あまりにも有名な「冬の旅」なかなかじっくりと聴く時間が持てなかったけれど、最近は片道1時間以上の外出が多いので手持ちのCDを次々と聴きこなせていて嬉しい。で、じっくり聴けば聴くほど、この中山悌一先生の「冬の旅」は素晴らしいです!このCDはずいぶん前に「中山悌一の芸術」というタイトルで全盛期の名演を集めて6枚組で発売されたもので、まさに先生の名演の集大成と言えるもの。
年末の金沢行きのおかげで、6枚ともブックレットの詩と対訳を見ながらかなりじっくりと聴けた。更には先月買ったディスカウと聴き比べてもみた。中山先生のはまず一点の曇りもない透明感と力強さと時に甘さのある声で言葉の一つ一つを聴き手に伝えて来る。ディスカウももちろん、良いんだけれど中山先生を聴いた耳には、時々、鼻声のような濁りや、母国語ゆえか言葉に緩みを感じた。
先生は全盛期の40代後半で声楽家としての演奏活動の第一線から退かれ、二期会の総監督として日本の声楽界、オペラ界の発展の為にすべてを捧げられたそうです。偉大な功績の割には一昨年、亡くなられた時の報道は寂しいものでしたが。
声楽家にとって声の美しさは何よりもの事ですが、それに加えて、詩の理解、その言葉の発音、音楽としての構成、表現とすべてが揃ってこそと考えた時、このCDはもっともっと多くの人に聴かれて欲しいものだと思いました。
外出の必需品セット:ICレコーダ・DR-07、エネループ単3乾電池と充電器、SDカード16GB
ともかく便利な世の中になりました。エネループはフル充電で7,8時間は持つので2泊以上でなければ充電器も不要ですし、SDカードも16GBあればwavでCD20枚分くらい入ります。CD→カードはWMPを使えばあっという間に出来るし。子どもたちのi-podに負けていません(^^;
年末の金沢行きのおかげで、6枚ともブックレットの詩と対訳を見ながらかなりじっくりと聴けた。更には先月買ったディスカウと聴き比べてもみた。中山先生のはまず一点の曇りもない透明感と力強さと時に甘さのある声で言葉の一つ一つを聴き手に伝えて来る。ディスカウももちろん、良いんだけれど中山先生を聴いた耳には、時々、鼻声のような濁りや、母国語ゆえか言葉に緩みを感じた。
先生は全盛期の40代後半で声楽家としての演奏活動の第一線から退かれ、二期会の総監督として日本の声楽界、オペラ界の発展の為にすべてを捧げられたそうです。偉大な功績の割には一昨年、亡くなられた時の報道は寂しいものでしたが。
声楽家にとって声の美しさは何よりもの事ですが、それに加えて、詩の理解、その言葉の発音、音楽としての構成、表現とすべてが揃ってこそと考えた時、このCDはもっともっと多くの人に聴かれて欲しいものだと思いました。
外出の必需品セット:ICレコーダ・DR-07、エネループ単3乾電池と充電器、SDカード16GB
ともかく便利な世の中になりました。エネループはフル充電で7,8時間は持つので2泊以上でなければ充電器も不要ですし、SDカードも16GBあればwavでCD20枚分くらい入ります。CD→カードはWMPを使えばあっという間に出来るし。子どもたちのi-podに負けていません(^^;
お仕事で勉強出来るのはうらやましい(笑)
聴かせてくださいませ♪