神辺町役場入り口
ここまで来たら引き戻せない。神辺町でも合併に付いての賛否が激しく討論された時期があった。
合併に賛成派が署名運動を行ったこともある。それぞれの立場で激論も交わしたようだが、いよいよ2月が深安郡神辺町最後の月となる。
役場では移行に向けて、引き継ぎが忙しい時期だろう。毎日遅くまで灯りがついていることが多い。
私はもともと、生まれは神辺町ではなく、岡山県の人間だがこの神辺という町に住み始めてかなりの歳月が過ぎた。
当初は「深安郡」…「郡」という文字に抵抗があった。
名刺に書く住所、年賀状二角住所に、せめて「福山市神辺町」にならないかなって。
しかし、いざ合併となり福山市となると、なんだかさみしい気持ちがこみ上げてくるから、人間って勝手なものだなあとつくづく思う。
思い出がいっぱい詰まった中央公民館
取り壊しが決定している神辺町中央公民館
とくにこの神辺町役場の中にある中央公民館では5年間「IT講習会」を実施してきて、たくさんの人たちの出会い、パソコンを通じて新しい世界へとお導きをさせていただいた。その数、延べで言えば4,000人を越えているのではないかと思う。
買い物をしていたり、イベントがあれば必ずと言っていいほど講習会に参加された生徒さんたちと出会う。
「どうも…」「元気ですか?」
「パソコンと仲良くやっていますか?」
そんなあいさつが出来るのも、この神辺町中央公民館での出会いがあったから。
ほんとうに感謝したい気持ちでいっぱいだ。
新しい時代に向けて羽ばたく
新しい時代に期待を寄せながら…
なくなるものに愛着を持ちながら、新しい時代に期待も寄せながら準備を進めていかなければ…。
名刺ももう福山市神辺町に変更したオリジナルを作成した。会社のハンコも発注住み。今年の年賀状にもすでに、福山市で出しておいた。
自分の中では着々と準備は進めていながら、深安郡神辺町という響きに名残惜しい気持ちが涌いてくる。
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水や空気のようなもの。
そんな感じがしてならない。
こんなことを思うのは私だけだろうか?
でも、something new(何かあたらしいこと)に期待することにしよう!
今度のホームページの講習会はいつですか。