一昨日は招待券を頂いたので某有名ピアニストのコンサート&レクチャーに出かけて来た。いやはや・・・なぜそんなにピアノを叩くの?
カンカンと耳障りな金属音が響いて、一言で言って美しくない。
指は強靭そうだし、よく動いていてメカニカルだったけど、ちいとも音楽的じゃない。
日本のピアニストには未だにカンカン叩く人が多くて本当にびっくりする。
コンクールでもたくさん見かけるし。
なんだかすっかりくたびれて夜遅くに帰宅。
ちょっとお茶を飲みながらテレビをつけたら、芸術劇場ですごい巨漢のピアニストが弾いている。
で、その音のなんと美しい事!!思わず惹き込まれて聴き惚れてしまった。新聞を見たら「アルカディ・ヴォロドスのムジークフェラインコンサート」だった。
恥ずかしながら良く知らなかったけど超有名なピアニスト。
お相撲さんくらいの体格でピアノ椅子じゃない背もたれの付いた椅子に座って弾いている。
その日のプログラム
4つの前奏曲 作品37 から 第1番 (スクリャービン)
24の前奏曲 作品11 から 第16番 (スクリャービン)
4つの小品 作品51 から 第4曲「けだるい舞踏」 (スクリャービン)
2つの舞曲 作品73 から 第1曲「花飾り」 (スクリャービン)
ピアノ・ソナタ 第7番 作品64「白ミサ」 (スクリャービン)
「優雅で感傷的なワルツ」 (ラヴェル)
「森の風景」 作品82 (シューマン)
「巡礼の年 第2年(イタリア)」から ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」 (リスト)
協奏曲 ニ短調 BWV596 から 第3楽章 (ヴィヴァルディ/バッハ)
「子守歌」 作品54第10 (チャイコフスキー/ヴォロドス編曲)
私は残念ながら白ミサからしか聴けなかったけれど、どれも素晴らしい演奏だった。
まさに自由自在。美しい音が様々に変化して、一音たりとも叩くような不快な音が無い。当たり前なのかもしれないけどね(^^;
中でも「予言の鳥」がすごく素敵だった。
こういう演奏を聴くと、日本はまだまだ200年の遅れを縮められないままなのかもと思う。
※画像はタイトルとも本文とも関係ありません(笑)
エル、眠る前にひとしきりウネウネと動いて顔を洗う之図。
アップにするとこんな感じ。
カンカンと耳障りな金属音が響いて、一言で言って美しくない。
指は強靭そうだし、よく動いていてメカニカルだったけど、ちいとも音楽的じゃない。
日本のピアニストには未だにカンカン叩く人が多くて本当にびっくりする。
コンクールでもたくさん見かけるし。
なんだかすっかりくたびれて夜遅くに帰宅。
ちょっとお茶を飲みながらテレビをつけたら、芸術劇場ですごい巨漢のピアニストが弾いている。
で、その音のなんと美しい事!!思わず惹き込まれて聴き惚れてしまった。新聞を見たら「アルカディ・ヴォロドスのムジークフェラインコンサート」だった。
恥ずかしながら良く知らなかったけど超有名なピアニスト。
お相撲さんくらいの体格でピアノ椅子じゃない背もたれの付いた椅子に座って弾いている。
その日のプログラム
4つの前奏曲 作品37 から 第1番 (スクリャービン)
24の前奏曲 作品11 から 第16番 (スクリャービン)
4つの小品 作品51 から 第4曲「けだるい舞踏」 (スクリャービン)
2つの舞曲 作品73 から 第1曲「花飾り」 (スクリャービン)
ピアノ・ソナタ 第7番 作品64「白ミサ」 (スクリャービン)
「優雅で感傷的なワルツ」 (ラヴェル)
「森の風景」 作品82 (シューマン)
「巡礼の年 第2年(イタリア)」から ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」 (リスト)
協奏曲 ニ短調 BWV596 から 第3楽章 (ヴィヴァルディ/バッハ)
「子守歌」 作品54第10 (チャイコフスキー/ヴォロドス編曲)
私は残念ながら白ミサからしか聴けなかったけれど、どれも素晴らしい演奏だった。
まさに自由自在。美しい音が様々に変化して、一音たりとも叩くような不快な音が無い。当たり前なのかもしれないけどね(^^;
中でも「予言の鳥」がすごく素敵だった。
こういう演奏を聴くと、日本はまだまだ200年の遅れを縮められないままなのかもと思う。
※画像はタイトルとも本文とも関係ありません(笑)
エル、眠る前にひとしきりウネウネと動いて顔を洗う之図。
アップにするとこんな感じ。
ピアノのことはごめんなさいよくわかりませんが、エルちゃんにも入眠の儀式があるんですね(笑)
かわいいですね~~~。。。
私が聴いてもきっとそんなに違いははっきり分からないのでしょうね。。。
叩く・・・私もわかります。
音楽って、人柄や性格が出ますよね?
何だか怖いですが、つくづくそう思います。
ピアノや聴き手に関して、優しい気持ちになれば、叩く、なんて事はしないだろうと思うのですが・・・。
そうそう、入眠儀式なんですね。
あの体勢のまま、うねうねうねうね背中で転がってなんか珍しい生き物のようなんですよ。
でも、自分が教えるようになって逆に生徒の手など叩く時の心理はなに?と不思議です。
良い先生に出会えて良かった良かった♪
きっと、meggiさんにも分かると思います。叩く音とそうじゃない音。
あんなに美味しいお菓子を作れるんですもの!
オルゲルプンクト、試しましたか?
おっしゃるとおりです!
叩く人はまずピアノに対する愛が無いんでしょうね。なんでも、力技で相手を屈服させようとする人なのかもしれません。。
私たちも常に謙虚な心で音楽に向き合いたいですね。
私はシューマンからでしたが、めちゃくちゃくくちゃくちゃ!!!!お上手でしたよね!!!うますぎて悔しかったです!笑
思わずブログにも書きました。
いやぁ金子先生と意見が一致して嬉しいです♪!!
すごかったですよね!大興奮~
ダンテもすごい編曲だったし、超絶技巧派なのはそれとして、シューマンのような小さな作品の隅々までがあのように弾けるのがすごいと思ってすっかりファンになりました!
youtubeにも動画が上がってるので見てみてください。分からなかったらメールくださいね(笑)