マリノスの黒沢社長が、今月一杯で退任する。
これは今日の神奈川新聞のスポーツ面に載ったその記事。
まさに新聞の見出し、「改革加速 ぶれず」の通りの4年間だったと思う。
2018年に監督としてアンジェ・ポステコグルー氏(現在はスコットランドのセルテックFCの監督)を迎え、それまでとはまったく違う、超攻撃的なサッカーに変わった。そしてその結果、最初の年には案の定の残留争い。でも、見ていてとても面白かった。ハラハラもしたけどワクワクもした。そしてそこで安易に方向性を変えなかったことが、2019年と今年の優勝につながったことは間違いない。
「継続は力なり」という言葉がある。儂のような飽きっぽい人間にはなかなかできないことではあるがw、儂はこの言葉が大好き。
これ、単に「変えずに続ける」という意味に捉えてる人もいるかもしれないけど、儂はそれは浅いと思う。儂はこの言葉の意味は、常に変化を怠らないということだと思っている。一つの目標に向かって方向性を定め、それに向かってコツコツとやっていく。コツコツとやっていくから、当然それは変化の連続になる。変化し続けなければ目標には到達しないのだから。
つまり、変えてはいけないのは目標や方向性であり、その途中のことではない。黒沢社長がやってこられたのもそれだと思う。
目先に惑わされずに先を見据え、それに向かって変化を続ける。これが本当に大切なことだと思う。下手に成功体験があると、どうしてもそれにしがみつき、上手くいかなくなればなるほど、変化を嫌って良かった時に戻ろうとする。
これからも、ここまでの4年間に安心して変化を止めると、まちがいなく未来はないと思う。
黒沢社長、大変お疲れ様でした。
そして、
どうもありがとうございました!
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