ピアノは習い事としては面倒臭いもののひとつです。
それはレッスンに通うだけでは弾けるようにならないからです。
何が必要か?
家での練習
練習は習慣づけが必要です。
気が向いたらするでは弾けるようにはなりません。
気が向いた時に弾く程度で済むのは、
かなり上級者になってからです。
一人で練習をしてくれたら親御さんは楽ですが、
そうなるためには、最初は親御さんが練習に付き添う必要があります。
教えるという意味ではなく、気軽に
宿題の曲はどれ?とか
今、何弾いてるの?とか
どんな曲か聴かせて、とか
それで良いのです。
もしお子さんが分からない所があるようでしたら、
次のレッスンで、親御さんがここが分かりませんでした、と
講師に伝えれば良いのです。
自分はわからないので教えられないから
お子さんの弾いている曲を何も聴かないは
最も良くないことです。
講師は親御さんに家で教えてくれることを望んでおりません。
お子さんと一緒に学ぼうとして下さることを一番望んでいます。
そしてお子さんの心強い味方であること。
レッスン室に全く一緒に入ることなく
怒って強制的に練習をさせることも
絶対にしてほしくないことです。
何をどうして行けば良いのかは
レッスンを直接見て頂ければわかります。
就学前や小学校1年生までは
どのお子さんも親御さんのフォローが必要です。
できれば10歳までは教室に一緒に入って頂けると良いと思います。
毎回一緒に教室に入れなくとも、
月に1度はそうするとか、お仕事で無理な場合は、
宿題を書いてあるノートには必ず目を通すとか、
分からないことはノートに一言書いて質問されるとか、
なにかしら関心を持ち続けていることを
お子さんに伝わるようにすべきです。
お子さんの自立は
最初は一緒にすることからです。
お子様の人生のほんの数年だけのことです。