里山のてっぺんに眠る家族に会うために、短距離のドライブをしてきました*

ん~、これぞ秋晴れ、いい天気!
正面に連なるのは、ここから直線距離にして100kmを越える地にある山。
それがこんなにもはっきり見えるだなんて…秋の空気はほんとうに澄んでいるんですね。
こんな景色を眺めつつ、眠る家族たちに手を合わせたあとは。
隣のハイキングコースに場を移して、いつものお楽しみ、里山散策&ミニピクニック*

『山』と名こそつくものの、標高はごく低い林の中はまだ緑ばかりで、「秋の景色を探すにはまだ早かったかなぁ」と語り合いつつ、まったりと散歩。

すると、足元の熊笹の中に見つけた!
色づき始めのテンナンショウの実。(これはたぶんウラシマソウの実)
今でこそこれを見たくて探して歩いたりもしますが、この植物を知ったばかりの頃は、なんとも言えぬこのグロテスクな姿に、林の中で出くわすたびにぎょっとしたものです。

数多の草が絡み合うひどい茂みだった場所が整備されて、歩けるようになっていました。
その散策路の真ん中には、葉を染め始めたばかりの柿の木が。

…え。
この山に柿の木があるだなんて、知らなかった。
柿の葉の紅葉はほんとうにきれいだから、出会えて嬉しい*

日当たりのいい場所に立つモミジは、いい色に。
色濃く染まった姿もきれいだけれど、こうして緑と黄と赤がほのかにグラデーションを描く姿も、また素敵。

そうして散策の合間には、風が吹き渡る木陰で、ランチ。
気になっていた開業したばかりのパン屋さんが、ちょうど自宅から里山への通り道にあたったので立ち寄って、味見がてらにいろんなパンをチョイス。
どれも薄味だったけど、ハーブやスパイスが効果的に使われていて美味でした*

自宅以外での食事は、前回この里山を訪れたとき以来です。
(そのときは同行者のリクエストでコンビニのおにぎりだった・笑)
この感染症がほんとうの下火になるまでは、わが家ではたぶんそれの繰り返し。
『Go To キャンペーン』とは縁のない生活を、淡々とこれからも。