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愚者の楽園

怠惰なダメ人間のダメダメな日常

いつものメディア的風景

2010年12月02日 | 日記


片やNHK

教授殺害元教え子 懲役18年
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101202/t10015603521000.html

この事件は去年1月、東京・文京区の中央大学で高窪統教授(当時45歳)が刃物で刺されて殺害された事件で、教え子だった元アルバイト店員の山本竜太被告(29)が殺人の罪に問われました。判決で東京地方裁判所の今崎幸彦裁判長は「教授を中心とする団体が自分に苦痛を与えていると思い込んで殺害を決意した動機には妄想にとらわれる障害の影響が強く認められるが、障害が実際の犯行に与えた影響は限られていた」と指摘しました。そのうえで「温厚で誠実な人柄だった高窪教授は、周囲から敬愛を集め、将来を嘱望された研究者で落ち度は全くなかったのに、学生時代の恩師の命を奪った理不尽な犯行だ」と述べ、山本被告に懲役18年を言い渡しました。求刑は懲役20年でした。裁判員を務めた50代の男性は、記者会見で「精神的な障害をどの程度刑の重さに反映させるか、考えるのが難しかった」などと述べました。


片や通信社

中央大教授殺害で懲役18年=卒業生の山本被告―「理不尽で残虐」・東京地裁
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-101202X985.html

 東京都文京区の中央大キャンパスで昨年1月、理工学部教授の高窪統さん=当時(45)=を刺殺したとして、殺人罪に問われた卒業生山本竜太被告(29)の裁判員裁判で、東京地裁(今崎幸彦裁判長)は2日、「理不尽で残虐な行為」として、懲役18年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。

 今崎裁判長は、被告は事件当時、妄想性障害にかかっており、心神耗弱状態だったと認定。殺害の動機には、「高窪さんを中心とした団体が自分の命を狙っている」という妄想の影響が強く認められるとした。

 一方で、警察に相談するなど他の対処方法はあり、殺害に至るまでの周到に計画された行動は、被告の本来の性格や考え方による部分が大きかったと判断。刑を軽減する程度は限定的なものにとどまるとした。


やっぱりテレビになると随分まろやかな表現になりますねぇ…。
事件直後にはテレビの方が圧倒的にえぐい報道やるんですけども。

検察が始めから心神耗弱込みのかなり割り引いた求刑をしたから良かったですが、障害無視して完全責任能力を主張したらどんな展開になったかと思うと、ややゾッとする部分もあり。




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