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アメリカはトランプを再選させるのか

2019-08-12 12:55:57 | 時事問題 政治
2020年11月のことになるからまだ早いということになろうが、ましてや他人の国のことだから気をもむことはなかろうにいわれようが、トランプ再選はあるかは、重大な問題である。現在素人目に予想されるのは、トランプの勝利である。残念ながら、である。トランプへの賛否は、アメリカ国内はもちろんであるが、国際的にも意見が分かれるところがあるようだ。

トランプが波乱を呼んだイシューとしてざっと揚げると、ロシア疑惑、移民問題、ラストベルト地帯経済、関税、対中国貿易、国内医療費問題、中東対応、イラン対応、北朝鮮金正恩との仲良し、北朝鮮非核化、日本首相安倍相談役、日本への安全保障、日本基地経費、中国習近平ケミカル符合、NATO軍事費、TPP、パリ協定、中距離核戦力全廃条約などなどがある。これらの賛否を総合すると、否が多いのでないか。それでもなぜトランプ優勢か?

アメリカ民主党のだらしなさのためである。トランプ対抗馬がバイデンとは、になってしまう。政治キャリアや経験、まともさでは圧倒的であるが、実際に行政を行うにあたり、年齢問題でそれに関係する体力が心配されることが一番大きい問題であろう。トランプは1946年生れ、バイデンは1942年生れで、4才年齢が違う。2020年には78才である。トランプも74才になる。一般に75才を過ぎると体力的にはかなり参ってくる傾向である。ただし両者とも酒を飲まないという体力面での長所がある。確かに、下院議長である女性のナンシー・ペロスは1940年生れで現在79才、元気で現役を務めている。

バイデンは1期しか狙えない。副大統領候補がことさら重要になる。若い人で女性、という選択肢になるだろう。とにかくトランプを倒すこと、アメリカをこれ以上変えたくない、と思う人が、共和党からもバイデン賛成が見込めるかが一つのポイントにはなるだろう。バイデンの中国への融和姿勢が共和党支持者から受け入れられるかも課題であろう。

今のところバイデンに勝る民主党候補者が出てくる可能性が大きくはないようだが、アンチ-トランプを唱えるばかりでなく、またサンダースのような社会主義一途でもなく、共和党に対抗する若手の候補者が出てきてよい。その際にその人をバイデンが支持するという構図になれば、力強いものになるだろう。


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