同じくアドベンチャーワールド。飼育員さんに対して腰の低い王様と上から目線の皇帝様、みたいな図ですが。
キングとエンペラー、今回は頭部に注目してみましょう。エンペラー属に特徴的なイヤーパッチ、キングはオレンジ色一色の勾玉形で胸側が閉じている、エンペラーはオレンジ色と白のグラデーションになったソラマメ形で胸とつながっている。
７月31日と８月１日に足の違いを見てみました。興味のある方はどうぞ。
左3羽がキング（オウサマ）ペンギン、右3羽がエンペラー（コウテイ）ペンギン。おなじコウテイペンギン属でもボリューム感がぜんぜん違います。ペンギンは体重が季節により大きく変化しますが、だいたいキングで15kg前後なのに対して、エンペラーは30kg、中には40kgくらいの個体もいると聞きます。モデルはアドベンチャーワールドの王様皇帝様方。
園内の通路にフンボルトペンギン！ キョロキョロとあたりを見回しながら気の向くままに歩いていましたが、逃げ出したのではありません。南知多ビーチランドで昔行われていたフリースタイルのお散歩でした。今はイベント会場を設営しているようです。
アドベンチャーワールドのお散歩から引き上げるキング、バックヤードへの通路を歩きながら、ちょっと振り返ってくれました。今は、ペンギンが出てくることがあっても屋内イベントです。こんな光景はもう見られないかも。
誰もいない広場でのんびりとお散歩を楽しむ王様。実際にはこちら側にパラパラと取り巻きがおります。アドベンチャーワールドでは、以前はこんなふうにキングのお散歩が行われていました。人に近寄られても動じない、お散歩適性のある個体が交代で1羽出演しました。
キングペンギンが勝手に屋外をうろついている！みたいな光景。越前松島水族館、かつてのお散歩スタイルです。今は、ペンギンたちは柵で囲った人工芝の広場に案内されます。もちろん今も昔も冬季限定。
海遊館のイワトビ、飛び降りようとして下方注意入念すぎる仲間に近づいた1羽。これはもう、次の場面は確定していますね。
クチバシでちょいっと。反射的に飛び降り開始！
空中姿がきれいに決まっています。
落下する仲間を見守るイワトビ。
高さは大したことないので心配ご無用です。彼らはいつも飛び降りています。
前回お昼寝から起きた海遊館ジェンツーのヒナちゃん、起き上がって、どうやらお外に出たいようです。
巣台のフチにのっかり、えいっと飛び降りるところ。
スタッと着地した瞬間。
身体を縮めて着地完了。お父さんはさりげなく見守っていますが、止めようとはしません。こうやって巣の外に出るのは足腰のトレーニングになるのでしょう。
7月の海遊館で見たジェンツー親子。えっ、ヒナがぐったりしている？！ だいじょうぶ？
だいじょうぶです。しばらくすると、頭を上げました。ジェンツーのヒナは寝相が悪くて、本当に死んでいるような格好でお昼寝していることがよくあります。
おたる水族館の御子様アザラシたち、お食事タイムです。カラスがやって来て雪山の上にとまると、アザラシが猛ダッシュ！
避けるカラス。でもアザラシの突進先はカラスではなくて飼育員さんのようです。育ち盛りは食べ盛り、待ちきれなかったのでしょうね。
こちらはキングペンギンの足です。ツヤピカでまっ黒、鋭い爪。前回のエンペラー、アデリーと比べてみてください。体重では、キングは平均15kgくらいと言われます。モデルは海遊館キング。