やぎのブログ(日記編)

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黒い扉

2006-11-28 23:05:21 | 日記
今朝も雨。
雨の日は朝起きても真っ暗なんですよねぇ~

ところで

ちょっとした事情で昨夜は父が部屋に一泊したんです。
その夜、異変が…

眠りに就いて2時間ほど過ぎた頃…夢を見てたんです。
どこかの店舗だったか、誰かの家だったか、定かではないけれど、内装のリフォームをしてる夢でしたwww
いたって平和な夢だったんです。

ところが突如として部屋の壁に俺にしか見えない扉が現れて、わずかに開いたんです。
扉の向こうは漆黒の闇で、目を凝らしても何も見えません。
目を凝らせば凝らすほど扉が開いて、何だかその闇の中に吸い込まれそうな恐怖感に襲われます。
俺の体どころか、この世界までも吸い込まれそうなくらいの勢いで引き寄せられていきます…

と、そこで目が覚めました。
でも目が覚めても黒い扉のイメージが頭から離れません。
暗い部屋の中で、父親のいびきだけが聞こえてきます。
いびきの音で目が覚めたんだ、と思いました。
きっと夢うつつの状態だったんだと思いますが、依然として暗闇は扉の向こうから迫ってきて、父親のいびきの音がやたらと大きく聞こえてきます。
頭がどうにかなりそうだったんで起き上がろうとしましたが、体が動きません。
いわゆる金縛りですね…
そのままどうすることもできず、部屋の中をきょろきょろ見回していると、ようやく恐怖も去っていきました。

REM睡眠の状態のまま中途半端に目が覚めたのかな…
そしてあの夢の意味は?…誰か分析して下さ~い

~~~~~~~今日の元素~~~~~~~

80Hg

水銀。
亜鉛族元素(12族)の一つです。
水銀は常温常圧で液体です。
恐らく大半の人は水銀温度計の中に入った銀色の液体を見たことくらいはあると思います。
身近なところでは、蛍光灯に水銀ガスが封入されています。
放電すると紫外線を生じ、これが管内面に塗られた蛍光塗料に当たると可視光を発するという仕組みです。
また、水銀と他の金属を混ぜ合わせるとやわらかい金属となり、アマルガムと呼びます。
水銀化合物も様々な用途に使われています。

古代中国や飛鳥時代の日本では水銀を不死の薬として飲んでいたそうですが、さすがに現代において水銀が有毒であることを知らない人は少ないと思います。
しかし、水銀と言っても、その状態によって毒性が異なります。

金属水銀は比較的毒性が低いと考えられています。
金属水銀はそのままでは消化管から吸収されにくいからです。
しかし、腸内細菌などにより代謝されて、無機水銀や有機水銀となり、体内に吸収される可能性もあります。
また、蒸気として吸入された場合には、肺から取り込まれます。
体内で代謝され、有毒なイオンとなります。

無機水銀、つまり無機水銀化合物はHg2+またはHg1+の形をとります。
腸管からは吸収されにくいものの、いったん体内に取り込まれると腎毒性をもちます。
Hg2+は含硫アミノ酸であるシステインのチオール基(-SH)に結合します。
水銀と結合したシステインは腎尿細管から腎細胞に取り込まれて蓄積します。
細胞内ではシステインを豊富に含む金属結合タンパク、メタロチオネインが活発に合成され、水銀を結合します。

一方、メチル水銀などの有機水銀は脂溶性のため、細胞膜を通過しやすい性質をもちます。
そのため、腸管から容易に吸収され、体内に分布します。
メチル水銀は脳にも移行しますが、これはメチル水銀とシステインが結合した複合体が含硫アミノ酸であるメチオニンと構造的によく似ており、メチオニン輸送系を使って脳血管関門を通過してしまうからです。
すると、運動失調やふるえ、知覚障害、視聴覚障害などの症状が現れます。
水俣病や新潟水俣病は、工業排水に含まれていたメチル水銀が食物連鎖の中で生物濃縮を受け、汚染された魚介類を食べたことによって起こった事件です。
海外では1971年イラクにおいて、当時農薬として使われていたメチル水銀を含む小麦から作られたパンを食べ、数百人もの犠牲者が出ました。
胎盤も容易に通過するため、胎児にも障害を引き起こします。

ところで、日本人の好きなマグロなどの魚介類には有機水銀が多く含まれています。
プランクトンが無機水銀を代謝して有機水銀に変え、生物濃縮を受けるためだと考えられます。
そのため日本人の水銀摂取量は多いと言われています。
特に妊婦では魚介類の摂取を控えるべきだという意見もあります。
その一方で、マグロなどには水銀とともにセレンが多く含まれており、セレン化合物が無機水銀や有機水銀の毒性を低下させる作用をもつとも言われています。

生態系には無機水銀や有機水銀を、毒性の低い金属水銀に代謝することができる、水銀耐性菌と呼ばれるものがいるそうです。
これらの生物からは、水銀代謝に関わる遺伝子が発見されています。

水銀は医療分野でも様々な場面で使われてきました。
昇汞(HgCl2)は殺菌作用があるとして、昔から消毒薬として使われていました。
皮膚への刺激が強い割りに殺菌効果が低い昇汞に代わって登場したのが、有機水銀化合物であるマーキュロクロムや酢酸フェニル水銀です。
マーキュロクロムは通称赤チン(赤チンキ)と呼ばれ、常備薬として親しまれていました。
また、有機水銀化合物は利尿薬としても使われていました。
これもやはり、チオール基に結合することにより酵素の作用を阻害するためだと考えられます。
しかしこれらの薬物は、水銀中毒の危険が高いとして現在はあまり使われなくなってきています。

また、水銀と錫や銀などのアマルガムは歯科金属として利用されています。

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