peaの植物図鑑

タイリンミミナグサ(大輪耳菜草)

一関市街地のタイリンミミナグサ(大輪耳菜草)
 2007年5月23日




2007年5/23(水)、一関市街地にあるアパートの壁際に
「タイリンミミナグサ(大輪耳菜草)」がさいていました。




タイリンミミナグサ(大輪耳菜草)ナデシコ科 セラスチウム(ミミナグサ)属
Cerastium glandiflorum

本種の学名には別に、C.arvense var.latifoliumとする記載
もある。東ヨーロッパ、コーカサス原産。日本には明治中期
に渡来したという。草丈15~20cmの多年草で地這い性があり、
地に接する部分からよく発根する。

和名は古くにつけられたもので、今日では、学名の「セラス
チウム」のほうが、むしろ通りがよい。直径2~3cmの白花を
つけ、鉢栽培、または庭園によく利用される。花期6~8月。

セラスチウム(ミミナグサ)属 Cerastium は、北半球の温帯
を中心に世界全域に約60種、日本にも6種が海岸から高山地帯に
自生する。草姿はハコベに似て畑地や路傍にもよく見られる。

有毛の1年草または多年草で、草丈は低く、多くはマット状や
芝草状を呈する。花色は白。花壇の縁どりやロックガーデン
あるいはグラウンドカバーとして利用できるものもある。

属名はギリシア語Ceras(角)を意味し、果に角のあること
に由来する。和名は「耳菜草」、英名mouse-earchickweed、
中国名の巻耳属は、耳の形状をネズミの耳に見立てたもの。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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