peaの植物図鑑

一関市千厩町のキクタニギク(菊渓菊・菊谷菊)/アワコガネギク(泡黄金菊) 2012年10月21日(日)

P3090052a

P3090061a

P3090035a

P3090031a

P3090088a

P3090086a

2012年10月21日(日)、一関市千厩町磐清水地区の国道456号(千厩大東)線沿いの土手に生えているキクタニギク(菊渓菊・菊谷菊)/アワコガネギク(泡黄金菊) が、黄色い花を沢山咲かせ始めていました。蕾が沢山ついており、花の最盛期はこれからです。

P3090030a

P3090032a

P3090043a

P3090034a

P3090050a

P3090037a

P3090053a

P3090059a

キクタニギク(菊渓菊・菊谷菊)/アワコガネギク(泡黄金菊) キク科 キク属 Dendranthema boreale

東北南部から西の太平洋側、四国、九州に分布。野山の急斜面の草むら、やや乾いた土手や林の縁などに自生する多年草。京都の東山の”菊渓(きくたに)”で発見されたキク(菊)なので、「キクタニギク(菊渓菊」と名付けられた。

別名の”アワコガネギク(泡黄金菊)”は、黄色い花が密集して咲く様子を”黄金色の泡”のようだと表現した名前。もう一つの別名アブラギク(油菊)は、花を油に漬けたことによる。本種の花を漬けた油は、火傷や切り傷に薬効があった。シマカンギクが自生する地域では、シマカンギクの花を油漬けに利用している。シマカンギクの葉は緑黒色で油を油を浸み込ませたような色なので、こちらの”アブラギク”の方が通用している。

草丈は70~150㎝。茎は紫色を帯びることもある。葉に深い切れ込みがある。シマカンギクは茎の上部が立ち上がり、葉のへりの鋸歯は鋭いのに対し、キクタニギクは上部の茎が細かく枝分かれして、その頂部に多数の頭花をつける。切れ込みのある五角形の葉は茎に互生し裂片は尖らない。茎は緑色。花(頭花)は、キクタニギクが傘形に沢山付けるのに比べると少ない。周辺の花びら(舌状花=ぜつじょうか)は、10~13枚。中心の筒状花(とうじょうか)は、多数が半球形に集合。舌状花も筒状花も黄色である。仲間には、シマカンギク、イソギク、シオギクがある。[山と渓谷社発行「山渓名前図鑑・野草の名前(秋冬)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38543319&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市川崎町のアワコガネギク(泡黄金菊)/キクタニギク(菊渓菊・菊谷菊)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35891099&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町のアワコガネギク(泡黄金菊)/キクタニギク(菊渓菊・菊谷菊)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32616449&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市川崎町のアワコガネギク(泡黄金菊)/キクタニギク(菊渓菊・菊谷菊)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A2%A5%EF%A5%B3%A5%AC%A5%CD%A5%AE%A5%AF [peaの植物図鑑:一関市東山町のアワコガネギク(泡黄金菊)/キクタニギク(菊渓菊・菊谷菊)]


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「植物図鑑」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事