「急げ急げ~。」
「わ~冷た~!」
「ミゾレはかなわんな。」
「おい、あんたどこ行くねん。」
(ヘンな方に進もうとしているのは、私のお気に入り越前のハッちゃんです。)
霙が降る中を駆けていくキングたち。
実際には、これくらいで「冷たい」なんてことはないはずですが。
彼らの後ろ姿が、うひゃ~!と言いながら走っているように見えます。
そうです。キングペンギンは人間っぽく、また人間くさい。人鳥の王です。
ペンギン中毒者だからそう見えるだけではありません。キングのいる海遊館の南極大陸水槽前では、「だんだん人間に見えてきた」という発言が聞かれることもしばしば。
これから数回、そんなキングの人間っぽい場面をどうぞ。