大地産笑~畑は笑顔を育てる~

新しいスタートラインに立っている今。いろいろなところに目を向けて未来につなげたい。

こんなところに…

2005-11-28 21:35:46 | 非現実世界アジア学院
 農者大の人が来るわけないだろ!?ってお互いに思っていた。何かの聞き間違いだってことを。アジア学院に昨日、農者大の卒業生がビジターとしてやってきた。お互いに驚きだった。だってねぇ…農者大の英語の授業って自己紹介の "My name is~"から始まるくらいのレベルなのに。共通語が英語っていうここに来るほうが不思議だよ。自分は来ているんだけども。

 ビジターとして来たのは34期生の熊本出身の吉永さん。自分が37期生だから34期生の吉永さんとは全くかぶらなかったんだけども、何回か農ゼミで話が出てきたことがあるようなないような。非農家出身で、現在フィリピンのネグロスのNGOで農村に入って現地の人と一緒に働いている。農者大に講師に来ていた大野先生の授業でNGOに誘われたらしい。そこで働いている時にアジア学院を知って、日本に帰ってきているこの時期にアジア学院に来たというわけだ。

 そんでもってアジア学院に来る前の日、山形の米沢郷牧場に見学しに行き、その晩伊藤幸蔵さんと飲んでたんだって。ここでもまた驚きだよ。伊藤幸蔵さんは入学前の1年研修の研修先「ファーマーズクラブ赤とんぼ」の社長さん。ここで、アジア学院を通して、自分と吉永さんと幸蔵さんがつながった。米沢郷牧場にアジア学院の学生の半分が夏休み研修旅行で行っていた。偶然としか言いようがない。

 吉永さんとのつながりは大切にしていきたい。ネグロスは行きたいと思っている。吉永さんの所属しているNGOを見に行きたいし、その農村で作業したいからである。そんでもってアリエルの農場に行ってみたいからだ。アリエルとはネグロス出身の学生で、自国のフィリピンでは珍しいといえるくらいの有機で農業をしてる。アジア学院では更なる有機農業の知識をつけようとやってきたらしい。吉永さんと話したら、連絡してくれればいつ来ても歓迎すると言っていたし。ホテルとかには泊められないけどねって。泊まるところは農村でホームステイ。こっちのほうがいいよ。

 せっかくアジア学院に来て外国人と交流できるようになったんだから、こういうチャンスは活かしたいと思う。いい機会だし。アジア学院はいろんな人がいるし、やって来る。農業とは関係ない方ももちろん来るし、農業したいっていう大学生も、国際協力に興味ある大学生も、最近の高校生も、青年海外協力隊にこれから参加するという人も、アジア学院の講師も、有機農業者も、そして変な人も来る。たくさんの人がいるから「農業」という1つの点に絞られた話だけでなく様々な話ができる。お互いに知らない知識の共有もできた。若いときはいろんなものを見とけっていうし、ここに来てホントよかったと思っている。農家では経験できないこと、得ることのできない知識を得ている。もちろん農家で学べるような先進技術というものはないけれど。それは大学を卒業してからもできるし。今はこのたくさんの人との出会いを大切にしていきたいと思っている。

 今日、一緒に作業したとき農者大の話をした。先輩の話とか、飲み会の話とか、後輩の話とか、もう廃止なっちゃうねとか、学校生活の話とか…懐かしかったね。みんなに会いたくなった。

 最後なんだけど、なんか日本語って好きなんだけど嫌だなって思った。どっちなんだよって感じなんだけど。まぁ気にすんな。アジア学院では英語が主流だから英語で会話する。英語には敬語がないんだよね。どう言いまわそうとしても。だから年関係なく普通に敬語使わず話しているし。日本語になってもそれは同じで、ほとんどタメ語で話している。一部のスタッフの方をを除いてタメ語だ。外部から来る人にも年とか関係なくタメ語で話してしまっている自分がいる。だから態度でかいと思われて老けて見えるのかもだけど。昨日農者大の先輩が来て、もちろん最初は敬語だよ。初対面だもん。いつもなら作業中なら年関係なくタメ語で話しちゃってるのにそれができなかった。昨日が初対面だけど先輩だからっていうのがやっぱ強かった。しかも今日の敬語すごいぎこちなかった気がする。無理やり敬語言っているなぁと話しながら自分で思っていた。敬語なんてなくてもいいのに。こんなところで年関係なく敬語関係なく話せる英語っていいなぁって思った。

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