No.101 2005/9/29作成
9月25日にNASAの土星探査機カッシーニが初めて土星の衛星テティスに接近し、観測を行いました。
テティスは土星の衛星の中では比較的大きく、直径は約1060kmです。
今回のフライバイで、数多くの画像が撮影されました。
カッシーニが比較的近めから撮影したテティス表面の画像10枚を組み合わせてモザイク画像にしてみました。
下の方に見える横方向に走る溝は、テティス表面を縦断する巨大な渓谷イサカ・カズマです。
イサカ・カズマは数多くのクレーターで覆われており、かなり古いだと考えられます。
少し離れて見ると、中央に大型のクレーターがあることがわかります。
たくさんのクレーターによって破壊され、地形がわかりにくくなっていますが、円形の壁とセントラルピークを確認することができます。
(現在、テティスのモザイク画像・擬似カラー画像等を作成中です。随時紹介していく予定です。)
元の画像:NASA/JPL提供
9月25日にNASAの土星探査機カッシーニが初めて土星の衛星テティスに接近し、観測を行いました。
テティスは土星の衛星の中では比較的大きく、直径は約1060kmです。
今回のフライバイで、数多くの画像が撮影されました。
カッシーニが比較的近めから撮影したテティス表面の画像10枚を組み合わせてモザイク画像にしてみました。
下の方に見える横方向に走る溝は、テティス表面を縦断する巨大な渓谷イサカ・カズマです。
イサカ・カズマは数多くのクレーターで覆われており、かなり古いだと考えられます。
少し離れて見ると、中央に大型のクレーターがあることがわかります。
たくさんのクレーターによって破壊され、地形がわかりにくくなっていますが、円形の壁とセントラルピークを確認することができます。
(現在、テティスのモザイク画像・擬似カラー画像等を作成中です。随時紹介していく予定です。)
元の画像:NASA/JPL提供