よく晴れて初夏を思わせる陽気の日。
満開宣言の出た桜を観るために、お花見散歩に行ってきました*
とは言っても、お目当ての場所は我が家から徒歩数分。
カメラ片手に家族とお喋りしながら、ぶらぶらと。
そこは知る人ぞ知る桜の名所で、住宅街という場所柄あまり公になることのない場所です。
大通りに出るまでの縦横数本の道すべてにソメイヨシノが植えられていて、
この季節には上の写真のような薄桃色のトンネルができます。
いつもは近隣住民だけが通るこの静かな道も、春と秋だけはそぞろ歩くひとで賑わって。
時速20キロ以下で花見をしながら通る車も多くて、普段家路を急いでいるどきなど
ちょっと迷惑なのですが、気持ちはわかるので苦笑い。
邸宅が立ち並ぶ場所ならではの、庭木と桜の共演も密かな楽しみ。
これはミモザの巨木が背後にあります。
今年はミモザが盛りを終えていた上に、手前の桜が老化で多くの枝を落とし、
いつものような息を呑むほど美しい風景は見られませんでした。
散歩終盤、お参りに立ち寄った神社には誰もおらず、とても静か。
数本の桜が混ざる雑木林を抜ける風はとても冷たくて、しばらく涼んでから帰りました。
この散歩の翌日から、連日の雨。
気温が高いことも相まって、今は薄桃色の絨毯に。
ちょっと残念。
もう少し見ていたかったな。
