peaの植物図鑑

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・ベニアラジシ(紅荒獅子)

「世界の椿館・碁石」のツバキ・ベニアラジシ(紅荒獅子) 2006年12月14日



12/14(木)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」の「日本産椿」コーナーに「ベニアラジシ(紅荒獅子)」という名のツバキが花を咲かせていました。
 名札には、「紅荒獅子 花期:9~4月、花色:濃紅色、大きさ:中~大輪、産地:東京・埼玉」と書かれていました。





「世界の椿館・碁石」のツバキ・ベニアラジシ(紅荒獅子) ツバキ科 ツバキ属
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)には、下記の通り記載されています。
 
 紅荒獅子(べにあらじし)江戸[花]紅色の獅子咲き、中~大輪、9~4月咲き。[葉]長楕円、大形、鋭い鋸歯がある。[樹]横張り性。[来歴]荒獅子に白斑のないもの。1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る。

 荒獅子(あらじし)江戸[花]濃紅地に白斑、獅子咲き、中~大輪、9~4月咲き。[葉]長楕円、大形、葉柄有毛、ユキ系、鋸歯は鋭い。[樹]立~横張り性、強い。[来歴]1879年の伊藤「椿花集」に記載。

なお、荒獅子の自然実生の「大関」という椿もあるようです。
 
 大関(おおぜき)埼玉[花]濃紅色の八重、唐子咲き、雄しべは葯と旗弁が混じるか、弁化する、中輪、3~4月咲き。[葉]卵状楕円、大形。[樹]立性、強い。[来歴]荒獅子の自然実生。1959年に皆川治助の作出・発表。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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