parismaris's days*

涼しさ満点、アッパッパ (ランダムドット@小紋工房)

暑すぎる日が続いています。

さすがに最高気温が40度を超えることはなくなりましたが、それでも連日37度超。
この暑さに対抗する私の気力と体力のゲージは、既にほぼゼロです…


そんな酷暑をしのぐために、清涼着を縫いました。




いわゆる『アッパッパ』、真夏の室内着です。


夏の毎日に、私は三度の着替えをします。

一度目は、朝の水やり&庭仕事のための服。

樹木と下草の多い庭なので、気温が上がり切る前の早朝にはまだ蚊も多く、虫刺されと日焼けを防ぐためにも長袖長ズボンは必須。(合わせて当然、つばの広い帽子も)

ガーデナーなんて実のところ、まったくもって優雅じゃないわ…と毎度苦く笑いつつ、袖を通します。


二度目は、家事をするための服。
動きやすいTシャツと長めのハーフパンツが中心の、室内肉体労働スタイル。


そして三度目は、くつろぎの清涼服。
その日の『するべきこと』をし終えたあとは、涼しさとリラックス感だけを求めてこれに着替えます。

それはたいてい、ワンピース。
自作のものだったり、安価に買い求めたものだったり。

ラフな造りのものが大半ですが、それでもそれらはあくまでも『ワンピース』で、こんな完全室内着(笑)な『アッパッパ』は初めてです。



*うしろ*

書籍『おしゃれなアッパッパ』(Quoi? Quoi? 著・主婦の友社)より。

パターンは補正なしでそのまま作りましたが、よりきれいに仕上がるよう、縫製方法は一部レシピとは変えてあります。




後ろの首元にはゴムが入っていて、後ろ身頃はいっそうふんわりゆったり*

そのぶん襟元が詰まっているので、ゆるいシルエットながらも胸元を気にしなくていいのが気楽です。


袖付けもボタンもファスナーもない、びっくりするほど原始的な洋服です。

でも涼しい! 叫んじゃうほど涼しい!!(笑)

『究極の筒』とも言える形状ゆえか、小さな躰の動きでも服の中に風が入ってきてはすぐさま抜けて、一般的なワンピースよりも数段は涼しく感じます。


アッパッパ…そのド昭和な名前を笑っちゃっていましたが、これはすごい。




袖ぐりはバイアステープ始末。

レシピで提案されていたのが可愛かったので、私も別布でテープを作って、チラ見えアクセントにしてみました*



ただね…このアッパッパを作るにあたって、恐れていたことがあるんです。

私、躰がタテにもヨコにも大きいから、これを着たらマツ〇・デラックスさんみたいになっちゃうんじゃないかって。

ええ、そりゃもう、ミシンを踏みながらそれだけを危惧してと言っても過言ではありません。


――結果。
ギリギリセーフと言ったところでしょうか。

角度によっては小マツコぐらいには見えるかもしれませんが(いかんせんフレンチスリーブなので、肩の丸みがモロ出ちゃう…)、見苦しさはどうにか回避。
ホッとしました _:(´ཀ`  ):


涼しい室内着をお探しのかた、アッパッパはおすすめです*


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