ペンギン音頭

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ペンギンプール今昔(越前松島)

2016-05-09 09:22:22 | ペンギン



越前松島水族館、10年ほど前に初めて見た時のフンボルトプール。

陸場は白い防水塗装に全面プラスチックマット敷きで、足の裏が常に濡れた状態になるのを防いでいました。

当時はよく見られた、氷イメージかつ人工的なスタイルですね。




数年後、陸場を改装。一面に丸い砂利石をコンクリートに埋め込んであります。イボイボ足裏健康床と私は呼んでおりました。

平らな床だと、足の裏のいつも同じところ(膨らんでいるポイント何ヶ所か)に体重がかかり、好ましくありません。

これなら、立つ位置が変わればグリグリの当たる場所が変わります。また、水浸しも防ぐことができます。掃除は手間がかかりますが、ペンギンのためなら!と飼育員さんはおっしゃってました。



そして、ペンギンプールの敷地が増えました。

イボイボ足裏健康床と行き来自由になっているプールつきの細長い区画に、自然の土が入ってます。サボテンはフェイクながら、野生生息地のムードを盛り上げております。

最初はサボテンプール派は少なかったのですが、やがて穴掘り放題の魅力に取り憑かれた個体が増えました。




そして、ご覧ください、移転した現在のフンボルトプール。陸場はほぼ全面が野生生息地再現スタイル。

陸場にかかった屋根が、北陸の海辺を『サボテンの生える乾燥した海岸』に近づけるべく健闘しております。

もちろん穴は掘り放題。巣穴覆いは満室状態の大盛況。あとは繁殖あるのみ。がんばれ、越前のフンボルト!