parismaris's days*

あでやかに咲く 【バラ/芳純】

私のいちばん大切なバラ、『芳純』が咲きました*



この一年の管理が甘かったのか、今夏はあまり枝が増えず、蕾の数もひかえめ。

それでもそれなりに機嫌よくはしているようで、芳純らしい、あでやかで濃い色と香りの花を咲かせてくれました。




芳純は、写真に撮るのがほんとうに難しくて。
この濃厚なサーモンピンクが、肉眼で見たときと同じにはなかなか写せないんです。

また、日が当たるとややオレンジ色が増して見えたりもするので、どう撮ればこのバラの本来の花姿を記録できるのかと、毎回悩みます。




これが日が当たったときの花色。
…ね、かなり印象が違うでしょう?



『香りのバラ』の名を持つ花にふさわしく、バラらしいダマスクが濃く深く香ります。

その香りに憧れて、私は初めて育てるバラにこの芳純を選びました。
強健な品種とはいえ、今から思えば、何の知識も経験も持たぬ身で大それたことをしたなと思います(笑)

新苗で私のもとにやってきて、今年で8年目。
今やこの香りのない人生は考えられないほど、私の庭と心に深く根ざしました。

このままずっと連れ添えるよう、これからも手と心をかけて育てていけたら…と思っています*




※ 少し前から、このブログの『芳純』に関する過去記事へのアクセスが、びっくりするほど増えています。
どうしてかしら。

今またこのバラが見直されているとか?
育てたいと思っておられるかたが増えているとか?

だとしたら…嬉しいな♪


コメント一覧

parismaris
@takan32 takan32さんへ*

まぁ! 芳純の香りを楽しんでくださったのですね*
takan32さんのお好みに合いましたでしょうか。

そうですね、私も芳純の香りは上品だと思います。
甘いダマスク系のわりには濃すぎず、豊かに香った後にはサラッと鼻腔から抜けていく品の良さ。 そこが私は好きです*

私もバラ園に行くと片っ端から花に顔を突っ込んで香りを確認してまわるので、いつも途中から嗅覚がおかしくなってきてしまいます(笑)

そうなんです、バラにはひとつひとつそれを生み出した方や会社があって、それを学ぶのもバラ育ての楽しみのひとつだったりします。
花と香りを楽しまれたあとは、そういった部分に目を向けてバラをご覧になるのも、また面白いかもしれません*
takan32
ぱりまりさんへ、きょう、もう一回、同じバラ園に行ってきました。芳純の香りは上品な甘さがあるような感じでした。他のバラも咲いていたので、匂いを楽しんできました。前回行った時には咲いていなかったバラも咲いていました。芳純には育成者、鈴木省三と書いてありました。他のバラにも品種と育成者の名前が出ていました。
parismaris
@takan32 takan32さんへ*
はじめまして。コメントをありがとうございます*

お近くにバラ園のある公園がおありだなんて、素敵ですね*
私のお気に入りのバラ園は隣の市なので、「ちょいと散歩に…」という距離ではなく、残念ながら今年は訪れることはできなさそうです。

そうなんです!
その資生堂のパルファムが生み出された経緯が綴られた『天声人語』でこのバラの存在とパルファムの香りとを同時に知り、憧れた私がおとなになって育て始めたのが、わが家の芳純です。

世界中で毎年のように新しい品種が生まれ、新しい流行ができるなかで、1981年から今日まで愛され続けている芳純はすごいなと思います。

takan32さんはバラ園の芳純の香りを楽しまれましたか?
もしまだでいらっしゃるならば、次にご覧になられた際にはぜひ一度お顔を近づけてみてくださいね*
takan32
ばりまりさんへ、初めてコメントします。私は5月4日に近くの公園のバラ園で芳純を見ました。きれいなピンク色をしていますね。1986年に資生堂がオードパルファム"芳純"を発売しました。バラの育成家、鈴木省三が送り出したバラ、芳純が選ばれたからだそうですね。
バラは世界中の園芸家の努力の結晶で咲いているんですね。
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