2011年8月4日(木)、一関市大東町石倉の国道343号線沿いにある理髪店(すぐ傍を曽慶川が流れている)の花壇に群植されたキバナコスモスが、オレンジ色の花を沢山咲かせていました。写真のものは花色がかなり黄色く写っているものもありますが、実物はアップ画像のようにオレンジ色でした。
キク科 コスモス属 Cosmos:北アメリカ南西部から南アメリカにかけて、26種が分布する一年草または多年草。特にメキシコに約20種がある。属名は「装飾、美しい」の意で花色の美しいことに因む。主としてコスモスC.bipinnatus、キバナコスモスC.sulphureusの2種が栽培されている。ほかにメキシコ原産種にチョコレートコスモスといわれるアトロサングイネウスC.atrosanguineusがある。
キバナコスモス(黄花秋桜) キク科 コスモス属 Cosmos sulphureus
メキシコ原産の非耐寒性一年草。大正初年に渡来。種小名は「硫黄色」の意。草丈は30~100㎝ほどになる。葉は羽状で頭花は半八重咲きで、径4~5㎝ほどで純黄色。わが国では’サンライズ’cv.Sunriseや’サニー・レッド’cv.Sunny Redのような朱赤色の品種、矮性種が育成されている。夏の鉢物、花壇用。栽培:日当たり、排水の良い所であれば容易。タネ播きは4~7月、花壇に直播きもできる。多肥は茎葉が茂り過ぎて倒伏し易くなり、花つきも悪い。花柄摘みをこまめに。やや暑さに強い。花期:夏。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&講談社発行「四季の花色大図鑑」より]