☆Perc Life☆

なんとか生きてます。

ダメ人間 純情派

2006-06-11 23:28:59 | 映画
はい。水曜日には大学の後輩達と雀荘へ行き、金曜には職場の先輩達に誘われ飲みに。
その後同期のやっくんと池袋で飲みなおし、爆睡。

軽く居酒屋のにーさんに怒られながらも眠気に耐えられず。

家に帰ってからも土曜はまるまる寝ていましたー。

そう、ダメ人間です。こんばんわ。


休日に借りた「THE HOTEL VENUS」のDVDを見てました。
えぇ、結局一歩も外に出ませんでしたとも。

それにしても「THE HOTEL VENUS」よかったです。
なんだか最近歳のせいか涙腺弱ってきています。

後半ウルっときてしまいましたもの。いや、アレはずるいですよ。

本来私は、映画で「感動します!」とか宣伝しているやつは、個人的に好まない人間です。
ひねくれ者なので
何に感動するかは個人的な問題であり、いい作品見て感動するのは人間の素直な感情としていいと思うけど、感動させる事だけ前提に作品を作るのって本末転倒じゃない?って思ってしまうのです。

世界の中心で何とやらとか、Yoshiの何とかLOVEだとか。

白血病とかにしとけばこっちが感動するとでも思ってるの?( ̄ー ̄)=3
犬っころとか出しておけばいいと思ってない???

どこで感動するかは人それぞれであり、それを作る側に決められたくはないのです。
だから世界の何とやらを見て感動した人がいること自体は別にいいと思うけど、その感動を商業的に扱っていることが嫌なのですよ!!

ってなんだか話がどんどんずれてきてしまっていますが、要は「THE HOTEL VENUS」にやられたってことです。

作品全体に漂っているノスタルジックな雰囲気と、叙情詩的な台詞にグッときました。

私の文章力じゃ、感じてる事全部を伝える事は出来ないのが悔しいです。
音楽もいいし、モノクロで表現しているのも世界観と合っていました。

1シーン1シーンが絵画のようで。物語は淡々と流れて行くのですが、そこには人間のしがらみや様々な感情が入り組んでいるのです。

静かなんだけど、人々の叫びが聞こえてくる。そんな作品でしたー。