お外にいる頃から ヒノキさんには慎重に接してきた
真性忍び猫のコタツ君ですが
Before


それは お部屋に入ってからも 続いていて
ケージから出しても マリオ君等とは違って
安心してずっと見ていられるんです。
その点ではアホ兄ではないよ すごいよコタツ君

「えっ


「僕 すごいですかね」

それは単に 戦うのが怖いからというだけではなく
耐えて忍んで逃げて生き抜いてきた コタツ君の知恵だろうから。
お部屋の主のヒノキさんと ちょうどいい距離を保ってます。
うろうろ…

うろうろ…

「あっ隠れ家だ


「ふぅ」

「え?これ姐さんの?


(怒ってる?)

「失敗しちゃった~


うっかりやっちゃっても そーっと去るんです。
沢山の猫を預かって来た中で オス猫では多分ボス猫ぶっち君だけが
ヒノキさんに不用意に近づいて叩かれたりしなかった。
一度も 距離を測り間違えることはなかった。
思い出の1シーン


「ここまでならOKだ


若くて好奇心旺盛なのに それが出来るなんて
まだ一度も怒られてないなんて。すごいよ コタツ君

「褒められましたぁ


近づきたい気持ちは あるようなのですが(笑)
ヒノキさんのお手々が上がりかけると するりと逃げる。
どこでも上手に暮らせるコツがつかめてます

いつか いいおうちが見つかるまでは ここにいていいんだよ。
もう隠れて忍ばなくても いいんだよ~。
看守いるけど



何考えてるのかなー


「ー(ほぼ 無心)ー」

※コタツ君は12月13日に里親宅へいきました



