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peaの植物図鑑

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の赤い実

一関市城内のヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の赤い実
 2008年1月11日



2008年1月11日(金)、釣山公園に行くために一関市城内地区を歩いて
いたら真っ赤に熟した実が木に絡みついていました。「ヒヨドリジョウ
ゴ(鵯上戸)」の実だと思います。雪景色の中でとても美しく見えました。




 一関市のヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の赤い実
 2006年10月10日

画像は、真っ赤に熟した、「ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)」の実。
まだ青い実も見える。


2006年10/10(火)、一関市東山町長坂にある東山公民館の隣りの民家
の庭に真っ赤に熟した実をつけた「ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)」があ
りました。





ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)ナス科 ナス属
 Solanum lyratum
日本各地の山野に生えるつる性の多年草。茎や柄に全体に腺毛が多く、
葉柄でほかの木などにからみつく。葉は互生し、長さ3~10cmの卵形。下
部の葉には深い切れ込みがあるが、上部の葉には切れ込みがない。

茎はつる状。枝の先で花柄を分岐して、8~9月、直径約1cmの白い花を
まばらに付ける。白い花びらは深く5裂し、強く反転する。基部はつな
がった合弁花。黄色か黒茶色の雄しべが5本、長い花柱を囲む。

花後に丸く緑色の実(果実)が多数付く。果実は直径約8~10mmで、熟
すと真っ赤になる(10~12月頃)。分布:日本全土

「ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)」の和名は、”この実をヒヨドリ(鵯)
が好んで啄ばむのでついた”ということになっているが、好んで食べる
のを見たことがない。この実は不快な味がするので、鳥にとってもおい
しい実ではないと思われる。

なお、本種は平安時代までは「保呂之(ほろし)」の名前があり、その
後、「豆久美乃以比禰(つぐみのいいね)」ともいわれたとのこと。
江戸時代に「鵯上戸」の名前に定まったという。

仲間に、葉が切れ込み、茎に毛がない「ヤマホロシ」。葉が切れ込まず、
茎に毛がない「マルバノホロシ」「オオマルバノホロシ」がある。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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