この前偶然見たウルトラマンで隊長を演じてた
それから、リニューアルされて登場したのが若かりし頃の江口洋介。まるで「太陽~」の新人刑事のような脚光の浴び方だったなぁ。

話が大分ずれたけれど、色々調べていくと撮影していく中でいろいろと問題が発生したようで(視聴率もそうだし出演者の意識的にもね)、結局60話程度で打ち切り。放映当時何も知らずにドラマにはまりまくっていたはぎおにとって、最終回は残念で仕方なくて、もう涙、涙

でも、今見てもとても新鮮で斬新なドラマ造りだと思う(最初はね)。それに出演者を見ても、映画界・演劇界から、今でも活躍している個性的な面々が参加して、今ではあり得ない共演が興味をそそります
犯人役も個性的な人が多くて、無名だった益岡徹を強烈に印象付けた回もありました。

それにしても「ジャングル」、早すぎたなぁ。
エンタテインメント性がありながらリアリティを追求した「踊る~」があれだけヒットしたんです。あの複雑な展開は、今の時代なら受け入れられると思うなぁ。

今、CSで放送中。全部見るぞ~

追記:もう一回あのメンバーで、あのドラマを造ってほしいなぁ。


(敬称略)

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