2008年9月3日
2008年9月3日(水)、山形県鶴岡市の庄内藩校致道館を見学したの
ですが、ヤブラン(藪蘭)が花を咲かせていました。この日、水沢
読書連絡会主催の「文学史跡巡り~藤沢周平文学の原風景を訪ねる旅」
という催事がありましたので、妻と妻の友人たちと共に参加させてい
ただきました。参加者は92人で、大型の貸切バス2台でした。
往路の山形自動車道古関(ふるせき)PAでトイレ休憩したとき、バス
の冷却水が漏れているのに気づいたとかで、結局1時間40分ほど遅れて
しまって、スケジュール通りの見学ができませんでした。また、一番
期待していた藤沢周平や明治の文豪・高山樗牛などを紹介する郷土人
物資料館「大宝館」の前で記念撮影までしながら、内部を見ることが
できませんでした。(ガイドのいうままに致道館を見学したため)
平泉町のヤブラン(藪蘭)の花 2006年9月2日
2006年9/2(土)、平泉町の無量光院跡に行ったとき、近くの花壇で
「ヤブラン(藪蘭)」の花が咲いていました。
奥州市衣川区のヤブラン(藪蘭)の黒紫色のタネ
2005年11月12日
11月12日、衣川村の民家の庭に10m以上も続けてヤブラン(藪蘭)
が植えられているのを見かけました。どの株も黒紫色の光沢のある
タネを多数つけていました。
画像は、淡紫色の小さな花が長い穂になってついた後に実ったタネ。
庭や公園によく植えられている。
ヤブラン(藪蘭)ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属
Liriope platyphylla
林の下などに生える耐寒性の常緑多年草。丈夫でよく茂るので
花壇の縁取りや公園のグランドカバーなどによく利用される。
葉は根生し、長さ30~50cm、幅約1cmの線形で、表面は光沢があ
る。7~10月、葉の間から高さ30~50cmの花茎がのび、花茎の中
間から上に小さな花を多数つける。花びらは6枚で、花は淡紫色
で3~5個ずつまとまってつく。黄色い花粉のついた雄しべが6本
と雌しべが1本とが花の中にある。
その園芸品種に、葉に白と黄色の条斑(すじ状の斑)が入る
「フイリヤブラン(斑入藪蘭)」がある。いずれも強健な性質
で乾燥にも強く、一度植えつければ、何もしなくても常緑が楽
しめる。春に古葉を刈りとると、新芽の美しさが引き立つ。
花後に緑色球ができ、やがて黒色球になる。これは実(果実)
ではなくタネ(種子)だという。ヤブラン属では、実にならな
いで、タネになるのである。タネは直径6~7mmの球形で、黒く
て光沢がある。
分布:本州、四国、九州、沖縄、台湾、中国
今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
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