peaの植物図鑑

一関市赤荻(あこうぎ)字外山のパイナップルリリー/ユーコミス・オータムナリス 2013年8月11日(日)

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2013年8月11日(日)、一関市博物館(字沖野々215番地1)主催の館長講座の第1回が同館で行われましたので聞きに行ってきました。この博物館の主任学芸員をされている方に紹介された一関市赤荻(あこうぎ)外山の阿部さんの家を訪ねるため少し早目に出かけました。

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(上と下)一関市赤荻(あこうぎ)外山にある阿部さんの家(6/8撮影)。

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私と同世代のご夫妻にお会いして山野草などの話をした後、庭を見せていただきました。阿部さんの家では、草花類の手入れは主に奥様がされているようで、「農作業の合間の手入れなので…」などと謙遜されながら庭を案内してくださいました。

前庭に植栽されているパイナップルリリー/ユーコミス・オータムナリスが、和名の通りの「パイナップル」に似た花を沢山咲かせていました。

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ユーコミス ・オータムナリス/ パイナップルリリー ユリ(ヒヤシンス)科 ユーコミス属 Eucomis autumnalis

南アフリカ 及び中央アフリカに15種ほど分布する半耐寒性球根植物。球根は10cmほど、多数の葉をつけ、中心部より円柱状の花穂が出て白黄色花をつける。その形状から、パイナップルリリーの名がある。

 ユーコミス Eucomis spp.

半耐寒性の春植え球根植物で冬期は休眠する。球根は層状鱗茎で、小さくても球周20㎝ある。鉢植え可能。披針形の葉を多数根生し、中央から直立した花茎を出し、直径1~2㎝ほどの星形の白黄色花を多数総状花序につけ、先端には花をつけない冠のような葉状の苞を束状につける。ケープ原産のアウツムナリス(オータムナリス) E.autumnalisが最も多く栽培される。葉は長さ30~45㎝、花茎は高さ40~50㎝となり、頂部に15㎝ほどの総状花序をつけ、40~50花が下から順に咲く。黄白色の花が咲き進むと緑色になる。夏から秋(7~9月)に開花する。南アフリカ原産の大型種ポールエヴァンシー E.pole-evansii は、長さ1mの花茎を出し、白から緑色に変わる花をつける。夏咲き。南アフリカ原産の  ビコロル E.bicolorは、葉の長さ40㎝、高さ50㎝の花茎を出し、多くの花をつける。花弁や苞葉の緑が紫色をおびる。コモサ E.comosaとその変種ストリアタ var.striataは前者より小型。

[栽培]耐寒性は強く、冬は休眠する。鉢植えは、日当たりと風通しのよい戸外に置き、鉢土の表面が乾いたら水やりする。開花後、生育を見ながら水を控え、休眠とともに乾燥させる。あまり分球しない。実生では3年目には開花する。冬は関東以西では防寒または雨、霜の当たらない軒下に植えるとよい。寒冷地では球根を掘り上げる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」ほかより]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32353769&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:ユーコミス / パイナップルリリー 一関市山目青葉1丁目 2009年8月25日(火)]


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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