2017年9月24日(日)、奥州市江刺区の「えさし藤原の郷」の入口付近に植栽されているミヤマ(深
山)ガマズミと思われる樹木が、真っ赤に熟した果実を沢山付けていました。
ミヤマ(深山)ガマズミ スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum wrightii
山地に生え、高さ2~3mになる落葉低木。枝は灰黒色。髄は白色。葉は長さ7~15㎝の広倒卵形または
倒卵状円形。表面は普通無毛で、やや光沢がある。葉柄は長さ1~2㎝。5~6月、本年枝の先に散房花序
を出し、白い花を多数開く。花冠は直径6~8㎜で、先は5裂して広がる。核果は長さ6~9㎜の卵球形で
9~10月に赤く熟す。(ガマズミの実より少し大きい。)分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]