やぎのブログ(日記編)

宇宙の最新情報ヽ( ・◇・)人(・◇・ )ノ世界の愛と平和

土星をバックに浮かぶディオネ

2005-09-24 19:29:04 | オリジナル画像
No.92 2005/9/24作成

9月23日にNASAの土星探査機カッシーニが、土星をバックに浮かぶ衛星ディオネを撮影しました。
赤、緑、青の波長で撮影された画像をカラー合成してみました。
クレーターに覆われたディオネが宇宙空間に浮かんでいる姿がとても印象的です。
バックにオレンジ色の土星の大気が見えます。
左に縦に走る線は土星のリングです。

元の画像:NASA/JPL提供

24時間企画終了

2005-09-19 23:00:00 | 日記

HP開設1周年(+1ヶ月)記念第4回24時間ぶっ通しHP&ブログ更新中継企画です!
今回最大の目標はニュースの更新。HP&ブログの更新情報はここに随時載せていきます。
更に今回の目玉、土星の衛星フェーベの地図作成プロジェクトの進行状況も1時間毎にここで紹介していきます。
ところで、やらなきゃならない勉強などいくつか用事があるので、最初は1時間のうち10分間は勉強に当て、残り50分間を企画に当てようと思います。

更新情報:
0:00 スタートです
1:00 ニュース用語集設置
2:00 更新なし
3:00 ニュース用語集(か行~た行)ニュース用語集(な行~ん)追加
4:00 用語集更新
5:00 引き続き用語集更新
6:00 用語集ひとまず完成
7:00 特に更新なし
8:00 特になし
9:00 特になし
10:00 なし
11:00 なし
12:00 特になし
13:00 特になし
14:00 ニュース#165公開、ニュース目次9月設置、ニュース画像庫更新
15:00 なし
16:00 なし
17:00 なし
18:00 なし
19:00 なし
20:00 なし
21:00 なし
22:00 なし
23:00 なし

コメント:
0:00 よく眠れなかったんで、睡魔との闘いになりそー(;◇;)
1:00 最初からねみぃ…少しずつ進めていこー(。・`◇´・)
2:00 地図作成スタート!♪
3:00 とりあえず音楽も聞き飽きたし、TVでもつけるか…(-◇ゞ)
4:00 いつも思うけどなかなか進まないもんだねε=(´◇`)
5:00 勉強の方もあるから進まない…とお決まりの言い訳
6:00 「今日1日頑張るぞ~」って思った頃にはもう1日の4分の1が過ぎてるんだよな
7:00 第2の睡魔波キタ━━━(゜◇゜)━(。◇。)━(゜◇゜)━(。◇。)━(゜◇゜)━━━!!
8:00 朝食タイム終了。ぼちぼちニュース更新すっか
9:00 別に寝てるわけじゃないっすよ。今から風呂デス♪(´◇`)
10:00 入浴中でした。
11:00 また作業開始で~す(。・`◇´・)b
12:00 次の1時間はド━━━━━━━((゜◇゜))━━━━━━━ンと更新するぜ
13:00 結局更新ならず。゜(ノ◇ゞ)゜。辛いな…急がないと!
14:00 急用のため一時的に中止
15:00 一時的に中止しています
16:00 やっと再開できま~~す♪アタ(゜◇゜☆≡☆゜◇゜)フタ
17:00 個人的事情により休止せざるを得ません…
18:00 しばらく
19:00 お待ち
20:00 下さい
21:00 やっと作業開始できそーです!後3時間しかないけどやるぜぃΣ(☆-◇・)!
22:00 結局、今回は企画どころじゃなかったなぁ…地図もまだ3分の1くらいしかできてないし
23:00 なんか予定外のことがありすぎて、今回の企画は失敗でしたねぇ…いつかもっと時間があるときにやることにして、今回は1時間早く閉幕です。゜(ノ◇ゞ)゜。

↓フェーベ地図作成プロジェクト進行状況↓(3流ソフトなんで時間がかかりそー。とりあえず下書き段階デス)

太陽からのX線を反射する土星

2005-09-19 13:40:10 | 最新ニュース
ニュース#165

最新ニュース目次 カテゴリ別 ニュース画像庫
ニュース用語集:英数字~あ行 か行~た行 な行~ん

 NASAのチャンドラX線天文衛星を使って、土星からやってくるX線が観測されたょ。土星ではオーロラに伴うX線の発生は見られず、太陽からのX線を土星全体が鏡のように反射していることがわかったんだ。また土星のリングの中でも特にBリングの東側から特に強いX線が出ていることもわかったょ。

 下にある上段の2つの画像は、土星が発するX線を捉えたものだょ(NASA/MSFC/CXC/A.Bhardwaj et al提供)。土星本体やリングの範囲が線で示されているけれど、X線は土星全体から均一に出ているように見えるねぇ。このX線はどのように発生しているんだろう?

 下段の2つの画像はアメリカ海洋大気監視静止気象衛星の一つであるGEOS-12が太陽の活動をX線で撮影したものだょ(NOAA/SEC提供)。太陽表面ではたまにフレアと呼ばれる爆発現象が起こるんだ。右側はそのフレアが起こった瞬間の画像だょ。フレアが起こると太陽からのX線や太陽風(電気を帯びた粒子の流れ)が強くなるんだ。上段の土星のX線画像のうち、左側は太陽がフレアを起こす前の画像で、右側は後の画像だょ。太陽からのX線を土星の大気が反射しているために、フレアが起こって太陽からのX線の量が増えると、土星からやってくるX線も増えるってわけ。こんな風に土星は太陽からのX線を反射する鏡になっているんだ。土星は、太陽からやってくるX線のうち数千分の1を反射しているょ。

 このようなX線の反射は木星でも見つかっているんだ。木星の方が太陽に近いし、大きさも大きいから、土星よりも強くX線を反射しているょ。逆にこうした木星や土星による反射を観測すれば太陽の活動の様子を知ることができるよねぇ。木星や土星が地球から見て太陽をはさんで反対側にあるとき、地球からは見えない太陽の裏側の活動の様子を、木星や土星が教えてくれるってわけ。

 土星では、他の惑星で見られるようなオーロラに伴うX線の発生は見られないょ。オーロラは太陽風が磁力線に沿って北極や南極に流れ込み、大気と衝突して光る現象なんだけど、地球などではこのとき光と一緒にX線が発生するんだ。土星にもオーロラがあるのになぜX線が発生していないのか、不思議だねぇ。



 土星自体だけじゃなく、リングもX線を出してるんだ。リングは氷の粒が集まってできてるんだけど、太陽からのX線が水分子に含まれる酸素原子に当たってX線が発生してるってわけ。下の画像もチャンドラX線天文衛星がX線で捉えた画像だょ(NASA/MSFC/CXC/A.Bhardwaj et al提供)。さらにその下の画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が可視光線で撮影した土星の画像(NASA/ESA/STScI/AURA提供)の上にX線画像を重ねたもの。

 ハッブルの可視光線画像で、リングを観察してみよー。土星のリングの間に太い隙間(黒い帯の部分)があるよね?これがカッシーニの隙間。このカッシーニの隙間より内側の部分をBリング、外側の部分をAリングっていうんだ。更にBリングの内側にとっても暗いリングが見えるよねぇ?それはCリングと呼ばれてるょ。

 さて、X線画像と比べてみると、X線は特にBリングで強いみたいだねぇ。下の画像では左側で特にX線が強いみたい。これらの画像ではリングは時計回りに回ってるょ。つまり、リングの左側の部分は、土星の陰から現れたばかり。言い換えれば朝を迎えた部分なんだ。なぜBリングの朝側でX線が強いんだろう?

 専門家の人たちはこんな風に考えてるょ。土星にも地球と同じように隕石がやってくるんだけど、リングの朝側の部分は隕石群がやってくる方向と逆向きに動いてるから、他の部分よりも隕石と衝突しやすいんだ。特にBリングはAリングやCリングよりもたくさんの氷の粒子からできてるしね。リングの粒子と隕石が衝突すると細かい氷が雲のように舞い上がって、それが太陽からX線を受けて自らX線を発しているみたい。この雲は1時間くらいで消えてなくなっちゃうょ。そのためBリングの朝側で特にX線が強いんだ。



 1979年に土星に接近したNASAの惑星探査機ボイジャー1号・2号は、このBリングに「スポーク」っていう不思議な模様があることを発見したょ。下の画像に写っている白いぼんやりした模様がスポークだょ(NASA/JPL提供)。このスポークも夜~朝側でよく見られ、すぐに消えてしまうんだ。どうやら隕石との衝突でできた模様がスポークの正体らしいょ。ところで現在土星を探査してるNASAの土星探査機カッシーニは、不思議なことにまだスポークを確認してないんだ。ボイジャーが土星を調べていた頃は、ちょうど隕石群が数多くやってくる時期だったのかもねぇ。


ニュース用語集(な行~ん)

2005-09-19 02:43:58 | 最新ニュース
ニュース用語集です。五十音順だょ。な行~ん

 パイオニア10号 1972年3月3日に打ち上げられたNASAの木星探査機だょ(下のイラスト:NASA提供)。1973年に初めて木星に接近し、木星の重力を利用して太陽系からの脱出への旅を一番早く始めたんだ。地球外知的生命へのメッセージが書かれた板が取り付けられているょ。

 パイオニア11号 1973年4月6日に打ち上げられたNASAの惑星探査機で(下のイラスト:NASA提供)、1974年に木星に、1979年に土星に接近したょ。パイオニア10号と同様、メッセージが書かれた板が取り付けられてるんだ。


 波長: 光は波となって伝わっていくんだけど、その波の間隔を波長っていうんだ。

 パン: パンは土星のエンケの隙間を公転する小さな衛星だょ。1990年、ボイジャーの画像からM. Showalterらによって発見されたんだ。大きさは25km。

 反射率: 当たった光の強さに対する反射される光の強さの割合。つまり、どのくらい光を反射するかってこと。光を全部吸収しちゃう真っ黒なものの反射率は0だし、光を全部反射しちゃう真っ白なものの反射率は1になるんだ。

 光のドップラー効果: 光のドップラー効果は、光を出す天体が近づく(または遠ざかる)速度が速ければ速いほど、光の波長が短くなる(または長くなる)現象だょ。つまり光の波長がどれだけずれているかを測定すれば、天体の近づいてくる(または遠ざかっていく)速度が計算できるんだ。

 ブラックホール: ブラックホールっていうのは“潰れた天体”なんだ。全ての質量は、中心にある特異点っていう一点に集まっているんだ。ブラックホールに近づいた物質は全てこの特異点に引き寄せられていって、最後にはその物質も潰れてしまい、点になっちゃうわけ。ものすごい重力のせいで特異点からある決まった距離よりも近くに近づくと、光さえも外に出て行くことができない。そのためにブラックホール(黒い穴)って呼ばれるんだ。
 小型のブラックホールは結構ありふれた存在で、太陽の30倍以上の質量を持つ重い恒星が死んだ後にできるんだ。このような重い星は明るく光るためにすぐに核融合反応の燃料を使い果たしてしまって、超新星爆発っていう巨大な爆発を起こして死んでしまうょ。星の中心部ではそれまで星を支えてきた核融合反応が止まってしまい、収縮するんだ。このとき太陽の30倍もある重い星では、自分の重さに耐えられずに限りなく潰れていって、最後には特異点っていう一点になってしまう。これがブラックホールだょ。このようなブラックホールの大きさ(光が外へ出ることができない範囲)はせいぜい5~6km。なのに質量は太陽の10倍近くもあるんだ!!!!
 一方、太陽系を含む2000億個の恒星が集まってできている銀河系の中心部には、これとは比べ物にならないくらい巨大なブラックホールがあるょ。質量は何と太陽数百万個分!!!!その周囲には、ブラックホールに飲み込まれようとしているガスが膠着円盤っていう円盤を作っていて、秒速700kmっていうものすごい速さで回転しながら吸い込まれているんだ。

 フレア: 太陽の大気中(彩層と呼ばれるガスの層)で発生する爆発現象だょ。フレアが発生すると、太陽が出す電気を帯びた粒子の集まりである太陽風も強くなるんだ。強い太陽風が地球にやってくると人工衛星との通信などに異常が起こるょ。フレアは、太陽の活動が活発なときに発生するんだ。磁力線が曲げられ、交わったところで大量のエネルギーが発生して爆発を起こすみたい。

 プロメテウス: プロメテウスは土星のFリングの近くを公転する小さな衛星だょ。1980年、ボイジャーの画像からS. Collinsらによって発見されたんだ。大きさは140×100×74kmでラグビーボールのようないびつな形の衛星だょ。表面は小天体の衝突によってできたクレーターで覆われているんだ。プロメテウスは土星のFリングの近くを、時には横切りながら回っているんだ。

 分子 物質は、空気も水も岩も、小さな目に見えない分子がたくさん集まってできてるんだ。分子は原子からできているょ。

 ボイジャー1号 1977年9月5日に打ち上げられたNASAの惑星探査機だょ(下のイラスト:NASA提供)。1979年3月に木星に接近し、リングの存在を確かめたんだ。木星の衛星エウロパの縞模様で覆われた氷の表面や、イオの火山活動を発見したょ。その後1980年11月には土星に接近し、その衛星タイタンに大気があることを確かめたんだ。その後海王星軌道より外側へ飛び出したボイジャー1号は、1990年に太陽系を振り返って太陽系全体を撮影したょ。その後は太陽系の外側へ向けて現在も旅を続けてるんだ。いつか出会うかも知れない地球外知的生命へのメッセージとしてレコードが積まれているょ。

 ボイジャー2号 NASAの惑星探査機だょ(下のイラスト:NASA提供)。1977年8月20日、打ち上げが延期された1号より早く打ち上げられたんだ。1979年7月に木星に、1981年8月に土星に接近し、探査を行ったんだ。その後さらに1986年1月には天王星に、1989年8月には海王星に接近し、たくさんの新しい衛星を発見したょ。また、海王星の探査では海王星のリングや衛星トリトンの火山活動などを発見したんだ。1号とは別の方向へ向けて、太陽系の外の世界へと航行を続けているょ。1号と同様、レコードが積まれているょ。


 マグネター 強力な磁場を持った活動的なパルサーの一種だょ。パルサーとは、高速で回転しながら電波などを出している中性子星なんだ。地球から見るとこの電波が規則的に点滅してるように見えることから、パルサーというんだ。

 マース・エクスプレス (下のイラスト、NASA/JPL提供)2003年6月2日に打ち上げられたESAの初の火星探査機だょ。火星の周りを回る周回機と、火星表面に着陸する着陸機ビーグル2からなるんだ。ビーグル2は通信が途絶えてしまい、失敗に終わったょ。でも周回機は2003年12月26日に火星を回る軌道に入ってから、火星の探査を続けているんだ。太陽風が火星の大気の深いところにまで入り込んでいることを発見し、それが火星の水や大気が大量に宇宙空間へ逃げた原因と考えられるようになったょ。その他、火星の火山活動が比較的最近まで続いていたこと、火星の地下に氷が残されているらしいことなどを発見しているんだ。


 マーズ・エクスプロレーション・ローバー(MER): (下のイラスト、NASA/JPL提供)2003年6・7月に打ち上げられた2機のNASAの火星探査機だょ。2004年1月に2機とも着陸を果たしたんだ。スピリットって名付けられた探査機はグセフ・クレーターの中に、オポチュニティーって名付けられた探査機はメリディアニ平原に、それぞれ着陸したんだ。何度か計画が延長されて今でも探査を続けているょ。車輪がついていて自由に動き回ることができるんだ。これまで、火星に大量の水があった証拠など、色々な発見をしてるょ。


 マーズ・クライメイト・オービター(MCO): (下のイラスト、NASA/JPL提供)1998年12月11日に打ち上げられたNASAの火星探査機だょ。重さは629kg。MCOの目的は火星の気象観測と、地上のマーズ・ポーラー・ランダー(MPL)との交信。1993年に行方不明になったマーズ・オブザーバーが積んでいた大気サウンダーと、カラーのカメラなどを積んでいたんだ。ところが1999年9月23日、火星に到着したものの軌道が低すぎて火星大気圏に突入し、燃え尽きてしまったみたいなんだ。


 マーズ・グローバル・サーベイヤー(MGS): (下のイラスト、NASA/JPL提供)1996年11月7日に打ち上げられたNASAの火星探査機だょ。重さは767kg。1997年9月12日に火星に到着してから7年半以上も活動してるんだ!1999年3月からは、カメラやレーダーを使って火星の地図を作って、MERの着陸地点を決めるときなどにも役立ったんだ。その他、火星に大量の水があったことを示す地形を発見したり、火星の内部の活動が調べられたり、火星の衛星フォボスの表面が厚い砂埃で覆われてることを発見したりしてきたょ。これからもガンバ!


 マーズ・ポーラー・ランダー(MPL): (下のイラスト、NASA/JPL提供)1999年1月3日に打ち上げられたNASAの火星探査機だょ。重さは576kg。南極にある南極冠の縁に着陸する予定だったんだ。南極冠っていうのは、南極のドライアイスでできた凍った地方だょ。ロボットアームを使って地面を掘って水の氷を探したりする予定だったんだ。その他、2機の小型探査機ディープ・スペース2(DS2)を積んでいたんだ。DS2は地面に突き刺さって新しい技術のテストを行い、火星の地面を調べる予定だったんだ。ところが1999年12月3日、火星到着直後通信が途絶えて、探査は失敗に終わったんだ。


 有機物 炭素原子を骨組みとする化合物だょ。生物の体は主に水と有機化合物でできているんだ。ただし、二酸化炭素のような炭素の酸化物や、炭素のシアン化物、金属の炭素塩などは、有機化合物には含まれないんだ。有機化合物は炭素原子の他、水素原子や酸素原子、窒素原子などがよく含まれているょ。有機化合物以外の化合物を無機化合物っていうんだ。

 離心率 多くの天体の軌道は楕円だょ。その楕円の中心が焦点(太陽の位置)からどれだけ離れているかを表しているんだ。つまり軌道の形を表すものだょ。離心率が0なら円。0<離心率<1なら楕円で、1に近づけば近づくほど細長い楕円になるんだ。離心率が1なら放物線、1より大きいときは双曲線になるょ。一度太陽の近くにやってきたら2度と帰ってこないような彗星の軌道の離心率は1より大きくなるんだ。

ニュース用語集(か行~た行)

2005-09-19 02:42:30 | 最新ニュース
ニュース用語集です。五十音順だょ。か行~た行

 解像度 画像の鮮明さのことだょ。どのくらい細かいものまで見分けられるかを表すんだ。

 (エッジワース)カイパーベルト: 彗星とは、ほうき星っても呼ばれる、美しい尾を持つ天体だょ。彗星の本体は主に氷でできた小さな天体で、太陽に近づいたときに太陽からの放射によって氷が蒸発して美しい尾となるんだ。
 彗星も地球などと同じように太陽の周りを回っているょ。でも地球と違って軌道が長い楕円であるために、太陽にうんと近づいたりずーっと太陽から離れたりを繰り返しているんだ。彗星には短周期彗星と長周期彗星っていう2種類があるょ。周期が百数十年以下のものを短周期彗星と呼ぶんだ。
 短周期彗星の軌道はまた、黄道面(地球の軌道面で、他の惑星の軌道もその近くを通る)の近くを通っている。そんなわけで、海王星の外側には短周期彗星のもとになる氷でできた天体がたくさんあって、それが何かのきっかけで太陽の近くへと落ちてきたのが短周期彗星ではないかと考えられるようになった。この太陽系の外側の方に広がる氷の天体からなる小惑星帯をエッジワース・カイパー・ベルトと呼ぶんだ。
 1992年になって初めて実際にエッジワース・カイパー・ベルト天体(EKBO)と考えられる天体が発見され、その後ものすごい数のEKBOが発見されているょ。

 核融合反応: 太陽などの恒星の中心部で起こっている反応。莫大なエネルギーを生み出し、恒星を輝かせているんだ。具体的には水素原子核同士が合体・反応してヘリウム原子核になる反応だょ。水素を使い果たした高齢の恒星では、今度はヘリウムを原料にしてさらに重い原子核を作り出す核融合反応も起こっているょ。

 可視光線 光(電磁波)の一種。目に見える光のことだょ。

 カッシーニの隙間: 土星のリングは1610年にガリレオによって初めて観測されて、1655年にホイヘンスによってリングだってことが確かめられたんだ。その後、1675年にカッシーニ(天文学者)がリングの中に隙間があることを発見したんだ。これがカッシーニの隙間だょ。これより外側をAリング、内側をBリングって呼ぶことになったょ。実際にはカッシーニの隙間の内部にも、たくさんの細いリングがあって、本当の隙間ではないんだ。

 仮符号: まず、衛星らしい天体が発見されて認められると、仮符号っていう番号がつけられるんだ。例えば仮符号S/2004 S7を例にとると、S/は衛星(Satellite)、2004は発見された年、Sは土星(Saturn)、7はその年7番目に発見されたことを表しているんだ。つまりS/2004 S7は、2004年に新しく発見された土星の衛星のうち7番目に発見された天体を表してるってわけ。
 その後、衛星であることが確かめられると、国際天文学連合(IAU)で話し合われて新しい名前が決まるんだ。その時に衛星には通し番号がつけられるょ。

 カルデラ 火山の中央や周辺部に見られる、広い窪んだ地形のことだょ。火山が噴火した後、中央部が陥没してできるんだ。

 軌道長半径: 惑星や小惑星などの天体の軌道は円または楕円(彗星では放物線や双曲線であることも)なんだ。楕円には2本の対称軸があって、そのうち長い方の軸(長軸)の楕円によって切り取られる部分の半分の長さを軌道長半径っていうんだ。ちなみに惑星などの場合、楕円の焦点にちょうど太陽が位置しているんだ。また、軌道長半径は太陽からの平均距離に等しいょ。

 キュビワノCubewano族 カイパーベルト天体の中でも最も数が多いグループ。軌道長半径が41AUよりも大きく離心率が0.15より小さい天体、つまり太陽系の一番外側の方にあって軌道がほぼ円である天体のグループをキュビワノ族っていうんだ。その他にも、より内側の冥王星軌道近くにあるプルーティノ族、さらに内側の海王星軌道より内側にあるケンタウルス族など、いくつかの族があるょ。

 極超新星: (本文中でも説明している通り)太陽のような恒星の内部では、核融合反応が起こっていてそこから大きなエネルギーが生み出されているょ。恒星は、ガスが重力によって中心に集まろうとする力と、核融合反応によって生み出されるエネルギーとがつりあって成り立っているんだ。でも恒星も年老いてくると、材料が少なくなってやがて核融合反応はそれ以上続かなくなってしまうんだ。そうすると恒星を支えていたエネルギーを生み出せなくなって、ガスの重力によって物質は中心に集まり、中心部にとっても密度の高い天体ができるんだ。特に巨大な恒星の場合、中心部にはブラックホールっていうとんでもなく重い天体が生まれるょ。中心部にできたブラックホールはさらに周囲のガスを引き寄せようとするんだけど、吸い込みきれないガスは高速ジェットとなって吹き飛ばされるんだ。この爆発現象が極超新星だょ。

 キーラーの隙間: 土星のリングはとっても細いリングが無数に集まってできているんだ。リングを作っているのは実は小さな氷などの粒で、それらが集まって遠くから見るとリングに見えるってわけ。リングにはいくつかの隙間があって、ほとんどリングを作る粒がない場所だょ。キーラーの隙間もその一つ。土星のリングの中で2番目に明るいAリングの外縁近くにある隙間だょ。Aリングの外縁から250km内側にあって、幅は35kmしかないんだ。キーラーは、土星のリングが細かい粒の集まりだってことを観測で証明した天文学者の名前だょ。

 蛍光: 原子や分子などがエネルギーの高い状態となり、また元のエネルギーの低い状態に戻る時、出る光を蛍光っていうょ。そのエネルギーの差分に対応した波長の光が出るんだ。光には、波長が短い程エネルギーが高いっていう性質があるょ。

 原子番号: 原子は+の電気を帯びた原子核と、その周りを回る-の電気を帯びた電子からできているょ。さらに原子核は+の電気を帯びた陽子と電気を帯びていない中性子からできているんだ。この原子(核)に含まれている陽子の数が原子番号で、原子の科学的な性質を決めているょ。

 光年 光が1年間に進む距離で、約9.460528348兆kmだょ。他の恒星や銀河などの天体までの距離を表すのに使われるんだ。

 紫外線 光(電磁波)の一種。目には見えない光だょ。紫外線は可視光線(目に見える光)より波長が短くてエネルギーも高い。紫外線はDNAを傷つけるなど生物にとって有害で、殺菌などに使われるょ。

 磁気圏 磁力がはたらく範囲のこと。磁力がはたらく場を磁場っていうんだ。地球や水星、木星、土星などの惑星、それに太陽などの恒星は強力な磁場を持っているょ。ちょうどコイルに電気を通すと磁場が発生するように、天体の磁場は内部の物質の対流によって発生するんだ。

 磁場 磁力がはたらく場を磁場っていうんだ。

 磁力線 磁場の方向(磁力の方向)をつなげた線。N極から出てS極に集まるょ。

 スペクトル: 波長ごとの強さを表したもの。どの波長の光が特に強いか、または弱いかがわかるょ。成分や温度など色々な情報を得ることができるんだ。

 スポーク: 土星のBリングの表面に時々現れる模様のこと。自転車のスポークみたいに、放射状にのびた影のような模様だょ。現れては消える一時的な現象で、NASAの土星探査機ボイジャーが発見したんだ。どうやら隕石がリングを作っている氷の粒子と衝突して舞い上がった氷の雲がその正体らしいょ。

 星間風 太陽系の外側の星間空間を流れる粒子の風だょ。

 赤外線 光(電磁波)の一種。目には見えない光だょ。赤外線は可視光線(目に見える光)より波長が長くてエネルギーも低い。

 太陽風 太陽から吹き出る電気を帯びた粒子の流れだょ。秒速500kmで流れているんだ。太陽の活動が活発になると太陽風も活発になるんだ。この太陽風が地球の北極や南極で大気と衝突し光る現象がオーロラだょ。

 炭化水素 炭素原子と水素原子だけでできた化合物だょ。最も単純な炭化水素はメタン(CH4)。

 地殻 地球などの岩石惑星の内部のうち、一番外側の部分だょ。

 中性子星 原子っていうのは実は真ん中にある小さな原子核とその周りを回る電子からできてるんだょ。電子はものすごく軽いから、原子の質量のほとんどは原子核の質量ってことになるんだ。でも原子核の大きさは原子の更に1万分の1程しかないんだ!!!この原子核は+の電気を帯びた陽子と電気を帯びていない中性子からできているょ。
 太陽より少し重い恒星は燃え尽きて死を迎えると、中心では陽子が電子を取り込んで中性子に変わる反応が進んで、中性子だらけになるんだ。この恒星の中心部が中性子星になるんだょ。中性子星はものすごく重力が強いから、原子でさえつぶされてしまって中性子になっちゃうんだね。さらに重い星では中性子までもがつぶされて、そうなるともはや星を支えるものが何もなくなって星の中心の1点に向かって物質がとめどなく集まる重力崩壊っていう現象が起こるんだ。これがブラックホールだょ。

 超巨大ブラックホール: ブラックホールっていうのは“潰れた天体”なんだ。全ての質量は、中心にある特異点っていう一点に集まっているんだ。ブラックホールに近づいた物質は全てこの特異点に引き寄せられていって、最後にはその物質も潰れてしまい、点になっちゃうわけ。ものすごい重力のせいで特異点からある決まった距離よりも近くに近づくと、光さえも外に出て行くことができない。そのためにブラックホール(黒い穴)って呼ばれるんだ。
 小型のブラックホールは結構ありふれた存在で、太陽の30倍以上の質量を持つ重い恒星が死んだ後にできるんだ。このような重い星は明るく光るためにすぐに核融合反応の燃料を使い果たしてしまって、超新星爆発っていう巨大な爆発を起こして死んでしまうょ。星の中心部ではそれまで星を支えてきた核融合反応が止まってしまい、収縮するんだ。このとき太陽の30倍もある重い星では、自分の重さに耐えられずに限りなく潰れていって、最後には特異点っていう一点になってしまう。これがブラックホールだょ。このようなブラックホールの大きさ(光が外へ出ることができない範囲)はせいぜい5~6km。なのに質量は太陽の10倍近くもあるんだ!!!!
 一方、太陽系を含む2000億個の恒星が集まってできている銀河系の中心部には、これとは比べ物にならないくらい巨大なブラックホールがあるょ。質量は何と太陽数百万個分!!!!その周囲には、ブラックホールに飲み込まれようとしているガスが膠着円盤っていう円盤を作っていて、秒速700kmっていうものすごい速さで回転しながら吸い込まれているんだ。

 超新星爆発: 恒星の内部では核融合反応っていう反応が起きてて、ものすごいエネルギーを生み出してるんだよ。そのエネルギーを使って恒星は光ってるんだけど、水素がなくなると(つまり燃料がなくなると)寿命ってことになるんだ。例えば太陽は誕生してから約45億年たつけどこれから約50億年間今のように光り続けるって考えられてるんだ。
 超新星っていうのは太陽よりずっと重い恒星が燃料を失って死ぬ間際に起こる大爆発のことだょ。爆発して星の外側が吹っ飛ぶと、中心にはとっても密度が高い(ぎゅっとつまって重い)中性子星やブラックホールが取り残されるんだ。それまでは水素などを使った核反応が星を支えていたんだけど、燃料がなくなると支えをなくして自分の重さに耐えられなくなり、自分の重さで自分が潰されちゃうってわけだね。
 爆発の時にはその星の成分、つまり水素や核反応で恒星自らが作り出したいろんな物質、その他様々な粒子を光とともに撒き散らすんだ。

 潮汐力 他の天体の重力の影響で、天体が引き伸ばされる方向に働く見かけの力だょ。月によって地球に働く潮汐力を例にとろうね。重力は距離が近い程大きい。だから地球の月に近い部分は、月から離れている部分よりも強く月に引き寄せられる。だから、地球には地球-月方向に引き伸ばされる力が働くでしょ?これが潮汐力だょ。潮の満ち干は、潮汐力によって地球の海水が移動することによって起こるんだ。

 トリトン 海王星の衛星の一つ。直径2700kmで、月よりやや小さく、冥王星よりやや大きい天体だょ。海王星の衛星の中では唯一の大型衛星なんだ。普通衛星は、惑星の公転と同じ向きに公転するんだけど、トリトンは逆向きに回る逆行衛星で、もともとは単独の小惑星(冥王星より大きいから惑星?w)だったのが海王星に捕らえられたものだと考えられてるょ。
 トリトンの表面は-220℃。主に氷でできているんだけど、表面はドライアイスで覆われてるんだ。1989年にトリトンに接近したNASAの惑星探査機ボイジャー2号は、噴煙を噴き上げる活火山を発見したょ。主に窒素からなる薄い大気が発見され、上空には薄いもやの層も発見されたんだ。

ニュース用語集(英数字・あ行)

2005-09-19 00:42:45 | 最新ニュース
ニュース用語集です。五十音順だょ。英数字~あ行

 AU: 天文単位。長さの単位の一つで、およそ地球と太陽の平均距離。=149597870km

 Aリング: 土星のリングは1610年にガリレオによって初めて観測されて、1655年にホイヘンスによってリングだってことが確かめられたんだ。その後、1675年にカッシーニ(天文学者)がリングの中に隙間があることを発見したんだ。このカッシーニの隙間より外側をAリング、内側をBリングって呼ぶことになったょ。実際にはAリング自体、たくさんの細いリングが集まってできてるんだ。

 Bリング: 土星のリングは1610年にガリレオによって初めて観測されて、1655年にホイヘンスによってリングだってことが確かめられたんだ。その後、1675年にカッシーニ(天文学者)がリングの中に隙間があることを発見したんだ。このカッシーニの隙間より外側をAリング、内側をBリングって呼ぶことになったょ。実際にはBリング自体、たくさんの細いリングが集まってできてるんだ。Bリングは土星のリングの中でも最も明るいょ。また、表面にはスポークと呼ばれる模様が時々現れるんだ。

 Cリング: 1850年にアメリカの天文学者ボンドが発見したリングだょ。A・Bリングに比べて暗いけれど、家庭用の望遠鏡でも見えるんだ。Bリングの内側にある薄いリングだょ。

 Fリング: 1979年にNASAの木星・土星探査機パイオニア11号によって発見された細いリングだょ。Aリングのすぐ外側にあるんだ。実際には少なくとも5本の細いリングが集まってできているょ。Fリングのすぐ内側にはプロメテウス、外側にはパンドラっていう衛星が回っていて、これらの衛星の重力によって束ねられているって考えられてるんだ。このように細いリングを束ねるはたらきをする衛星を羊飼い衛星っていうょ。

 X線: 光(電磁波)の一種。目には見えない光だょ。X線はγ線の次に波長が短くてエネルギーが高く、浴びると生物に有害なんだ。レントゲン撮影などに使われるょ。

 γ線: 光(電磁波)の一種。目には見えない光だょ。γ線は電磁波の中でも最も波長が短くてエネルギーが高く、浴びると生物に有害なんだ。

 γ線バースト: 数秒~数分間という短い時間に、非常に強いγ線を出す現象だょ。Gamma-Ray Burstの頭文字を取ってGRBともいうょ。太陽の30倍以上の質量を持つ恒星は死を迎えると自らの重力でつぶれていき、無限につぶれてブラックホールという天体になるんだ。このとき余分な物質がものすごい勢いで放出されるょ。その高エネルギージェットによって発生する衝撃波がγ線を生み出すと考えられているんだ。

 エンケの隙間: Aリングの中にある隙間だょ。Aリングの外縁から3210km内側にあって、幅は325km。1837年、エンケが発見した隙間だょ。ほぼ中央を衛星パンが通ってるんだ。

 オーロラ: 地球では北極や南極の近くで見られる空の発光現象だょ。まるでゆらめく光のカーテンのように見えるんだ。まず何が光ってるのかっていうと、大気なんだ。だから当然、大気のない月や水星ではオーロラは見られないよね。じゃあなぜ大気が光るのか?それは宇宙空間からやってくる電気を帯びた粒子が大気分子と衝突するからなんだ。これらの粒子は主に太陽からやってくる太陽風だょ。宇宙からやってくるそれらの粒子はとてもエネルギーが高く、衝突すると大気分子は高いエネルギーを得て、そのエネルギーで光を出すんだ。
 地球や木星、土星などの惑星は強い磁場を持っていて、太陽風は北極と南極からしか侵入できない。そのためにこれらの惑星では北極や南極にだけオーロラが発生するんだ。

1周年記念第4回24時間ぶっ通し企画

2005-09-18 17:37:08 | 日記
久々の24時間ぶっ通し企画やります!

連休前半は忙しかったけど、やっと時間ができたので明日19日0:00~24:00にHP&ブログ更新やります。前回は途中で睡魔に負けてしまったので、今回は頑張っちゃいます!!応援よろしくぅ~☆

今回最大の目標はニュースの更新です!
タイタンのレーダー観測の結果など、興味深いニュースが最近多いんで、できるだけ早く更新したいんだよね

更にそれだけじゃつまらんので、ちょっとしたプロジェクトを考えています。
それは…
土星の衛星フェーベの地図作成
フェーベは小型の衛星で、去年6月にNASAの土星探査機カッシーニが接近観測した天体です。6月11日・12日に撮影された数多くの画像のうち、約90枚を使ってフェーベの地図を作成します!3流の画像処理ソフトを使ってるんで、かなり時間がかかると思います。球面を平面に落とすのって結構大変なんだよね…

予定としては更新情報とフェーベの地図の途中段階を1時間毎にブログで公開する予定です。普段は秘密にしてる画像処理の過程を暴露しちゃうので乞うご期待!

さぁ早く寝なきゃならないし、さっさと勉強や掃除・洗濯を済ませなきゃ

小惑星イトカワの色

2005-09-15 23:44:58 | オリジナル画像
No.91 2005/9/15作成

9月12日にJAXA(日本宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機はやぶさが、小惑星イトカワに到着しました。
はやぶさが赤、緑、青の波長で撮影したイトカワの画像を合成した画像が発表されました。
これらの画像はそれをさらに加工したものです。
一見したところ色の違いはあまり見られませんが、右下の強調画像では周囲より明るく青っぽい部分がところどころに見られることがわかります。
組成の違いを示していると思います。
全体としては大きなラグビー状の部分と、小さな球形の部分から成り、2つの小惑星が合体したようにも見えます。

元の画像:JAXA提供

3D小惑星イトカワ

2005-09-15 23:40:21 | オリジナル画像
No.90 2005/9/15作成

9月12日にJAXA(日本宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機はやぶさが、小惑星イトカワに到着しました。
はやぶさが撮影したイトカワの画像を並べて3D画像にしてみました。
寄り目をして交差視で見てください。
立体視すると、ごつごつした岩が散らばっている表面の様子がよくわかります。
また、ところどころに明るい部分が見られ、組成が違っているようです。
全体としては大きなラグビー状の部分と、小さな球形の部分から成り、2つの小惑星が合体したようにも見えます。

元の画像:JAXA提供