

ヨンジュン(イ・ジョンジェ)

ギョンビン(イ・ビョンホン)は99%登場しないと思います…

テッヒョンはマフィアのボス、ゴーガンのいる収容所にヨンジュンを同行させ、
「30分…、それまでにヤバクなったら先に帰れ」とだけ言い残し、
サッサと収容所に入って行ってしまい、ヨンジュンは1人車に残される。


この後、収容所で暴動を起こし、そのすきにゴーガンを脱獄させ、
ヨンジュンの待つ車に乗り込むテッヒョンとゴーガン。
んが、ゴーガンは頼りなさそうなヨンジュンを見て思いっきりバカにするもんだから、
「文句あっか




テッヒョンは、ゴーガンのアジトにて、「4日後に800万ドルいる、すぐ偽札を刷れ!」と指示。
その後、アナスターシャが心配で、様子を探るため彼女のアパートに行き、
出かける彼女をコッソリ追うと、彼女は北が核を手に入れる為の資金源を探していた。
この後もズ~ッとテッヒョンは彼女をつけてたワ。
アナスターシャは、マフィアのゴーガンが犯人かも…と疑い、
ギョンビン達とゴーガンのアジトへ向かおうとした時、ゴーガン一味に襲撃される。
そこに居合わせたテッヒョンは彼女を必死に守り、救った。
彼女は遠い記憶のドコかに、同じ温かさを感じた覚えがあり、後ろを振り向くのだが、
テッヒョンは決して自分の姿を彼女には見せず、去ってしまった…。
1人になったテッヒョンは彼女を想い、アナトーリ博士さえ暗殺してなければ、
今頃、堂々と彼女に会えたのに…と、また後悔の念

同じ頃、彼女もまた、謎となる彼の存在が気になっていた。
こんな寒い日なのに

お茶

テッヒョンはやっとアナスターシャと再会したと言うのに、彼女の父とは知らず、
国の命令でアナトーリ博士を暗殺してしまい、人生最大にテンション



全く空気が読めないヨンジュンは「女を愛したことは?」
…なんかオレ、マズイ雰囲気作った

「性別は関係なく…、根っから人間嫌いなの?」
テッヒョンに睨まれ

んが、珍しくテッヒョンが話しを始めた。


「寒い冬の夜、2匹のハリネズミが寒さに凍え、互いに寄り添った。
だがすぐ離れた。針が刺さるから。離れれば寒く、触れれば痛む。
一晩中、天国と地獄さ。
そのうち傷つかない距離に収まった。これ以上傷つくのは…ゴメンだ。
傷つける人間と関わりたくない」
「僕は違う。僕なら針に心臓を貫かれても、愛する人を抱いて体温を感じたい。
凍え死ぬより良い」
一定の距離を保ち、守る愛に徹する

傷ついたとしても、共に痛みを分かち合いたい

お互い愛し方は違うけど、深く想うからこそ、悩み苦しむテッヒョンと、
強く想うからこそ、離したくないヨンジュンなのダ。


後日、ヨンジュンは約束の日に行けなかった美術館へ1人で行く。
暗くなった館内で、ソンシムがいないと分かっていても、面影に浸りに来たんだろうネ

ここを彼女と歩き、ここで彼女と語り、見つめ、抱きしめ、愛を確認した…
今日1日、ソンシムに会えないだけでこんなに辛いだなんて…。
寂しさを忘れるため、誰もいない美術館に「明日ここでーーー!」と叫び、
そして「また会おう、門が開く時間に…待ってる」と、祈るようにつぶやくのダ



ソンシムも、約束した日に美術館へ来なかったヨンジュンが気になっていて、
また会えるだろうか…と思っていた時、父の命令で、明日、突然帰国させられることになり、
父に抗議しに行こうとした時、副官に見つかり止められてしまう。
その時、タイミング良くヨンジュンが大使館に忍び込み、ソンシムに会いに来た!
「良かった…、もう発ったかと思った

(この時、彼女を見つめるJJの顔がタマラーーーーーーーーーーーーン



ソンシムに会えた安心感と、もう離したくない、ズッと一緒にいたい!という思いで、
まっすぐな瞳で、ただただ彼女だけを見つめるのヨ!!!
ヨンジュンはテッヒョンの影響か、徐々に勇敢さやタフさを身につけ、
さらに、彼本来の純粋さも加わって、今まで以上に怖いもの知らずとなってしまい、
周りは一切目に入らず、ストレートに彼女に気持ちをぶつけるのダ。


ヨンジュンが来たことでソンシムは飛び上がるくらい

無断で大使館に入り込んだヨンジュンは、警備員に取り押さえられ、
外に連れ出されそうになるのだが、それでも何度も振り向き、ソンシムに、
「行くな!平壌に戻るな!お願いだぁーーーーっ!」
渾身の力をふり絞り、警備員の腕を払ってソンシムのモトに駆け寄るのだが、
副官にボコボコ


(このオッサン、意外に強いんだネ

キョンシーみたくなった悲惨なヨンジュン



彼女に…と思い持ってきた一輪の花は手から落ち、
『イルマーレ』のソンヒョンみたく倒れるヨンジュンなのだった…



「白夜」ヨンジュン編 8話 に続く
