8月の月末は色んな要素が重なって河口湖ドライブ日和・・・行ってきました♪
首都高の事故渋滞に引っかかって、着いたらいつもの事ですが腹ごしらえ。今日は
趣向を変えてこんな所に行ってみました。
やや塩味を感じますが、お店お勧めのピーナッツ・サンドは美味!他には卵サンド
とアンバターサンドにメロンパンを購入しました。お人柄と人情を感じる味です。
お値段お手ごろですが、流石に原材料費購入で、9月から10円値上げとか。
折角のドライブなので、湖畔のベンチでこの季節にしては気持ち良いい風に吹かれ
ながら戴きます。
夏休みの喧騒はすっかり静まり返ったようです、平日ですしね(笑)
さて、最初の目的地はこちら、久保田一竹美術館です。駐車場にはコスモスが咲いて秋を感じますね。
手前の新館を抜けて、正面の本館で開催中の特別展「光響」を観ます。新館は琉球石灰岩
(サンゴ等の堆積岩)の8本の円柱に支えられた回廊が特徴的ですが、本館は樹齢一千年
を超える16本の木をピラミッド状(富士山がモチーフらしい)に組んだ建物。
展示の絞染めは、シベリア抑留から帰還した作者がロシアで見た夕陽に触発された「燦」(1986年)
をはじめ34作品。館内VTRで見た作品の発色からは退色してしていますので、見る方がアジャスト
する必要がありますが、後継者が新作も作成しているようで、これからに期待しましょう。
一渡り見た所で、お茶室喫茶で休憩。
本館を出て新館を見渡す光景です。ここから散策路もあるのですが、春または秋がシーズンの
様です。慈母普賢菩薩の洞窟にはこういう彫刻も・・・
ここから次の目的地「河口湖自動車博物館・飛行館」に向かいます。道路も空いていて15分程度
で到着。
先ずは自動車館から。
いずれも何処かのイベントで見たことがあるような・・・という感じですが、自動車館のお気に入りは
シトロエンのこれ!いい趣味です。
さて、次は人気の飛行館。
飛行館は自動車館と違い、大戦中の自爆兵器に戦慄が走りました。ゼロ戦が復元され、桜花と母機の
一式陸攻も展示されています。
Webによれば、大戦中桜花の10回出撃でゼロ戦10機、一式陸攻54機を損失し400名強の戦死者とか。
あのコクピットに有能な若者が乗り込んだかと思うと息が詰まります。この一枚は圧倒的迫力で私に
迫ってきます。こういう日本の歴史は朽ちさせる事なく保存し、次世代に「見せて語り継ぐべき遺産」
だと思います。
そんな歴史の迫力に圧倒され、鳴沢で湧き水を汲むのを忘れポリタンを積んだままで帰路に就きました。
談合坂SAは夏休み最終日のせいか、平日にもかかわらず結構な混雑。目覚ましのコーヒー・ブレイクし
野菜を仕入れて渋滞の待つ首都高へ向かいました。
今日は呑気な美術館・博物館巡りのはずが、それぞれの場所で大戦を意識する場面に遭遇し、さながら
半月遅れで終戦記念日を迎えた様でした。現代に生きる日本人として直視すべきことで、そういう意味
では感動的なドライブでした。(^o^)/
PHOTO BY OLYMPUS E-P5 / M.ZUIKO12-40 F2.8 PRO
注:河口湖自動車博物館・飛行館は規定によりスマホ・カメラで撮影。